20240914『STEINS;GATE シリーズ』速報【2011春アニメ~/映画/ゲーム】【タイムトラベラー:岡部倫太郎】
2024年9月15日追加
【コメント】
2024年9月14日投稿
9月12日のyahooニュースに「シュタインズ・ゲート」の記事がありました。
新たな動きって何だろう?西尾維新先生の「物語」シリーズとのコラボの可能性が示唆されてましたが、アニメなら嬉しいです。最近は速報がよくあるのでワクワクです。では、また。
2024年7月8日投稿
また出会いましたー!「サマータイム・レンダ」に次ぐ超難解タイムリープ系アニメ作品。
初回から中盤まで、オタク系の話し方がウザいのですが、我慢して観ていると突然マジSFサスペンス路線に進展してSFファンとしは、好奇心に電撃を受けて、中毒性のある作品です。
この作品で、タイムマシン開発がどれほど危険なものか知ることになります。
タイムマシンが出来ると言った途端、某国極秘スパイ組織が、設計図やPCを奪いに来て争奪戦、世界大戦になりかねない、兵器になる。なので、ハッカーによる想像を絶する情報争奪戦が今も行われているのでしょうね。
タイムマシンの怖さは、少しでも事象が変われば、世界線が増えるか、上書きされるかどちらかになるらしい。
たぶん、UFOは未来から来たタイムマシンの可能性が高い、彼らはただ監視しているだけで、これから先も何もしないはず。歴史が変わることを恐れているから、、、、
それから、よく考えれば「BTF」はハラハラしたけど楽しかった。「ターミネーター」は、ジョンを殺さなくても一体いれば、スカイネットを再現して、大統領に近づいて核ミサイル発射させて、世界各国で暴れれば、人類は詰む気がします。
そんな妄想を楽しめる作品です。
では、また。
【作品情報】
『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)、5pb.の同名ゲームソフトを原作のアニメ作品。
2011年4月から9月までテレビアニメ全24話2013年4月20日に『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』公開
2018年4月から9月まで続編『シュタインズ・ゲート ゼロ』が全24話+SP放送
【あらすじ】
プロローグ
秋葉原を拠点とする小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーを務める大学生の岡部倫太郎は、研究所のメンバー(ラボメン)の橋田至や幼馴染でもある椎名まゆりと共に、日々ヘンテコな発明を繰り返していた。
2010年7月28日、岡部はまゆりと共に向かった講義会場で天才少女の牧瀬紅莉栖と出会うが、ラジ館の8階奥では血溜まりに倒れている紅莉栖を目撃し、そのことを橋田へ携帯メールで報告する。その直後、めまいに襲われた岡部が我に返ると、ラジ館屋上には人工衛星らしきものが墜落しており、周辺は警察によって封鎖されていた。先ほど送信したはずのメールはなぜか1週間前の日付で受信されており、周囲が話すここ最近の出来事と岡部の記憶の間には、齟齬が起こっていた。タイムマシンの発明橋田や紅莉栖の検証の結果、発明品である「電話レンジ(仮)」が、携帯メールを過去へ送るタイムマシンとしての機能を備えていたことが判明する。「Dメール」と名付けたそれを過去に送信するたびに、「世界線の移動」と呼ばれる現象が発生してメールのメッセージ内容に影響を受けた人々の過去が改変されるが、なぜか岡部の記憶だけはそのままであった。岡部たちは電話レンジの改良を進めながら、ラボメンたちを実験台にして試行錯誤を繰り返す。Dメール実験の対象者は変えたい過去をそれぞれ隠し持っており、事実上の過去改変が次々に行われる。しかし、これらの改変は一見ささいなものでも、バタフライ効果の影響で予想外に大規模な影響を周囲にもたらしていた。さらに、橋田と紅莉栖は電話レンジの機能を拡張してSERNのLHCへ接続することにより、人の記憶を過去の自分に届けるタイムリープマシンを完成させる。これが原因で、岡部らはタイムマシンの秘密を狙う本物の秘密組織に、命を狙われることになる。過去改変による惨劇の回避仲間たちの願いが反映された現在の世界線(α世界線)の先には絶望的な未来が待ち構えており、それがラボメンの1人の命運にも関わっているため、何度やり直してもその残酷な結末を変える試みは「世界線の収束」に阻まれてしまう。