甘パチの考察 沖縄5withアイマリンその4
2番目の台の考察
今回は2番目の台の30回分の大当たりについて考察してみます。
この台はアイマリンの島で見た時に、「出てない感」を一番感じた台です。
さて、どんな考察結果になるでしょうか?
楽しみです。
もう一度、30回分の当たりを掲載します
1.IN/OUT玉数
まずIN数、OUT数を計算し、差玉及び出玉率を求めました。
下記の表に記載します。
初当たり30回でのIN数は42028個でOUT数は31350個です。
IN数とOUT数の算出も前回述べていますので省略します。
差玉数は-10678個になります。
つまり42000個入れて出たのが31000個です。
ストレートに4万発ハマって一気に3万発出たら「出た感」「戻した感」感じますが、このような入れ方や出方だと4万個入れたり、3万個出たりしても、入れた感や出た感は全く無いですね。
出玉率は75%になります。
実際の出玉率は前回も述べているように、この値から更に5~10%程度小さいと推測しています。
2.IN/OUT玉数の推移
30回分の初当たりの結果だけでは、途中経過がよく分かりません。
差玉数の変化をグラフにして見てみます。
最初に目が留まるのは27,28回目の大きなハマりです。
それまでもマイナス基調ですが、一気に落ちてます。
最初のハマり(446回転)で単発だと、「次は当たり早く連チャンするだろう」と追って行くと100回転回しても当たらず、止めようと思いつつも止められず、回し続ける。
または次の人が「今度は当たり早いだろう」と追っていく。
そんな光景が目に浮かびます。
「止めればよいのに」
と言っても、パチンカーは止められないんだよね。
3.当たった回転数
どんな回転数で当たったのか?
前回と同様に回転数範囲毎の当たり回数を調べました。
平均は100回転で、マシンスペックの1/99.9と同じです。
回転数範囲毎に調べてみます。
0~50回転での当たりの割合は37%で理論値の40%と同じと言っても良いかな。
51~100回転での当たりの割合は33%で理論値の24%より約10%高いです。
両者をまとめた0~100回転での当たりの割合は70%で理論値の63%より少し高いですが、誤差範囲といえるでしょう。
他の回転域での当たりの割合も理論値に近く、回転数毎の当たる割合を見ると、マシンスペックから算出した理論値に近い台と言えます。
4.連チャン数
次にどのくらいの連チャン性なのか調べてみます。
平均の連チャン数は1.9連で、平均2連と同じと言ってよいかな。
しかし単発の割合は60%と理論値39%より約20%多く、単発が多いと言えます。
2連チャンの割合は理論値の半分以下と少なく、5,6連チャンのどちらかでも1つくらいあっても良さそうです。
連チャン性を調べた結果、単発が多いですが、連チャン性は平均に近いと言う意外な結果になりました。
5.当たった回転数の推移
当たった順番に回転数を表示してみます。
目を引くのは16回から24回までの低回転域での大当たりの連続で、22回目は100回転ぐらいで当たってますが、それ以外は約50回転以下で当たっています。
このような現象が他のパチ台でも見られ、個人的には潜伏確変と思っていますが、また言及したいと思います。
それと27,28回の大ハマりの連続です。
それ以外は当たった回転数は周期的に変動している様子です。
6.連チャン数の推移
最初の7連チャン以降は、4連が最高で連チャンしません。
単発の3連続が2回、4連続が1回
と単発の連も目立ちます。
6.当たった回転数と連チャン数の関係
ハマり時は連チャンせず、低回転ほど連チャンしてるようです。
70回転以下の単発当たりが目立ちます。
もうちょっと母数を増やさないとなんとも言えませんね。
まとめ
台のスペックより若干出てないようですが、ほぼほぼメーカーの思惑に近い性能のような気がします。
店が儲ける機械って感じで、こんな台は要注意ですな。
次回は3台目の台ですが、店が違います。
これは絵に描いたような典型的な挙動を示します。