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戦争について考える。

今日はこの話題でいきたいと思います。

最近卓球女子の早田ひな選手の「鹿児島の特攻資料館に行きたい」発言が注目されていましたね。私、この方素直に凄いなって思いました。まだお若いのに、オリンピックから帰ってきて公でのこの発言。パリに行っている間に何か考えさせられることがあったのかもと思いました。

私、かれこれ3回?くらい知覧の特攻資料館に行ったことがあります。広島呉の回天資料館にも1回。中は特攻で戦死された方の写真とその方たちが残した、家族や大事な人にあてた手紙や遺品等がたくさん展示されています。

特攻した皆さん、早田さんと同じくらいもしくは若い方たちばかりです。したためた手紙には、家族や大事な人への想いがあふれているもの、「日本万歳、天皇万歳、敵艦轟沈」と力強く書かれているもの。展示されているものは戦争を是とするものばかり。

けど、けど、特攻したい人ばかりだったわけではないと思うんです。「嫌だ、行きたくない」なんて書けば検閲で絶対に通らないでしょう。そんなことは書けないけれど、せめて家族への感謝をこの手紙で伝えたい・・・そんな方たちの気持ちも考えると胸が張り裂けそうになります。

毎度毎度涙ボロボロで帰るのですが、今、私たちが生きていることの有難さをどんな場所よりも体感することが出来るところと思います。

「戦争をしてはいけない」って言われても、体験してない側からみればボヤっとしかイメージ出来ないです、自分も含めて。こういうところで見て平和を祈ること、若い人たちには特に行ってほしいなぁって思います。

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