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死亡原因別統計の超過死亡の多い項目(2023年1月~9月)

 2024年2月2日〔金〕付けで、厚生労働省の人口動態統計月報(概数)の2022年9月分が公表されました。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html

 このURLの令和5年9月をクリックすると、人口動態統計月報(概数)(2023年9月分)のページが開きます。
 統計表の欄の青文字「統計表一覧」をクリックすると「政府統計の総合窓口 e-Stat」が開きます。

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450011&tstat=000001028897&cycle=1&year=20230&month=23070909&tclass1=000001053058&tclass2=000001053060

 開いた「政府統計の総合窓口 e-Stat」の表一覧から表番号9-13「(保管第6表)死亡数、死因(死因簡単分類)・性・年齢(5歳階級・小学生-中学生再掲)別」のCSVファイルを求めることが出来ます。


1.135死因別の表とグラフ

 この統計の死亡数を2016年1月~2023年9月までをエクセルで集計し、表とグラフで比較して見ました。

 下のEXCEL表をパソコンにダウンロードすると大分類・中分類・小分類毎の135死因別の表とグラフが確認出来ます。 

集計は「全年齢合計」と「65歳未満合計」、「65歳以上合計」の3つの死因別集計を比較しました。

 亡くなる割合は当然、高齢者が多いため、全体の死者うち9割は65歳以上の高齢者です。
 65歳以上の高齢者は65歳未満に比べ死者数が多いことから、前年対比や前年同月対比の比較に於いては変動の幅が65歳未満に比べ少なく、増加または減少の傾向がハッキリみられること、死因別の影響が確認しやすいことから65歳で区切って比較して見ました。

2.年度毎の変動があるため過去5年平均で比較

 過去年との比較において前年度との比較では、前年の変動が大きいと当年と比較した変動幅も大きく影響を受けることになります。
 より傾向を見やすくするため過去5年(2016年~2020年)の平均値と比較する方が、過去5年が平準化されて、当年と比較した変動幅の影響を小さくできます
 2021年以降を過去5年の平均値に含めないのは、2021年4月からコロナワクチンが高齢者に本格的に接種されていることから、この影響を除いた比較を検討するためです。
 従って、2021年から2023年過去5年(2016年~2020年)の平均値と比較して変動の幅や増減を見ました。

 日本は少子高齢化社会になっているため、65歳以上で人口増加傾向65歳未満で人口減少傾向にあり、死者数の単純比較では実態より過小評価や過大評価になります。

図1 住民基本台帳に基づく人口推移(総人口・65歳未満・65歳以上)および増加率

 65歳以上の人口の増加率を計算すると、2021年の65歳以上の人口過去5年(2016年~2020年)平均と比較して3.2%増加しています。
 2022年3.6%増加、2023年3.5%増加で、2023年は前年より0.1%減少しています。

 2022年まで、65歳以上の高齢者では人口が増加しているため、死因別の前年同月対比や前年対比などの過去年との比較では人口増加が考慮されないため、死者数が増加していても、人口増加率を考慮すると死亡率は小さくなります。
 
そのため、その死因の死者数を当該年度の65歳以上の高齢者人口(各年の1月現在の住民基本台帳人口)で除してその割合(%)を計算し、それに1,000,000を掛けて100万人当たりの死者数を計算しました。
 100万人当たりの死者数で年度毎の変動の幅や増減率を求め、その死因がワクチン接種後の2021年~2023年でどのように変動したか比較できるようにしました。 

図2 09207 心不全(65歳以上)による死者数推移

 図2は「09207 心不全(65歳以上)」の死者数とグラフです。
 図の左側(A表)は毎月の死者数折線グラフです。
 この表を基に右側に、心不全(65歳以上)の死者数の「年間合計及び5年平均(2016年~2020年)」(B表)と
「年間合計を65歳以上の高齢者人口で除して100万人当たりの死者数で表示及びその過去5年(2016年~2020年)平均に対する増減割合」(C表
の表を求めています。
 右端のグラフは心不全(65歳以上)の「100万人当たりの年間死者数」(2016年~2023年)の棒グラフになります。

