「珈琲は生鮮食品だ!」私といりたて珈琲との出会い
わたしにとっての珈琲は、珈琲豆は焙煎したものを買ってくるもの。
気に入った珈琲豆屋さんのものを数か月分まとめて購入し、
冷凍庫で保存して3~4か月かけて少しずつ飲むのが日常でした。
買いたては豆の香りも香ばしくしあわせな香り。
ハンドドリップするとき珈琲豆がふっくらとふくらんでくる。
いれたては美味しい。
でも、購入後1か月も経てばハンドドリップする時の豆のふくらみはなく
お湯を注いでもなんの反応もありません。
飲んでもいれたてなのに美味しいのかもわかりません。
そんな珈琲を私は長年毎日毎日楽しみだと思って飲んできました。
そんな珈琲生活を送っていたある日、
私は「いりたて珈琲」に出会いました。
いりたて珈琲は「いりたて名人」という炮烙鍋のような、ちいさな手のひらサイズの鍋に珈琲の生豆を入れて焙煎して一杯の珈琲をいれます。
目の前で初めて「いりたて名人」で焙煎する様子をみせてもらい、私の中には衝撃がはしりました。
まず「豆」
私にとっての珈琲豆は焙煎された茶色いような黒っぽい豆。
でも本当の珈琲豆はうっすら緑色。
「コーヒーノキ」をいう植物から採れる「コーヒーチェリー」の種だそうです。
そして「音」
パチパチパチ
ポンポンポン。
いりたて名人で珈琲豆を焙煎する時は、
まるでポップコーンを作る時の様な音がします。
緑色だった生豆が火でいられることでだんだんと薄茶色になり
豆がはじけ私の知っている焙煎した珈琲豆になりました。
最後に「味」
はじめて飲んだ「いりたて珈琲」は
正直、水のような何か足りないような印象を持ちました。
けれども今まで私が珈琲だと思って飲んできた市販の珈琲と比べて飲んでみると違いは一目?一口瞭然!
同じものとは思えない味の違いに驚きました。
そして何よりこんなに手軽で
飲みたいときにすぐに生豆から焙煎して
こんなに美味しい珈琲が飲めるなんて驚きの連続でした。
見た目や味だけではなく
「珈琲は生鮮食品だ!」とまでいう。
これはこのままあの珈琲美味しかったなぁと通り過ぎる訳にはいかない
大切なことが秘められているんじゃないか?
私はすごいものを見つけてしまったのではないか?と思いました。
そして家に帰ってすぐに家庭焙煎器「いりたて名人」を手に入れて、
私は「いりたて珈琲」の門をたたくことにきめました。
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