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晩秋の絨毯。



渓谷から登山道へ

知られざる渓谷、杜鵑峡を歩く。
杜鵑峡、地元の人以外あまりしられていない隠れた名渓。蓼科山、北横岳から流れる滝の湯川の美しい水流を楽しむ。

杜鵑峡(とけんきょう)
美しい水流

遊歩道は渓谷を離れ急斜面を登っていく。遊歩道となってはいるが短いながらなかなかの急斜面、登山道である。
あまり人の歩かない道、途中けもの道にはいってしまい引き返す、そんな感じの遊歩道。

渓谷から山へ

美しき晩秋の絨毯

東屋(あずまや)を過ぎもうひと登りすると平原に出る。
この平原、落ち葉のなんと美しい事か。
紅葉の落ち葉を秋色の絨毯と表現するのならばこの12月の落ち葉の美しさは晩秋の絨毯と呼ぶべきか。
前者がカラフルならば後者はシック。
前者が鮮やかな美しさならば後者は渋みの美しさ。

足元に分厚く降り積もった晩秋の葉、歩くのが忍びないほどの美しき絨毯。

晩秋の絨毯


その上を歩いてみる。長い年月をかけ落ち葉の作ったクッション、その上に積もった新しい落ち葉。
柔らかい。うれしくなるほどの感触。


下山

遊歩道はやがて下りとなり柔らかい道をゴールまで歩いて行く。
杜鵑峡遊歩道、それは晩秋の似合う素敵な場所。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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北八ツ@彷徨人
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