プロセスワールドワイド誌、11月のトップ10プロジェクトを公表
Process Worldwide誌が毎月恒例のトップ10エンジニアリング・プロジェクトの11月分を公表した。
カナダの商業規模CCSプロジェクト、ブラジル初のSAFプロジェクトなど、脱炭素関連のプロジェクトが並んでおり、この分野への投資が活発化していることが一目瞭然となっている。また、脱炭素が西欧だけでなく、南米や中国、さらにインドでも展開されるなど、地域的な拡大も確認できる。
トップ10プロジェクトは以下の通り。
①アルプラ、南アフリカに新たなペットリサイクル工場を開設
②BASF、カナダの商業規模CCSプロジェクトでExterraと提携
③ネステ、アルテラ、テクニップ・エナジーズが化学リサイクルの標準化技術ソリューションを提供
④エボニック、中国で特殊アミン工場の拡張工事を開始
⑤St1製油所、ハネウェルの技術でSAFを生産
⑥Topsoe Technology、ブラジル初のSAFプラントの一つに選定
⑦オミウム、スピラーレ・エナジー、Jncasrがインド初のCO2からグリーンメタノールを製造するプラントを開発
⑧クラリアント、恒力石油化学の硝酸工場にN2O除去触媒を設置
⑨アルセロールミッタル・ポーランド、リンデ・ガス・ポーランドと提携し新たな水素プラントを開発
⑩イネオスとGNFCが世界規模の酢酸工場を新開発