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まるです。はじめて記事を書きます。よろしくお願いします。
おばちゃんを悲しませた、あのネズミ君事件。ボクとしては当然のことをしたわけで、おばちゃんに褒められると思っていたのに‥‥ションボリ。おばちゃん、しばらく口をきいてくれなかったんだ。
ところがね、なんで今回ボクが記事を書くことになったのかというと、またネズミ君事件が勃発したからなんです。おばちゃんが言うには、あのネズミ君の親戚筋がボクの畑からカボチャの種や栗の皮を掘り起こして、居間の出窓の下のブロックで囲んだ物置に"ネズミニュータウン”を作っていたらしいのです。これにはさすがに動物好きのおばちゃんもヒステリーマックス。そこに置いてあった、家を建てたとき余った瓦数十枚をずらしたり、お兄ちゃんの草スキー、ポリバケツ、プラスチックごみ袋なんかをひっぱり出してホウキやチリトリを振り回し、ただいま大奮闘中。
やりだしたら、おばちゃん、徹底的にやらないと気が済まない。頭にターバンなんか捲いちゃって。このスタイルになると、ボクもおじちゃんも絶対におばちゃんに近づきません。
何かに入り込んだときのおばちゃんの怖さ、半端ない。
ところで、ボクがどうしてこんなに言葉を知ってて文字が書けるのか不思議でしょう?
「門前の小僧習わぬ経を読む」です。おばちゃんはいつも原稿を書いていますから、ボクはそばで見ていて覚えちゃったんです。だけどね、普段はおばちゃん、とっても難しい言葉を使って文章を書きますから、ときどきボクもチンプンカンプンになります。
あっ、しまった。仕事しなきゃ。ネズミ君の親戚筋を捕まえなきゃ。
さよなら、またね。
まる