この結末を変えるためには、世界線を大きく変えて「世界線変動率1%台のβ世界線」を目指さねばならないが、そのためにはすべての過去改変をキャンセルしなければならなかった。やがて岡部は、β世界線へ移動すればまた別の惨劇が起こることを知る。つまり、αでもβでも大切な仲間の1人に悲劇の手が伸びるが、そのどちらかを選択しなければならないのだ。そんな岡部を、紅莉栖は進むべき道へと後押しし、自らが犠牲になることを決断する。紅莉栖のいない世界で絶望する岡部は、思わぬ形で与えられた「本当の未来技術」を用いて、仲間や世界の命運のためにもう一度立ち上がることを決意する。「過去の岡部が観測し、確定した事実は変えられない」という制約条件のもとで、時空間的に絡み合った謎を解きほぐしてβ世界線の未来に待ち受ける第三次世界大戦を回避し、すべての仲間たちを救う方法はあるのだろうか。
スペシャル時期は世界線を巡る戦いから、しばらく経った頃。フェイリスが「雷ネット」の世界大会に招待選手として出場することになり、岡部・ダル・まゆり・るかたちは応援としてアメリカに駆り出される。ロサンゼルスで紅莉栖とフェイリスに合流したラボメンらは機関の追跡を避けるため、遠く離れた荒野のモーテルに宿泊することになる。深夜のモーテルで、岡部は「別の世界線での記憶」が断片的に残っていることについて紅莉栖に問われる。
翌日、雷ネットの世界大会の会場で鈴羽に似た少女を見た岡部は、タクシーで追跡する。少女の正体は雷ネットの出場選手にして、将来ダルと出会って鈴羽の母になるであろう、阿万音由季であった。占いで「7年後に結婚して子供が生まれる」と言われたらしい由季は、岡部と荒野のバーで和やかに会話した末に7年後の再会を約束して別れるが、おっとり刀で飛び出した岡部には手持ちが無く、携帯電話も電池切れということに気づく。
2時間後、荒野のハイウェイを歩き続けた岡部の下に、紅莉栖が駆けつける。夕闇に染まる中、「別の世界線での岡部との記憶」に戸惑う紅莉栖に「どの世界線でも好きだった」と想いを告白し返答を要求する岡部に対し、紅莉栖は岡部を見つめ返して「目を、閉じろ」と告げ幕を閉じる。
劇場版(ストーリー)
シュタインズゲートに到達してから1年後。まゆりも紅莉栖も生存している世界で、岡部は別の世界線では敵だった天王寺や萌郁とも良好な関係を築き、平穏ながらも幸せな日々を満喫していた。そんな中、アメリカの研究所にいた紅莉栖が、仕事を理由として1年ぶりに秋葉原へ帰って来る。久しぶりの再会に喜び合う中、岡部は激しい頭痛に襲われ、次々に脳裏に浮かぶ別の世界線での記憶によって頭をかき乱される。
岡部は、幾多の過去改変とリーディングシュタイナー発動の代償として、R世界線に跳ばされることになる。時間跳躍のもたらす苦悩を知り抜いていた岡部は、過去改変を厳しく禁じていた。しかし、橋田やまゆりですら岡部の存在を忘れ、さらに紅莉栖自身も彼の記憶が薄れてしまった世界線で、紅莉栖は「何かこの世界に足りないもの」を取り戻すため、タイムリープに挑む。
シュタインズ・ゲート ゼロ
紅莉栖のいない世界線β世界線に戻った岡部は、過去に戻り紅莉栖を救う好機を得たものの、世界線の収束という巨大な壁を前にして紅莉栖の救済を諦めてしまった。紅莉栖の死から4か月。岡部は平凡な大学生生活を送り、ラボからも足が遠のいていた。そしてラボでは、未来から来た阿万音鈴羽が過酷な未来を変えるため苦悩していた。レスキネン教授の人工知能に関するセミナーに出席した岡部は、比屋定真帆と知り合う。岡部は紅莉栖の記憶をベースにした人工知能「アマデウス」のテスターとなり、端末を通して紅莉栖と交流する。まゆりの発案によりラボメンのクリスマスパーティが開かれ、真帆も打ち解ける。鈴羽はタイムマシンに一緒に乗せていた少女・椎名かがりが1998年の秋葉原で行方不明になっていることを打ち明け、ラボメンたちに協力を求めるが手掛かりは見つからなかった。ダルは調査のプロであるという桐生萌郁に捜索を依頼する。年末、るかが紅莉栖にそっくりな記憶喪失の少女を連れてくるが、彼女が椎名かがりと判明する。α世界線での邂逅正月、初詣を終えたラボメンはラボでパーティを開く。真帆は一同にアマデウス紅莉栖を紹介するが、突然表示が切断される。