図2C表中「100万人当たりの年間死者数」は人口増加率を考慮する必要がないので、そのまま比較することができます

 C表の「100万人当たりの年間死者数」の横には「前年対比」と「('16~'20年平均)に対する増加割合」を表示しましたので、過去5年(2016年~2020年)平均に対する増加割合は2021年は7.6%の増加、2022年17.5%の大幅な増加になっています。
 また、推計値になりますが、2023年16.8%と大幅な増加になっています。
 「('16~'20年平均)に対する増加割合」は過去5年(2016年~2020年)間で-6.9%から+3.8%の間ですので、2021年の+7.6%、2022年+17.5%2023年+16.8%大幅な増加ということがわかります。

  なお、2023年は公表された月数がまだ9ヶ月と少ないですが、1年分に換算した100万人当たりの年間死者数の推計値で記載しました。
 2023年1月~9月の死者数の合計値を9で除して12を掛けて1年分に換算しています。

 また、C表の「100万人当たりの年間死者数」の表の横に「前年対比」の増加率を掲載していますので、何年に死者の増加が大きく始まったのか参考になります。

 個々の死因別の比較は上記のエクセルファイルをダウンロードしていただければ、公表された「(保管第6表)死亡数及び死亡率(人口10万対)、死因(死因簡単分類)・性・年齢(5歳階級・小学生ー中学生再掲)別」の全ての項目の「全年齢合計」と「65歳未満合計」、「65歳以上合計」の3つの死因別集計の2016年1月~2023年8月までの死亡数の統計とグラフをみることが出来ます

 集計の元になった2016年1月~2023年8月分のデータは、この表題と同様の過去のnote投稿に貼り付けてあります。
 2023年9月分はエクセルファイルを以下に貼り付けます。

3.死因別の100万人当たりの死者数を基に増減一覧表の作成

  このnoteのデータは厚生労働省発表の人口動態統計月報(概数)における月ごとの死因別の死者数を集計して、死者数が増加傾向にあるのか、減少傾向にあるのか死因別にまとめたものです。
 その生数字の表とグラフとともに、死因別の年間合計をその年の総人口(住民基本台帳の1月人口)で除した100万人当たりの死者数を計算しています。

 図3~図7は、この死因別の100万人当たりの死者数を基に過去5年(2014年~2018年)平均に対する2019年から2023年までの増加割合を計算しました。
 なお、2023年の数値発表月分までを1年に換算した推計値です。

 なお一部のデータは統計方法の変更などにより、データが無かったり、他に変更したデータが混ざっていたりするため、過去2年2017年~2018年平均に対する2019年から2023年までの増加割合で求めています。

 この図3~図7の一覧表を作成することで、全ての死因の増減傾向がより判りやすくなると思います。

 以下の図3~図7の表は前出のEXCEL死因別年間比較表(グラフ)9月(2016年~2023年)」の次の見出しのシート「各死因の5年平均に対する増加割合(2023年9月まで)」に表を作成しています。

 この表を見ることで、2019年は過去5年平均と比べ死亡率が10%以上増加した死因が少ないのに比べ、ワクチン接種が始まった2021年から過去5年平均と比べ死亡率が10%以上増加した死因が異常なほど多くなったのがわかります。

図3 100万人あたりの死者数及びその過去5年(2014年~2018年)平均に対する増減率№1
図4 100万人あたりの死者数及びその過去5年(2014年~2018年)平均に対する増減率№2
図5 100万人あたりの死者数及びその過去5年(2014年~2018年)平均に対する増減率№3
図6 100万人あたりの死者数及びその過去5年(2014年~2018年)平均に対する増減率№4
図7 100万人あたりの死者数及びその過去5年(2014年~2018年)平均に対する増減率№5

 下の図8図10は「各死因別の100万人あたりの死者数の過去5年(2014年~2018年)平均に対するその年(2019年~2023年)の 増減率」を示し、2019年から2023年(2023年は予測値)がどのような増減になったか示したものです。
 更に各死因毎に、2019年の増減率と2023年の増減率を比較し、この期間にどのくらい増加、または減少したか比較しています。
 更に増減率だけでは、実際の死者数の数値が判らないので、各死因別の2019年と2022年の死者数実数を示しました

図8 100万人あたりの死者数の過去5年(2014年~2018年)平均に対する 2019年~2023年の増減率、及び2019年・2022年の死者数実数 №1
図9 100万人あたりの死者数の過去5年(2014年~2018年)平均に対する 2019年~2023年の増減率、及び2019年・2022年の死者数実数 №2 
図10 100万人あたりの死者数の過去5年(2014年~2018年)平均に対する 2019年~2023年の増減率、及び2019年・2022年の死者数実数 №3

