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【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉗大宇宙戦争編

【作戦指令室】
7 人の将軍が会議テーブルに着席していた。
勇作と千夏がサーシャに案内されて席に着いた。
アミダラ「将軍の皆さんにご紹介します、勇者 ユウサク様とチナツ様です」 「二人は、私の前世で父と母でした」
 「そして、神の王ゼウス様より、無敵の能力を授かりし者です」
7 人の将軍「勇作様、千夏様よろしくお願いいたします」
勇作たちは、すんなり受け入れられたらしい。
どれだけ特盛で宣伝したのだろうと勇作はプレッシャーを感じていた。

アミダラ「兄のラークたちが来たわ」
将軍 A「それでは皆さん、出発しましょう」
勇作「その前に、皆さんにフォースを与えます、皆さんは全員ヒーローになれます」 「コックピットに座ったら、戦闘機にフィールドを張って下さい」
 「攻撃の時は、深呼吸して冷静になって下さい、命中率が上がります」
 「操縦の時も深呼吸して冷静になって下さい、恐怖心が無くなります」 「では、武運を祈ります」
戦争は、宇宙空間で戦闘艦隊どうしの攻防戦となる。
どちらかの大将が死亡または負けを宣言したときに相手の勝利が決まる。
7 人の将軍達はそれぞれの大型戦艦に乗り込んだ、アミダラ、サーシャと共に勇作と千夏は同じ大型戦艦に乗り込んだ。

【宇宙空間】
大型の戦艦が 7 隻、その周りを無数の戦闘機が待機していた。
こちらも大型の戦艦 7 隻、戦闘機は無数と同等の戦力に見える。
勇作が敵へ向けてテレパシーを送った。
(私は全宇宙の神より能力を授かったものだ、ラーク、ベルク以外のお前たち全員にヒーローとしての能力を今日だけ与える。我々の仲間になりたければ歓迎する。能力は 毎月更新する。
もし、そちら側に残りたいでも構わない、その時は容赦しない。考える時間は無い、今から能力を送るが、残りたいものには能力は与えない)
次々と戦艦と戦闘機がこちら側に近づき、向きを変えた。
敵の規模は 4 分の 1 になった。
敵の艦隊が一斉に攻撃を仕掛けてきた。
だが、こちら側の戦艦、戦闘機はすべてシールドが効いており敵の攻撃は効果がなかった。
勇作は、敵艦隊に爆裂魔法「エクスプローション」を真っ直ぐ敵に向けて放った。
4 分の 1 の敵は、更に半分減った。
アミダラの兄ラークの焦りが勇作に伝わってきた。
大型戦艦一隻を残し、敵艦隊は姿を消した。
ラーク「くっそ、我々の負けだ」
勇作「ラーク、君はなぜアミダラに協力しない」
ラーク「お前には関係ない」
勇作「君が勝っていたらどうするつもりだったのだ」
ラーク「もちろん私が全宇宙を支配するのだ」
勇作「君が全宇宙を支配出来たら、民は幸せになるのか」
ラーク「そんなこと知るか」
勇作「君の考えは分った、実にくだらない、君に逆らうモノはすべて殺すのか」
ラーク「当たり前だろー」
アミダラ「お兄様、これは最後のお願いです、私に協力して」
ラーク「バカバカしい、これをくらえ」
ラークは、アミダラが乗っている戦艦にミサイルを発射した。
だが、ミサイルは、戦艦のシールドで爆発した。
ラーク「くっ!」
アミダラ「お兄様、さようなら」
アミダラは、ラークの戦艦に向けて爆裂魔法 エクスプローションを放った。
ラークの戦艦は爆破して跡形が無くなっただが、間一髪でラークとベルクは、高速船で爆発から逃れた。
勇作は、ルークが逃げたことは感じていた。
勇作は高速船に乗り込みラークの後を追った。

勇作の高速船は、ラークの船までワープし、真正面に対峙した。
勇作「もう一度だけ聞く、アミダラの力になれ」
ラーク「答えはノーだ」

勇作「残念だ」
ラークの高速船は爆発し、跡形も残らなかった。
勇作「どこの世界でも争いが絶えないな」
 「光が有れば影が出来るように、正義が有れば悪が出来る」
 「人は生い立ちによって価値観や基準に違いがある、それが文化なんだよな」
 「お互い戦争はよくないと理解してるが、受け入れられないこともある、だから争いは絶えない」
 「やはり力で抑えるしかないのか、ならば俺がやるしかないな」
千夏「そーよ、勇作なら出来るよ、みんなが幸せに生きて行く世界を作ろうよ、全宇宙もね」
勇作「メッチャ範囲が広いなぁ、クラクラしてきた」
千夏「まあまあ帰って温泉に入ろう、で美味しもの食べようね」
勇作「うん、そうしよう」

「あっ、ゆうか、地球を元の自然豊かで生命が幸せに暮らす世界に戻して、また一緒に暮らさないか」

ゆうか「うん、それいいね、賛成」
千夏「またゆうかと暮らせるのね、お父さんもたまにはいいこと言うわ」
「えへっ、はっはははー」

       完


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