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【入院清話】67:苦手は克服できるか⑤自己中心的な人

と言えばこの人、『梨泰院クラス』チャン・グンウォン/演 - アン・ボヒョン
長家グループ常務取締役 デヒの長男グンスの異母兄 セロイと広津高校同級生
校内暴力とひき逃げ事故の加害者


【はじめに】

自己中は 嫌われの中の核、元凶 いままで取り上げた苦手性格がこの「自己中」の枝葉に過ぎなかった 

1.自己中になる原因

人の性格の土台は、子どもの頃に形成されるといわれています。もともとの気質もありますが、自己中になってしまう原因は、育った環境や周囲の大人たちの態度が関係しているかもしれません。

①厳しくされ過ぎた

幼少期に、親や周囲の大人たちに厳しくしつけられてきた人は、その反動で自己中になる場合があります。

「あれはダメ、これもダメ」と言う親の元で育つと、子どもは「自由にやりたい」という願望を押し殺すことになります。

こうしたタイプの人は、親元を離れてから人が変わったようにわがままにふるまうことがあります。

また、甘えが許されない厳格な家庭において、子どもは「自分は愛されていない」と感じる場合があります。

「無視される」「存在を認められない」ということは精神的に大きなストレスになり、精神崩壊を引き起こす原因になることもあります。

よって、その回避のために「自分をもっと見てほしい!」という強い思いが爆発し、自己中になってしまう場合も。

②甘やかされ過ぎた

幼少期に甘やかされて育った人も自己中になることもあります 両親はもちろん、兄や姉、祖父母などからちやほやされることで、わがままになってしまう 特に、末っ子やひとりっ子の自己中にはこのパターンがみられるようです

自由にされたからこそ相手の心情を理解する教育がされていなかったことが大きな原因として考えられます

2.自己中な人の特徴

①場の空気が読めない

「空気を読む」とは「その場の雰囲気から状況を察すること」を意味します

コミュニケーションの場では、相手との関係性や会話の流れによって自分の発言や態度を変えることが出来ない 発言を控えたほうがよい場面でも、自分の主張を繰り返し、周囲をしらけさせてしまいます

例えば、会話の流れをさえぎって自分の話をする人や、他人のプライベートにズカズカと踏み込んでくる人

本人も自覚がない場合や、わかっていても「どうしたら空気が読めるのかわからない」ということもあるようです

②約束やルールが守れない

他人との約束をないがしろにしたり、決められたルールを平気で破ることもあります。

ひと言でいえば「常識がない人」です。「自分のために、貴重な時間をわざわざ割いてくれている」という相手の事情が理解できないため、遅刻やドタキャンが日常茶飯事になってしまうのです

特に、子どもの頃からわがまま放題で育ってきた人は、「謝れば許される」という軽率な考えを持つ傾向があります。

一方で、他人が約束を破ると、猛烈に相手を責め立てるのも自己中な人によくあるパターンです

他者に束縛されるのは嫌いなのに、相手に自分の考えやルールを押し付けようとするのです

③自覚が無い

自己中な人の多くは、自分が自己中であるという自覚がありません。自分の立場でしか物事が考えられないため、他人に迷惑をかけているとは思っていないのです。常識から外れた行動をしても「社会人として恥ずかしい」という気持ちにはなりません

中には「こうしたほうがいいんじゃない?」「それっておかしいよね」と助言をする友人や上司もいますが、そもそも自己中な人はプライドが高く、自分に都合のいい話しか聞かないことが多いものです。相手の話をはねつけ「自分は間違っていない」という意思を貫くため、周囲はしだいに指摘することをやめてしまいます

3.自己中な人の心理

①自己顕示欲が強い

自己中な人はメンタルが強く、自信にあふれているように見えますが、全員がそうとは限りません。「自己顕示欲の強さ」がその人をそう見せているケースもある

成長の過程で親から否定されて育った子どもは「認めてもらいたい」という強い欲求を持っています

それがしだいに「より多くの人に認めてもらいたい」「みんなに注目されたい」という自己顕示欲に変化していきます。

自己顕示欲が強い人は、自己主張が激しく、人の目につきやすい行動を繰り返す傾向があるため、他人の目には自己中な人に映ってしまうのです。実際は自分を価値ある存在と認められず、心が不安定になっているということもあるのです。

