火曜日の夜に。笑顔になれないあなたに問いかけたい子なし36歳のひとりごと。
2泊3日、沖縄へ旅行に行ってました。
頭を空っぽにして、非日常を過ごす時間。
『また来年も来ようね』と終わる旅。
ひんやりと透きとおった北海道の空気を吸い、
帰ってきた我が家の安心感が半端なくホッとしました。
どうも、
ざらめ煎餅のおいしさに目覚めて。です。
人間の体や思考(脳)には、
新しいものを取り入れて古いものは捨てていく、
そんな新陳代謝のような役割が必要になってきます。
(変わらないものがある、というのも素敵なことですが)
いつまでもプンスカしたり、ちょっとしたことでメソメソした時。
答えの出ない問いに悩んでいる時もそう。
子どもがいないことを悔やんだり、今とは違う人生があったんじゃないかなど
頭の中が同じことをぐるぐる巡って渋滞してしまうことは、どなたでも経験があるのではないでしょうか?
子なし36歳のわたしは、2年前まで子どものいない未来に耐えられずに毎日を過ごしていました。泣いていました。それでも毎日じゃなくて、2~3日置きくらいのペースで。
わたしなんて
わたしなんか
どうしてわたしが
を、繰り返していました。
信頼できる家族や友人に話しを聞いてもらうということ。
それが大切なのは、わかるのですが
家族だって友人だって、日々生きています。仕事があり生活があるのです。
まして、周りの友人は妊娠中・子育て中。
かと言って
Xで、子なしのフォロワーさんのつぶやきを見ていても
『いちゃいちゃ』したやりとりが多く、ほっこりとは程遠く。
今はInstagramで、価値観の似ているフォロワーさんを見つけて随分救われています。
今となっては、『面白がって生きればいい』の意味がわかるのですが
渦中にいる時は周りが見えない。
そんなことを、冷静に考えられるようになったのは
35歳を過ぎたくらいだったように思います。
あっちに行って、こっちに行って。
前に進んでは、また元に戻ってを繰り返して。
わたしが見つけた答えは、
どんなに今が辛くても、大丈夫。
だって、今、ふたりで暮らしていて笑顔でいられないのに
子どもが生まれたら笑顔でいられるなんておかしくないですか?
わたしたち夫婦は、『子どもがいないことって不幸なことなの?』といつもふたりで問いかけていました。
『あなたがいてくれて幸せ』
『元気でいてくれることが嬉しい』
『ふたりでいることに意味もある。』
子どものことで頭を悩ませることも、
成長を喜ぶことも、
親の気持ちを知ることもできませんが
本を読めばいたく感動しますし
映画を観れば涙で心を揺さぶられますし
旅をすれば一期一会の出会いが生まれますし
パートでも子どもがいないことで、
話題に入れず疎外感を感じることも全然ありますし
でも、いいんです。
すべてを知ることなんてできないんだから。
そんな諦めと、
自分の生活をよりよくしていくことを諦めない気持ちを
併せ持ちながら
今日もありったけの想いをここで綴らせてもらっています。
お酒も飲んでいないのにね。
※写真は気晴らしに作ったお手製プリン。
栗原はるみさんのレシピを忠実に。
牛乳・甜菜糖・ちょっとだけいい卵を使って。
砂糖は控えめにし過ぎると物足りなくなることを前回学んだので、カラダ想いもほどほどに。
カップを逆さまにして、ぷるんっと器に移し替える瞬間がたまりません。
手の込んだことはできない。無理せず自分を満たしていきましょう♪