
清水寺の院の裏に…
先日、京都に行ってまいりました
十数年ぶり、二度目の京都
一度目は修学旅行で
二度目の今回は友人と旅行です♪
何となくですが、
京都の方々はせかせか焦っている人が少なくて
時間がゆっくり流れるような…
落ち着いた気持ちで過ごすことができました
(おかげでバス一本乗り過ごしました笑)
旅の中で清水寺にも行きました

土曜日だったこともあって、はやり人がたくさんいました‼︎
修学旅行中と思われる学生さん達もいて、
班行動で好きな人と同じグループの時はドキドキだったなぁ
とか、
ゆっくり見たい派と急ぎめで回りたい派でちょっと揉めたよなぁ
とか、
懐かしい思い出がよみがえってきました
清水寺といえば、
有名なのはやはり清水の舞台ですよね

眺める景色は絶景で、
たくさんのもみじが青々とした葉をつけていたので
秋になったら紅葉も綺麗なんだろうなぁと思います
そんな清水の舞台(本堂)を抜けると
すぐ隣に院(奥之院)があります
その奥之院の裏にあるぬれて観音こそ、今回紹介したいスポット!

小さい観音様でなんとも可愛らしいです
すぐそばに蓮華水盤という水溜めと柄杓があるので
そこから水を持ってきて観音様にかけて差し上げます
清水寺濡れ手観音は奥の院の裏側にある小池の中に祀られ、石の玉垣に囲まれています。濡れ手観音は水垢離(みずごり)の行を本人に代わって行ってくれる観音さまで、北隣にある蓮華水盤から柄杓で水を汲み、濡れ手観音の肩から掛け、心身の清めと所願成就を祈願します。蓮華水盤の水は音羽の滝(おとわのたき)の水源の真上に湧き、金色水(こんじきすい)とも言われています。
引用したガイドには肩から水をかけ…とありましたが、
私は思いきり頭のてっぺんからかけてしまいました^^;
観音様にお水をかけることで、
観音様が我々に代わって水垢離という行を
行ってくれるようですね
ちなみに、水垢離とは…
一般的に水垢離は神仏に祈願する前に水(冷水)を浴びて身を清め、罪や穢れ(けがれ)を洗い落として心身を清浄にすることです。修験道(しゅげんどう)では山岳信仰の影響から水垢離を行うことが多くあります。なお水垢離は水行(すいぎょう)とも言われています。
観音様を通じて水をかけた人自身も身が清められるということのようです
このぬれて観音、院の裏にあることもあってか
全くと言っていいほど人がいませんでした!
私も、「こっちにも何かあるみたいだよ」と友人に声をかけられなければ
見逃していたことでしょう
また、おすすめできる点として挙げたいのが
とっても涼しい!ということ!!
なんと風情のない勧め方(笑)
でも暑くなるこれからにぴったりではないでしょうか!?
水が絶えず流れていて涼しいのもあるのですが
院の裏にあるため、
この場所自体が日陰になっているんです!
そして表と比べると道も細いので気持ち良い風が抜けていきます
ちょっとひと休みに…と言ったら観音様に怒られてしまいそうですが、
人混みに疲れてしまったら院の裏を訪れて
観音様に心を向けてみてはいかがでしょうか?♪