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波力発電でグリーンアンモニアを洋上で生産

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 オランダの再エネ企業であるSwitcH2は、スウェーデン企業CorPower Oceanと提携し、波力エネルギーを部分的に利用した産業規模の浮体式グリーンアンモニア生産施設を開発している。

https://corpowerocean.com/switch2-and-corpower-ocean-partner-on-wave-powered-green-ammonia/

 SwitcH2 は、ノルウェーを拠点とする BW Offshore と Dutch Oceans Capital の支援を受けて、実績のある FPSO (浮体式生産貯蔵積出設備) 技術に基づく産業規模のオフショア グリーン水素およびグリーン アンモニア生産ユニットの開発を進めている。

 この構想では、風力や太陽光などの再生可能エネルギーを組み合わせて電気分解装置を動かすが、今後はCorPower Oceanとの提携で、波力エネルギーも取り入れていく。

 SwitcH2のNH3-FPSO ユニットは、ほぼ VLCC (超大型原油タンカー) サイズの新造船を使用して、デッキ上に300MWの電気分解プラントを設置。クリーンアンモニアを生産し、、船内の加圧タンクに一時的に保管。専用のシャトルキャリアで陸上に輸出する。

 クリーンアンモニアの生産能力は年間約30万トン。プロジェクトでは、2029年までにグリーンアンモニアの生産を開始する予定だ。

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