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#264 私の夫



おはようございます ゆーずきです
今日もお疲れ様です


夫のお話は何度かしました
今年42年目となります
上には上がいるもので
年始の集まりでお会いしたご夫婦は50年、60年を迎える先輩ご夫婦がおられました
それぞれ形は違いますが寄り添いお互い信頼の上での今となっているのだろうと
思わせていただいたものです


私たちは見合い結婚
なかなかお相手のこともわからずに流れに任せての始まりであったので
最初からうまく行くわけでもありませんでした

時間をかけてゆっくりと育み
今に至るのです


子どもが産まれて働き盛りの夫は当然家にいる時間も短く
子育てはほぼひとりでしたのです

その時に思ったこと
それは夫を出世させるには何をすれば良いか
ということでした

同じように働いて同じようなことをしても取り上げられる人とそうでない人
いったい何が違うのだろう
出世すれば当然それなりにお金も増えていきます
会社が大きくなればそれに伴うものも大きくなると思いました


とにかく家で夫を褒めることを徹底しました
最初は恥ずかしがっていましたが慣れるのです


私は私の両親を手本にしました
母は父をたてていました そういう時代でもあったと思います

ちょっと下世話ですが毎日夫婦でお風呂に入っていました

子どもの時からそれを見ていたのでそういうものだと思っていたし
私もなんの抵抗もなく夫婦は一緒にお風呂に入るものだと思っていました
子育て中も、ある程度子どもたちがそれぞれで入るようになっても


裸の付き合いという言葉がありますが
お風呂に入る時間は意外と普段話せない話ができるものなのです

お風呂に出てからは髪を乾かし爪を切る
朝は靴下を履かせる
色々しました


私が目を患うまでは続いたのです


お陰様で夫は出世しました
偉そうにすることもなく私を労りとても優しい、そして仕事に厳しく会社を大きくしました


ある程度のところで部下であった人に譲り今はのんびり仕事に励んでいます


そんな夫は今ではなんでもできる人となりました
家事も一通り


今回私がいない時も毎日ご飯を作り洗濯も掃除もする
なので私が退院した後も全部してくれました


目のことなので感染が一番怖く 髪を洗うのがひとりではできない時
ずっと髪を洗ってくれました
どこに行くのも手を繋ぎ足の爪も切ってくれます


私がやっていたこと
今は夫が私のためにしてくれています


最初は夫を出世させるために形からでしたが
いつのまにかそこには愛情が溢れるようになりました


心は必ず相手に伝わると思います


お互いを慈しみ
信頼して生活できるという安心感


この人と結婚して本当に良かったと以前にも増して思います
感謝ですね


今日も素敵な1日を〜♬


1月12日 日曜日

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