孤独な叫び

音に落としてごまかして
それでも残るチリと灰
消してしまおうとするけれど
消えないタトゥーだ知らねえよ

今、この瞬間がさっ
苦しくなければそれでいい
後先なんて考えず
踊り狂おう今日もさあ
音楽に乗って、ごまかして
落として狂ってまた明日
音に乗せれば気づかない
叫んでいても通り過ぎる
それがほんと心地よくて
音楽に乗った僕の悲鳴
苦しい理由もわからずに
今日も消してしまいたい

何者にもなれないの
深夜の叫びは届かない
吐いては飲み込んでまた吐こうとして
吐けなくてもがきあがく
辛い僕は本を閉じて
僕のかけらを拾ってみる
ばらばらになったぼくのかけら
探しに今日も出かけるの

この悲鳴が届けばいい
特別にさえなれればいい
あんたの悲鳴僕の叫び
おんなじ感情って思わない

特別にああ　なりたい
ああ特別に　なりたい
特別だったらさ　ねえ
僕の言葉見てくれる？
こんな叫びもハグしてよ

誤魔化さないで、無くさないで
僕はここに　ここにいます
同化しないで拾ってマイク
鳴き声でも存在するの
お願いだから拾ってよ
わたしはここに、ここにいる
この音楽をお願いだから
あなたに聴いていてほしい