これからVRchatを始める方・VRchatをされている方へ
~VRchatが引き起こすメリット・デメリット~
1.自己紹介
初めましてゆきおと申します。
私は軽い気持ちでVRchatを6月末に始め、11月には総プレイ時間も1000時間を超えるほど、どっぷりVRchatにハマったユーザーです。
1000時間を超えるほど楽しんでいたその反面で、VRCに沼ったことによって生じた影響を深く痛感しました。(以後VRchatをVRCと略します)
今回、私の経験をもとに本記事を作成していますが、これからVRCを始める方や現在VRCをプレイして悩みを抱えていらっしゃる方にお役に立てれば幸いです。
2.VRCは魔境(ハマりやすい)
結論から申し上げますと、VRchatは、これまで貴方が築いてきた人間関係や生活環境を大きく変化させます。魔境です。また容易に環境が変化しやすいため、特に心が不安定な方や繊細な方、メンタル疾患をおもちの方は注意する必要があります。言い方が酷くなりますが、VRCを始めてメンヘラ(心に問題を抱えている人)になる・なりやすい人もいます。実際に、私もVRCを始めてから内に秘めていた寂しさが爆発し、元々患っていた心の病が悪化しました。
2-1.なぜVRCは魔境なのか(ハマりやすいのか)?
VRCを軽い気持ちで遊んだらハマって抜けられなくなる方をよく見ます。
なぜVRCにハマりやすくなるのかと言いますと、以下のような理由が考えられます。
①X(旧名:Twitter)やInstagramといった言葉だけでコミュニケーションを
行うSNSと違い、実際の肉声を聞くことができるので、容易にコミュニケ
ーションを行うことができる
②VRという仮想現実の空間なので、現実でできないことができる
→アバター改変を通し、自分の理想像やフェチの再現など
③現実に不満がある・現実逃避したい
④疑似的なTS化(いわゆるメ〇墜ち)
その他にも個々によってVRCにハマりやすい・ハマった理由があるかと考えられます。
3.VRCにハマった際の変化の前後
これは個々によって異なるため私が実体験した環境の変化です。
以前
・リア友と遊びに行ったり、土日祝日にゲームする
・生活習慣に乱れがない
・現実世界に充実していた
・自己肯定感が高かった
VRC始めてから
・リア友と遊ばなくなった、絡む機会が少なくなった
・朝までVRCで遊び、昼夜逆転が多くなった
・仮想空間に充実し、更に現実を逃避するようになった
・自己肯定感が下がり、寂しさを埋めるための行動が増えた
また、私がネットで人間関係を築いた経験が少ないのもあり、VRCで知り合った方々・フレンドと人間関係が悪くなったこともありました。
4.結論
このようにVRCにはメリットもあればデメリットもあります。
(※個々によって異なります)
これからVRCを始める・続けていく上で大事だと思うのは「現実と仮想空間を区別しておくこと」です。VRCはあくまでも「ネットの世界」です。
また、VRCでフレンドやお砂糖などで人間関係を構築された方々もいらっしゃると思いますが、それも同じく「ネットという仮想空間で知り合っただけで構築した人間関係」です。人間関係を構築する上でコミュニケーションは必然的ですが、コミュニケーションは言葉と肉声だけではありません。肉眼で相手を捉え、現実で実際に関わることもコミュニケーションの質をより良く促します。目線、つまりアイコンタクトも重要というわけです。
現在、メンタルヘルスで病んでVRCを「始めようかな…」と考えられる方や「VRC最高~!」と楽しんでる方もいらっしゃるかと思います。
これはYouTubeのとある動画を視聴してた際に以下のことが大事だと仰っていました。
結局のところ何が言いたいかと言いますと、VRchatをする上で
「現実を忘れないでください」
現実は避けて通れないものなので辛いかもしれませんが、今を生きていることを実感し、5分でも、一歩でも、少しずつ現実に触れ、未来へと進むことが大事です。
ほどほどにVRCを楽しみましょう!