【入院清話】82:矛盾-⑤友達
友達とはなんだろう? よく大人になると子供のころの様にすぐに友達が出来ないと聞くが、子供もどうやらそうではないらしい そもそも必要なのだろうか
友達って?
友達とは?
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。(出典:デジタル大辞泉)
友達の定義
①尊敬し合える関係
お互いに立場や境遇・職業などが違えど、自分がどれだけ困窮し、相手が大成功をしたとしても、それに僻むことなく、敬愛できる相手
②変な格好を付けなくていい
友達の前では見栄を張ることなく、泣きたいときや弱音を吐きたいときは素直に甘えられる相手
③自分と違う価値観でも許せる
自分と違う価値観を持っていても、決して否定しない。それは他人と関わる上で必要なこと、友人関係では特に大事な要素
④見返りなしに助け合える
相手が困っている時は、お互い出来る範囲で助け合える ただし金銭の貸し借りはしない
これは友達と言うより親友と言う気がする
友達がいるメリット
①喜怒哀楽が共有できる
②孤独を感じない
③損得勘定なく対等でいられる
④話すと悩みが解決出来ることもある
さて以上は友達っていいなぁと思える状態の列挙です
ここで問題です
小学校3年生の不登校の女の子の事例です
ある日学校でスミレちゃんは、友達のよしこちゃんが知らない子と親し気に笑っていました スミレちゃんは次の日から学校に行きたくないと言い出し、5年生まで不登校になりました
ようやく学校へ行けるようになったものの保健室での授業でした 担任の先生は 休み時間によしこちゃんにスミレちゃんに話しかけるようお願いしました
でも、よしこちゃんには新しい友達もいて気が重くて、先生に嫌と言っても聞いてくれないので自分の親に相談しました
こんなことも実際にあるのだそうです
その後どうなったのか気になるところですが、ワタシはスミレちゃんの親が先生や友達に迷惑な時点で専門カウンセラーに相談した方が良いと思いました 最近は我の強い子が多いようです 大人になったら大変です
ワタシの友達経験は小学校でクラス替えがある都度友達が変わりました
1人か2人の少数でしたが、それでも友達と話がしたくて学校が楽しかった
一人がずっと友達って考えたこともなく
友達は自然に出来るものと 今思えばそうゆうものでした
学校では友達がいたほうがいい
なぜか 周りに大勢人がいるから
その中で一人は孤独を感じるから
比較され 比較してしまうから
1人をボッチと呼ばれるから
学校は何でも比較されるから嫌いだ
なぜ学校に行かないとダメなのか
大人になって友達より恋愛を優先しました
ワタシは早く結婚して 子供を授かって 家を買って 仕事頑張って年を取ることが
当時の夢でした
それが自分の幸せの理想形と信じてました で、まっしぐらに突き進み 友達を作らず、今は良かったと思います
家族が友達と同等の存在だから 別に友達は必要ないのです 友達や親戚に都合を合わすなんて価値観はありませんでした
ワタシは孫が幼稚園や学校生活を楽しく過ごして欲しい 今の教育の在り方を早く見直して欲しい これからの未来はどうしたらよいものになるのか
では、また