ワクチン接種後、殆どの死因の死亡率が上昇するのは異常です
 ワクチンが死亡率上昇の原因と考えるのが、常識的な思考の持ち主ではないでしょうか

4.「その他の・・・疾患」の死因の異常な死亡率増加

 この人口動態統計の死因は大項目(千番台)、中項目(百番台)、小項目(一番台)があり、小項目の集計が中項目、中項目の集計が大項目と分かれています。中項目の中には小項目が無いものや、大項目だけのものもあります。
 中項目や小項目の中には難病など、その疾病による死者数が少ない場合、「その他の・・・疾患」による死者として集計されています。
 2021年のワクチン接種からこの「その他の・・・疾患」による死者数が異常に増加しています

「01000  感染症及び寄生虫症」

 大項目の「01000  感染症及び寄生虫症」は過去5年(2016年~2020年)平均死者数に対する増加割合は0.8%とほぼ変動がありませんが、中項目の「01600  その他の感染症及び寄生虫症」は過去5年(2016年~2020年)平均に対する増加割合は20%近く増加しています。

図11 「01000  感染症及び寄生虫症」の死者数推移


図12 「01600  その他の感染症及び寄生虫症」の死者数推移

「10000  呼吸器系の疾患」

 大項目の「10000  呼吸器系の疾患」も過去5年(2016年~2020年)平均死者数に対する増加割合は1.0%とほぼ変動がありませんが、中項目の「10600  その他の呼吸器系の疾患」は死者数の多い小項目「10601誤嚥性肺炎・10602間質性肺疾患」を含みますが、過去5年(2016年~2020年)平均に対する増加割合は30%超えの増加を示しています。

図13 「10000  呼吸器系の疾患」の死者数推移
図14 「10600  その他の呼吸器系の疾患」の死者数推移
図15 「10601誤嚥性肺炎」の死者数推移
図16 「10602間質性肺疾患」の死者数推移

 中項目の「10600  その他の呼吸器系の疾患」に含む小項目の「10603 その他の呼吸器系の疾患」も過去5年(2016年~2020年)平均に対する増加割合は8%と大きくなっています。

図17 「10600  その他の呼吸器系の疾患」の死者数推移

 
大項目の上記死因以外の大部分ワクチン接種が始まった2021年から死者数が増加していますが、その大項目の死因に含まれる「その他の・・・疾患」による死者数が大項目の死因の死亡率より大きく増加しています

「04000  内分泌、栄養及び代謝疾患」

 大項目の死因「04000  内分泌、栄養及び代謝疾患」は中項目の
「04100  糖尿病」
「04200  その他の内分泌、栄養及び代謝疾患」
の合計値になります。

図18 「04100 糖尿病」の死者数推移
図19 「04200 その他の内分泌、栄養及び代謝疾患」の死者数推移

「04200  その他の内分泌、栄養及び代謝疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は25%以上で、「04100  糖尿病」の死者数の増加率15%を上回っています。

「05000  精神及び行動の障害」

 大項目の死因「05000  精神及び行動の障害」も
「05100  血管性及び詳細不明の認知症」
「05200  その他の精神及び行動の障害」
の合計値になります。

図20 「05100  血管性及び詳細不明の認知症」の死者数推移
図21 「05200  その他の精神及び行動の障害」の死者数推移

「05200  その他の精神及び行動の障害」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は35%前後で、「05100  血管性及び詳細不明の認知症」の死者数の増加率20%前後を上回っています。

「06000  神経系の疾患」

 大項目の死因「06000  神経系の疾患」は「06300  パーキンソン病」や「06400 アルツハイマー病」の死者数や増加率が大きいことから、過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は25%程度と大きくなっています。
 中項目の「06500  その他の神経系の疾患」は大項目の死因「06000  神経系の疾患」より過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は小さいものの、20%前後あり増加が著しいのが判ります。

図22 「06000  神経系の疾患」の死者数推移
図23 「06300  パーキンソン病」の死者数推移
図24 「06400 アルツハイマー病」の死者数推移
図25 「06500  その他の神経系の疾患」の死者数推移

 

「09000  循環器系の疾患」

 大項目の死因「09000  循環器系の疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は10%前後です。
 中項目の死因「09500  その他の循環器系の疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は20%前後で大項目より大きくなっています。 