そこへ武装集団が押し入り、かがりを連れ出そうとするが、天王寺の助けで難を逃れる。突然アマデウス紅莉栖から助けを求める着信が入る。岡部にリーディングシュタイナーが発動し、世界線が移動。そこには本物の紅莉栖がいたが、まゆりが病死したα世界線だった。紅莉栖は岡部が別の世界線から来たことを察知し、β世界線に帰還させる。かがりの失踪病院のベッドで目覚めた岡部は、真帆の周囲で不審な事件が起こっていることを聞く。真帆はアメリカ帰国が決まり、アマデウス紅莉栖も復旧。真帆は岡部に、紅莉栖の遺品のロック解除できないノートパソコンを持っていると打ち明ける。パソコンに入ったタイムマシン論文の争いが世界を破滅させるパンドラの箱と戦慄する岡部。武装した工作員たちに襲われ絶体絶命となるが、他国の工作員が現れ、銃撃戦でパソコンは破壊される。真帆はアメリカに帰国し、アマデウス紅莉栖のテスターも終わる。かがりはまゆりの口ずさむ歌を聞いて、彼女が自分の「ママ」だったことを思い出す。まゆりに甘えるかがりに鈴羽はいらだち、険悪な雰囲気に。まゆりはかがりを元気づけるパーティを開く。岡部は萌郁の案内で、かがりが捕らえられていたと思しき施設跡を発見する。同じころ、パーティに向かっていたはずのかがりが行方不明になる。かがりの失踪から数か月。夏のある日、鈴羽はラボで黒いライダースーツ姿のかがりに襲撃され、彼女が洗脳されていると確信する。鈴羽とダルはタイムリープマシンを作るため、真帆を来日させる。ダルと真帆は、ひそかに電話レンジ(仮)の修理をするが、これを知った岡部は激怒。過去を変えてはならないと主張する岡部に、真帆はまゆりも紅莉栖も死なず第三次世界大戦も起きない「シュタインズゲート」を探すと説得する。まゆりは自分のために岡部が苦しんでいると知り悩む。レスキネン教授の襲撃鈴羽はタイムマシンの残りの燃料で1年前に戻ると決める。まゆりも岡部のためにタイムマシンに乗り込む。そこへ武装集団が襲撃するが、再びあらわれたかがりが工作員たちと戦う。まゆりを追ってきた岡部にレスキネン教授が真相を明かす。かがりを洗脳したのは2036年のレスキネンで、タイムマシンを奪う遠大な計画だった。鈴羽とまゆりの乗ったタイムマシンは転移の途中でヘリからミサイルで撃墜される。しかし、タイムマシンの残骸は部分的にしか存在せず、二人の遺体も無いという曖昧な状況に陥る。復活、そして過去改変へ岡部はタイムリープで二人を救うと決意。ダルと真帆が作った電話レンジ2号機で過去に飛ぶ。2036年の未来に目覚めるアクシデントを乗り越え、3000回ものタイムリープを繰り返し、ついに鈴羽とまゆりが旅立つ2011年7月7日に戻る。岡部はラボで高笑いをあげ「鳳凰院凶真」として復活。悲劇の回避のためラボメンたちに指示を出すが、タイムマシンがヘリに爆撃される結末を変えられない。岡部たちは過去のダルに「Dライン」を送り、アマデウス紅莉栖を消去させるという苦渋の決断をする。Dラインによる世界線変動の影響でかがりを取り巻く状況の変化もあり、岡部は鈴羽とまゆりのタイムマシンが過去に飛び立つ瞬間の観測に成功する。1年前のラジ館に戻ったまゆりはその場にいた過去の自分に電話をかけ、世界改変をあきらめている鳳凰院凶真を叱咤激励するよう伝える。バッティングを避けるために再度飛び立ったタイムマシンは燃料がなくなり時空を彷徨った果てに、紀元前18000年にまで流れ着く。帰るあてのない鈴羽とまゆりの前に、もう一台のタイムマシンがあらわれる。そこには2025年からタイムマシンの試作機で、二人を迎えに来た不敵な笑みを浮かべる岡部の姿があった。
【登場人物】
岡部 倫太郎 声 - 宮野真守
未来ガジェット研究所のラボメンNo.001にして、ラボの創設者。
本作の主人公にして「線形拘束のフェノグラム」の主人公の一人。
18歳。1991年12月14日生まれ。身長177cm、体重59kg。血液型はA型。
東京電機大学1年生。まゆりや橋田からは「オカリン」と呼ばれている。実家は青果店。ラボの賃貸料・光熱費・材料費などの諸経費は岡部の自己負担であり、7月27日までのチラシ配りのアルバイトで、大学の夏休み期間中は自活可能な額を蓄えている。
岡部の振舞いや口癖は、実際のインターネット上に流布している「食堂の男」と呼ばれる逸話がモチーフとなっている。
厨二病な性格
