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【新作小説】『神の国大和』④日本再生編

【大震災】
15時ちょうど、地響きと共に富士山が噴火。
つられるように駿河湾沖を震源とした地震が発生した。更に大阪湾および東京湾沖でも地震が発生した。
南海トラフ巨大地震+関東だ震災+富士山噴火、浅間山と桜島まで噴火した。
日本列島全体が揺れた。東京都心の高層ビルの半分が崩れ、津波が都心の道路を川にした。大阪も同様。四国土佐、淡路島、和歌山は津波で海辺の家屋は殆ど流された。
その頃、天皇陛下は伊勢神宮にいた。聖なる炎の前で儀式の舞を舞っていた。

【奈良東大寺】
大仏の目が赤く光り、大仏が立ち上がった。立ち上がると空を見上げた。
大仏は、光の玉となって大仏殿の小窓から飛び出した。
奈良のすべての仏像が大仏と同じように、目が輝き光の玉となり、出入り口から飛び出して行った。

【和歌山沖】
無数の光の玉が、和歌山沖上空に集まり、一つの大きな光の玉になり、海に向けて、光の柱が撃ち込まれた。
暫くすると地震と津波が収まった。海に向けた柱が光の玉に収まると、光の玉は無数の細い光が地面を舐めるように照射された。すると、川になっていた海水が無くなり道路が現れ、倒壊したビル、家屋が元に戻り、地割れも元に戻った。何よりも、津波で流された人、倒壊した建物で圧死した人、火災で亡くなったすべての人々が蘇った。
何事もなかったように災害の記憶がすっぽりと無くなっていた。

【三国同盟軍と三国国民】
そして、三国同盟の軍隊は、全員、なぜ自分が日本を侵略したのか、ひどく後悔の念にさいなまれていた。
日本にいる軍隊は、各隊長から自国へ引き返すよう命令が伝わった。しかし、三国現地にいる首脳陣は進撃せよと命令していた。
光の玉は、三国首脳の真上にいた。そして、光の柱が各首脳を貫いた。
各国首脳は頭を撃ち抜かれ大量の血を流しバタバタと床に倒れた。
光は飛び立ち、三国の上空から無数の細い光が注がれ、国民全員が親日となった。

【最後に】
長い1日が何事もなかったように終わった。
翌年、親日となった三国国民が日本で就職を希望して、農業、果樹園、酪農、漁業などあらゆる仕事についた。
そして、外国人の議員が地方から次々と誕生した。
あの二人の刑事は結婚した。お腹には子供がいた。
あの日から、日本は生まれ変わった。日本は古代より多くの神々に護られていた。感謝を忘れてはならない。

          おわり

長文お読みくださりありがとうございました。
私は、神を信じていない、死は無であると信じています。
この作品は、今の日本に対する私のストレスをぶちまけるものです。
高齢者のあおり運転、ブレーキの踏み間違いなど増加傾向。
終わらない戦争、人が何人死ねば終わるのか。ホントに悲しい。
大震災が近いうちに起きると言われているが、政府は場当たり的対応。相変わらず、事後払い。自分たちは、裏金集めてノウノウとまだ議員を続けて報酬を受け取っている。何も誰も信じられない。

今の時代、言いたいことを書いたら誹謗中傷になる。だから空想物語を書いていく。
金、金、金、金など無くなればいい。でも、まだ日本国民は崇高な心を大切にしている人が沢山いるいることで救われていると思います。

では、また。







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