図26 「09000  循環器系の疾患」の死者数推移
図27 「09500  その他の循環器系の疾患」の死者数推移

 「09000  循環器系の疾患」には中項目として「09200 心疾患」「09300 脳血管疾患」があり、それぞれに小項目の「09208 その他の心疾患」と「09304 その他の脳血管疾患」があります。

図28 「09200 心疾患」の死者数推移
図29 「09208 その他の心疾患」

 「09208 その他の心疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は20%以上で、「09200 心疾患」の死者数の増加率15%前後を上回っています。

図30 「09300 脳血管疾患」の死者数推移
図31 「09304 その他の脳血管疾患」の死者数推移

 「09300 脳血管疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合はほぼ変動が無いのに対し、「09304 その他の脳血管疾患」の死者数の増加率は15%前後になっています。

「09000  循環器系の疾患」の中項目に「09100 高血圧性疾患」があり、
「09101  高血圧性心疾患及び心腎疾患」
「09102  その他の高血圧性疾患」
の合計値になります。

図32 「09101  高血圧性心疾患及び心腎疾患」の死者数推移
図33 「09102  その他の高血圧性疾患」

 「09102  その他の高血圧性疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は33%前後で、「09101  高血圧性心疾患及び心腎疾患」の死者数の増加率10%前後を上回っています。

「11000  消化器系の疾患」

 大項目の死因「11000  消化器系の疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は15%前後です。
 中項目の死因「11400  その他の消化器系の疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は20%前後で大項目より大きくなっています。 

図34 「11000  消化器系の疾患」の死者数推移
図35 「11400  その他の消化器系の疾患」の死者数推移

「11000  消化器系の疾患」の中項目に「11300 肝疾患」があり、
「11301 肝硬変(アルコール性を除く)」
「11302  その他の肝疾患」
の合計値になります。

図36 「11301 肝硬変(アルコール性を除く)」の死者数推移
図37 「11302  その他の肝疾患」

 「11302  その他の肝疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は15%前後で、「11301 肝硬変(アルコール性を除く)」の死者数の増加率8%前後を上回っています。

「14000  腎尿路生殖器系の疾患」

 大項目の死因「14000  腎尿路生殖器系の疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は27%前後です。
 中項目の死因「14300  その他の腎尿路生殖器系の疾患」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は50%以上で大項目より大幅に大きくなっています。 

図38 「14000  腎尿路生殖器系の疾患」の死者数推移
図39 「14300  その他の腎尿路生殖器系の疾患」の死者数推移

「03000  血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害」

 大項目の死因「03000  血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害」は中項目の
「03100  貧血」
「03200  その他の血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害」
の合計値になります。

図40 「03100 貧血」の死者数推移
図41 「03200 その他の血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害」の死者数推移

「03100 貧血」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は15%前後です。
 「03200 その他の血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害」の過去5年(2016年~2020年)平均に対する死者数の増加割合は8%前後で、この「その他の項目」だけ死者数の増加割合が少なくなっています。

 「その他の・・・疾患」は発生率の少ない疾病を多く含む死因分類ですが、その死因が一般的な死因より死亡率が上昇しています。
 ワクチン接種後、このような傾向が見られる事から、コロナワクチンが免疫系やホルモン分泌臓器に悪影響を与え、自己免疫疾患などの難病を誘発しているとしか思えません。

 このように死因を個別に見ていくことで、異常な事が起きている事が認識出来るのではないでしょうか。

5.このデータから読み取れるものと危険を察知する考え方

下の絵はKYT(危険予知訓練)の訓練シートです。

図42 危険予知訓練シート

  工場などでは、この絵を見て何が危険か意見を出し合って災害防止に努めます。
 これにより何が危険か、どこが危険か危険を察知し、予知する訓練を行います。
 私たちは政府によってワクチン接種を推奨されていますが、ネット上のワクチンの危険性を訴えている記事超過死亡死因別の死亡推移を分析することによってワクチンの危険性を認識できると思います。

 ワクチン自体の作用メカニズムによる害は、内外の研究者により色々な論文が次々と出されて危険性を訴えています

 超過死亡は状況証拠でワクチン自体の害を証明するものではありませんが、この危険予知訓練のように危険を予知する上では役立つものと思っています
 医師や研究者海外の情報色々な情報を集め総合的に検証し、危険を予知し、自分や家族の命を守っていこうではありませんか

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