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鼻歌ストックのコツ
あらすじ
普段から閃いたアイデアは必ず保存する、そうする事でスランプだろうが、気が乗らないなどのアクシデントを回避出来ます。
以前は全く思いついたフレーズを保存せずに何とかなるだろうと面倒くさがっていた。(笑)その結果、いざDAWを立ち上げピアノロールに打ち込もうとしたら、アイデアが思い浮かばずよく絶望していました…(これめっちゃ辛いんだよなぁ…)
そんなしくじりから何とか脱出すべく、近頃はちゃんと思いついたフレーズは保存しようと決意しました。
ボイスメモじゃなくてGarageBandアプリで録る
さて、思いついたフレーズを保存するのはとても簡単ですが、保存する時のちょっとした工夫も大事です。
例えば歌物のアイデアだったら鼻歌とかをボイスメモなどで保存するかと思いますが、しかし良いフレーズが思いつき録音して、いざ聴き直すと、めちゃくちゃな音程やテンポになってしまい全く使えない素材になってしまいがちです。
絶対音感の方や経験豊富なボーカリストの方ならおそらく問題ないと思いますが、そうでないのであれば、ちゃんとテンポや音程をしっかりした状態で保存する必要があります。
そんな時、iPhone やiPadにあるGarageBandに記録する事により、テンポや音程を意識してフレーズを残すことができます。
GarageBandの他にcubasisやいろんなiOS用のDAWアプリを使うのもありです。
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(テンポを決めとく)
まずリズムに合わせて、フレーズを歌う事によりメロディーの骨格をしっかりすることを意識します。アップテンポであれば180bpm、バラードであれば100bpmから80など…ここは作りたい曲調に合わせて調整します。
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(コードは必ずつける)
メロディーが思いついたら、ピアノロールでコードを肉付けします。ここは少し音感と音楽理論の知識が必要になってきます。自分が歌ったメロディーが何のキーで、コードの第何音から初まっているのかを瞬時に分析していきます。
急にメロディーが降ってきた場合などはこの方法を使います。
しかし初めは難しいと思うので、あらかじめコード進行を打ち込み、それに沿って歌を録音すると効率的です。
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(保存したフレーズを聴き直して良いメロディーをピックアップ)
ある程度フレーズが溜まってきたら、選定作業をします。良いと思った物に印をつけて後は捨てるか、少し編集して置いておくようにしています。
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オーディオで書き出しMacに転送
ここでポイントなのですが、Macの場合GarageBandのプロジェクトデータで転送し、Logicファイルに変換する事も出来ますが、もしiOS のGarageBandが最新版だったりして双方の互角性がないとプロジェクトに不具合が生じたりしてデータが開けなかったりするので、全てオーディオにして保存することにしています。Logicだけじゃなく別のDAWで制作するの際もあるので、柔軟に考えるとオーディオデータが便利です。
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その後オーディオデータで保存し、いざ作りたい曲の方向性が決まったらストックしたフレーズを取り出して、オーディオデータに沿ってピアノロールで再現していくという流れです。
まとめ
今回はあくまで、私個人で考えたフレーズのストック方法を紹介しました。
ポイントは、思いついたアイデアをどう正確に残すのかという点です。
私も普段からコツコツ制作する事がどれだけ大事な事なのか今更ながら気がつきました…
これからも頑張ります!