暖かくてすぐ眠くなる部屋(2022/09/24)
名前も年齢も職業もなにも知らない男から定期的に連絡がくるから会っていた。会っているときは楽しいが、一回会うといつ帰れるかわからない。けどまあ楽しいしなあと適当に流されて遊んでいた。
本当に何をしている人なのかも、どんな人かも知らないし、本当の性格も知らなくてちょっと怖いけど、でも無性に依存性が高くて、離れられないみたいな感じだった。
その人の家へ行くと、いつも長方形の部屋に入れられて、ずっとそこにいた。窓はあって、なんか暖かくてすぐ眠くなる部屋。
だけどもう今回で会うのはやめにしようと思っていた。ただ、もう今回で会うのはやめるなどと言ったら殺されるかもなあと思って、黙って帰った。
あとで連絡先ブロックして、連絡きても行かないようにしようと考えていた。
場面変わって推しのイベントの列に並んでいる。朝の早いうちから寒い中を列に並んでいる。気が強そうな人たちが集まって並んでいるのが怖くて、少し離れて並ぶ。暇なので英語を練習しながら待っていると、ふと後ろを見ると推しがいた。
が、なぜか幼馴染の設定になっていて、私は座ってた椅子をのけぞって「ねえあんた英語喋れたよね?」とかなり強い口調で聞く。推しは「えぇ〜?」と困った顔をした。