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身の丈が合わない理由が「不可抗力」なら、逃げてもいい

もとより「身の丈に合う」という言葉があまり好きではなく、というのも自分の出力を自分で抑えているような、全力を尽くしていないようなニュアンスを感じるからです。なにより、他人から「身の丈に合ってるねw」と嘲笑された時に見下されていると感じてしまうのが大っ嫌いだから!!!!!なにもしないより、不格好でもなにかしら進んでいた方が活力があって楽しそうだし、基本的に身の丈は気にする必要はないと思っています。あとから成長すればいいだけですから。

逃げれば一つ、進めば二つ。

ですが、身の丈に合わない理由が親とか資本とか、そういう「自分じゃどうにもならない不可抗力」が原因なら、逃げてもいいのではないかと思っています。というか現に逃げた。シワシワのTシャツ1枚で、銀座の高級三ツ星レストランに行くべきでない(多分突っぱねられると思うけど)というような事象と、似てはいる。
私は昔、都内の私立中学に通っていました。さすがに私立に通うのはお金持ちのボンボンが多く、周りのほとんどの人は腕時計にG-SHOCKを用いてたり、お小遣いが中一の時点で5000円超えてたり、""格の違い""を感じざるを得ないレベルの人間がうようよしていました。一方で自分はどうだったかというと、腕時計はどこの馬の骨とも分からぬ100均のもの、お小遣いも月500円しかもらえていませんでした。エコロジー!みすぼらしい!おかげで変な貧乏癖が付きました。自分が下で周りには上しかいないし、それを覆すこともできない。話だってついていけないし、欲しいものをねだれば買ってもらえることもないし、身の丈が合わず居心地が悪かったのを覚えていますし、最終的には退学しています。まあ退学したのはこれだけが原因ではないですが。地元の公立中学に戻った時の安心感を思い出すと、今でも不安が少し和らぐような気がする。退学した学校ではあまりよく思われてなかったようで、何百万もの投資を無駄にしてごめんなさいという気持ちだ。

これからも生きている限りは色んな人に会うのでしょうが、そばにいる人は価値観の合う人がいいですね。だから、インターネットに生息するおまいら、ズッ友だよ!

余談。この文章はスマイルプリキュアのOPを何周もループしながら書いたのですが、これめちゃくちゃ良い曲ですね。聴いているだけで、ちょっとづつ前を向こうって思えるすごい曲だし、希望を与える曲に微妙に感じがちな嫌味っぽさが全くない。プリキュアは僕らが思ってるより、ずっとすごいのかもしれない。とりあえずデパプリ全部見ます。


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