②自尊心が強い

自尊とは「自分を自分で優れていると思い込むこと」です。自尊心がある人は自己肯定感が強く、言動は常に自信に満ちあふれています。自分を否定しながら生きる人が多い世の中で、ある程度の自尊心は必要かもしれません

ただ、自尊心が強すぎると、他人の干渉を一切受け付けず「自分が正しい」の一点張りになってしまうことも。その結果、周囲には「自分の非を認められない頑固者」のレッテルを貼られてしまうのです

また、自尊心が強い人は、自分を愛する気持ちも強く「自己陶酔」に陥りがちです。他者からの称賛ばかりを求め、他人には目もくれないという心理状態は自己中の始まりといえるでしょう。

③他人への興味や関心が薄い

他者への興味が薄い人は、相手と深くかかわる機会がほとんどありません

相手の心情を理解する機会が得られないと、言動はおのずと自分本位になり、集団生活の中では浮いて見えるようになります。他人への興味がない人は、人の話を「つまらない」と感じています

みんなが盛り上がっている最中にスマホを見たり、会話の流れを止めて自分の話をしたりしようとするため、周囲は「この人がいると雰囲気が壊れる」と疎ましく思っているかもしれません

他人の相談事に乗るのも苦手で、「〇〇さんに聞いたほうが詳しいよ」と、それとなく話を流してしまうのも日常茶飯事です

4.自己中との付き合い方

①距離感を保つ

自己中を何度指摘をしてもすぐに直りません そればかりか、プライドや尊厳を傷つけられたと過剰な拒否反応を起こしてきたり、敵視される事も

相手の悪い部分を改善させようと頑張っても、無駄に終わるケースがほとんど 会社の同僚やママ友の中に自己中な人がいた場合、必要最低限の付き合いをし、できるだけ距離を保つといい

挨拶、連絡事項はきちんと伝えるなど、基本的な礼節は守りつつも、プライベートでは2人では会わないと決めておくなど

②おだてる・あしらう
自己中な人と会話をするときは「そうなんですね」「いいですね」など話を聞いていると感じさせるようなあいづちを打ち、肯定的に話を聞き流しましょう

ポイントは相手の話にいちいち反論したり、自分から話題を提供したりしないことです。自己中な人は、おしゃべり好きが多く、自慢話をしたがります 

つまらないような態度を見せるとすぐに機嫌が悪くなり、関係性が悪くなる可能性があります

話を一方的に聞いてもらって満足すれば、相手は何事もなかったようにその場を去っていきます

また、プライドが高い自己中な人に対しては「おだてる」という作戦も有効です。「すごいですね」と褒めていい気分にさせておけば、八つ当たりされる心配がありません。ただし、やりすぎは禁物です

③必要な場合は徹底して詰める

自己中な人とは適度な距離を保つのがベストですが、相手を野放しにしておくと自己中がエスカレートする場合があります。もし、周囲が本当に迷惑している状況であれば、徹底的に相手と戦う覚悟をしましょう

自己中な人は、自分を正当化するのに長けています。「自分は悪くない」の一点張りで、話がなかなか進まないかもしれません。さまざまな言い訳が出てくるのを想定した上で、相手が反論できない状態にまでもっていくのがポイントです

自覚が無い人には「配慮や思いやりが欠けると人に嫌われるよ」とはっきり言ってあげる

5.まとめ

如何でしょうか 簡単に見抜けないステルス迷惑人 学校・会社の集団の中にこのような人がいたらこちらのメンタルにダメージを受けてしまいます 

相手の性格やスキルが見える第六感的能力があれば欲しい が、現実は厳しい

そんなヤツらに関わってしまい、転校や転職して解決する、被害者が精神に傷を負い退職なんて、悔しいし悲しく絶対に間違っている

だから、そんな輩が近寄らない様にするために、学生時代に知識を蓄え、体を鍛え、強い精神力・自信を身に付けることが最善のリスク回避だと思います

このドラマはそうゆうことが言いたいのだと思います  では、また

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