おしどり隠しの滝。
駐車場から歩き出す、紅葉の絨毯の上を目的の滝に向かって。
この秋、10月27日の記憶。
紅葉の道
横谷観音から遊歩道に入る。奥蓼科の秋、見事な景色を行く。
少し下り分岐を目的の滝方面に向かう。遊歩道となってはいるが急な斜面にあるトラバース路、スリリングな場所もある。
左手山側は八ヶ岳の噴火によるものと思われる巨岩地帯。谷側は長い急斜面が渋川まで一気に落ちる。
周囲の紅葉は素晴らしく写真を撮りながら進む。紅葉の絨毯の上、トラバース路は慎重に進む。
谷に架かる赤い鉄橋を超えると川の流れの音が大きくなる。
目的の滝へ
水の音が近づき斜面を下だる。水の音は大きくなり流れではなく滝の音へ。渋川の岩場を慎重に下り振り向く。
目的の滝、それは「おしどり隠しの滝」。
何段にも流れ落ちる水流、水中の緑、周囲の紅葉も相なり美しいの一言。
四季を通して美しい滝、秋のこの時期、輝きを増すおしどり隠しの滝。
渋川の流れ
流れる清流は強酸性、魚も住めないといわれる渋川の流れ。滝も美しいが水中の苔がまた素晴らしい。
強酸性を好む苔の名はチャツボミゴケ。
水中を緑に染めその上を流れ落ちる滝の白と秋色の風景。
いつまでも見ていたい絶景。
おしどり隠しの滝。
完
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