表面的には重度の厨二病で、狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真(ほうおういん きょうま)の二つ名を名乗る。彼いわく、鳳凰院凶真こそが真名であり、岡部倫太郎のほうは『世を忍ぶ仮の名』である。節度のない厨二的振舞いに加え、空気の読めていない言動も嵩むため交友関係は狭い。特に象徴的な厨二的行動のひとつとして、窮地に追いやられたり、深く感銘を受けた場合に、突然繋がっていない携帯電話を片手に架空の同志とエア通話を始めることがあり、その会話内容から鳳凰院こと岡部は「とある機関に狙われている」設定を持つことがうかがえる。
こうした痛々しい振舞いは、6年前のまゆり絡みの理由から意識的に演じているものであるが、劇中では意識せずとも自然と厨二病的な言動をとれるほどになっている。根は善人でお人好し。不測の事態に対してはあっさり動揺するが、ラボメンの危機には率先して対処する仲間思いな青年である。物語の最初と最後とでは、振舞いは同じでも印象が変化していく人物として描かれている。
趣味嗜好
萌えには興味はなく、アニメは主にロボット物を見ている。体力はなく、少し走っただけですぐ息を切らしてしまう。また、@ちゃんねらーである為、橋田ほどではないが、日常会話に@ちゃんねる用語やネットスラングを織り交ぜることも。
ドクターペッパーの愛飲家で、ラボの冷蔵庫内には、複数常備されている。岡部いわく「選ばれし者の知的飲料」と称され、愛飲する者たちを「ドクトルペッパリアン」と呼んでいる。
紅莉栖ほどではないが、科学的な知識や物理学に堪能である。
劇中での活躍
彼だけがリーディング・シュタイナー(移動前の世界線の記憶を保持する能力)に長けた人物となっており、それを使い世界線の変更に奔走する。劇中のα世界線では後にSERNに対抗するレジスタンスを結成、テロリストとして有名になった後2036年までには死亡している。α世界線への入口となってしまった数々のDメールを取り消すべく奮闘、元のβ世界線へ復帰するがそこでは紅莉栖が死亡することが判明。苦悩する岡部に、β世界線における2025年の彼がDメールを使いヒントを提示。まゆりや紅莉栖、そして世界を救うシュタインズ・ゲート世界線への到達を助けた。
『比翼恋理のだーりん』では、厨二病の言動・よれた服装・雑な髪型、無精髭などの要因により普段は誰も気づかなかったが、身だしなみを整えれば実はイケメンであるという設定が明かされた。
ニトロプラスコンプリートに記載の小説では、『CHAOS;HEAD』に登場する蒼井セナと1年前に偶然出会っている。言動があまりにも異常過ぎた為、セナから「これ以上妄想はするな」と忠告された。
【ゼロ】
牧瀬紅莉栖を喪った事で心の変調を来しているが、表層上はそれを隠し、以前の「鳳凰院凶真」時代を「なかったこと」にしたかのような普通の大学生活を送っている。ゼミの教授がテニス部の顧問なので入部した、時折合コンにも出ているので久しぶりに会ったラボメン達にびっくりされてしまった。
厨二病的な行状もすっかり消え、普段の言動や態度は穏やかなものとなり、服装も黒を基調としたフォーマル風のものに変えた。そうした事もあってか、知人友人たちも増えて交友関係が広がり、ゼミの教授たちからの受けも悪くない模様である。
ラボにもほとんど顔を出さなくなって数ヶ月ほど経過した12月のある日、とある事情で大学主催のカンファレンスを手伝う事になり、そこで比屋定真帆と出会い、岡部が紅莉栖と親しかった事を知った事から話が進み、真帆と共に来日していたレスキネン教授が開発中の人工知能プログラム「アマデウス」のテスター(人工知能と対話・交信する人間)となる。アマデウスの声・言動は生前の紅莉栖そのものと言ってよく(少なくとも岡部にはそう感じられた)、 テスターとなって「彼女」と交信することで久々に心の安らぎを得るが、徐々に「彼女」の死を常に突きつけられる苦しみも味わうこととなる。
物語の最終章では、「オペレーション・アークライト」(まゆりの項で詳説)の失敗により、まゆりが再び死の危険に晒されてしまう。これを防ぐため頑なに拒んでいたタイムリープを決行するが、何度かのトライアンドエラーを繰り返した後のリープの際、電話レンジのアクシデントにより誤って未来(2036年)の岡部に意識を移してしまう。