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自己流会話術(対男のみ)
夫に「私は長年オカ板や洒落怖を読み漁ってきた経験から恐怖には3種類あると思ってるんだよね」と持論展開をしたら、「そういうのnoteで書いてみれば?(私)のそういう話読んでみたいもんなあ」とまじまじ勧められました。
実際に書いているのは風俗、セフレ、映画の話ばかりで本当に申し開きもありません。
多分「持論を展開する」ということが趣味であり、ストレス発散でもあるのですが、さほど親しくない間柄で展開される恐怖の類型理論はそれこそが恐怖でしょう。勃つものも勃たなくなりそうです。
自分の知識を自分で確認する作業が「持論を展開する」なのですが、これに似た作業が対面者とのコミュニケーションです。
専業風俗嬢と男漁りを同時並行していた時に獲得したコミュ力のせいで、9割の男は初対面で私に好意的になります。
(女とは仲良くなる意志がないのでこの話には絡みません)
好意的にならない1割の男は、私が「こいつに好かれてはいけない」と判断した時の対応ゆえです。
・大袈裟に言う
「〇〇って××だよね」と言うだけで済むことを
「思ったんだけど、〇〇ってあるじゃん。あれ実は××なんじゃない?」くらい拡げて言います。主に若い男向け。
ただ会話の時間を長引かせたいだけなのですが、400字詰め原稿用紙をどうにか埋めたい時と同じ機転を利かすと、「何だか自分にだけ本音をさらけ出してくれているよう」な気になります。
・少しだけ知っている
例「ワイルドスピードって観たことある?」
と訊かれて「ない」ではなく「ジェイソン・ステイサムの?」と答えます。
「観たことある?」
「ない」
↑
比較
↓
「観たことある?」
「ジェイソン・ステイサムの?」
「そうそう。知ってる?」
「観たことはないなあ」
とりあえず1ターン会話が延びます。
知らない話題が「知らない」で途切れないように、日頃から色々なことを覚えておけるのが私の長所です。
広く浅い知識と聞きかじりの量に関してはタモリとマツコに匹敵すると思っています。1ワードから1、2個話題を引っ張れるようになっておくと便利です。
この興味のないワイルドスピードの話題をどう拡げてどう着地させようかなと何となく考えながら、1ターン増えた時間のあいだで会話を組み立てます。
1.「観たことない。興味ないもん。どう面白いの?」
2.「シリーズものだよね。全部観てるの?」
3.「あんなの低学歴が観るものだと思うから観てないよ(笑)」
4.「車が好きなの?」
5.「誰が出てるの?俳優ならわかるかな」
くらいは分岐できるので、相手との関係性と空気感で選んでいきます。
・小ネタを持っておく
「今のネイル可愛いでしょ」
「このクシ、欠品続きでメルカリで高騰してるんだよ」
「このハンドクリームの匂いどう?美容院みたいな匂いしない?」
「香水欲しいんだよね。何使ってる?」
のようなつまらない女感のあるどうでもいいネタを持っておきます。
会話のとっかかりになり、男が容易に「へえ、可愛いね」と返せる女ならではの話題が良いです。
男は女の話になど興味を持ちませんが、少しなら「女の話を聞いてあげた」という達成感を感じます。
2人での会話は先に話し出したほうが前座になる(=後から話すほうが話題のメインになる)という傾向があるので、先にちょっとした話題を出して、「そういえば仕事はどう?」とか言うと勝手に話し出します。
先に女の話を”聞いてあげている”ので、そこから先の自分語りはギブアンドテイクだと感じます。
・装飾品を褒める
容姿は褒めません。男が思い上がる原因になるので。
服やアクセサリーや香水を褒めて、「可愛い~。私も欲しい」「どこで買ったの?実店舗?」←実店舗のない田舎あるある などと言います。
「可愛い」だけでなく「自分も同じようなものが欲しい」と言っておけば、女に情報を与えてやったという気になります。
・少し否定の感情も言う
「スタバのホワイトモカおいしいよね」
1.「おいしいよね、私も好き」
2.「おいしいけどあれ甘すぎない?」
この選択肢なら2.のほうが話題が続くし、拡がります。
人間は好きなものを共有するより嫌いなものや悪感情を共有するほうが強い結びつき(≒共犯意識)を感じるので、多少ネガティブな発言を入れて様子を見ながら、悪感情の標的などを探します。
・テンションはローからトップへ
出会い頭から元気いっぱい!ではいないようにします。
「あなたの話が面白くてテンションが上がった」の演出です。
実際、そうなるように会話を調整していけば、意識せずに「よく笑う子」になります。
おじさん相手にはテンション高めのほうが良いかもしれません。自分で自分を騙すために。
・多少リップサービスをする
1.「誘ってくれて嬉しかったよ」
2.「久々に会えて嬉しいよ」
3.「連絡したかったけど忙しいかなと思ってた」
4.「(セックスを)するの久しぶりだよ?」
久しぶりに会う人には多少気持ちよくなることを言っておきます。これは嘘で良いです。昨日セックスしてても言っちゃって良いです。
・どれだけ気心知れても1割の恥じらいは残しておく
裸の付き合い(本来の意味とは異なる)のため心身ともに相手に慣れてしまいがちですが、何かしらどこかしらに「恥ずかしい」と言っておきます。
「恥ずかしい」が無敵なのは、「恥ずかしい」と言ったらその後喋らなくてもなんかいい雰囲気を維持できる点です。
おじさん相手にもう喋るのだるいなあと思ったら、「暗くしていい?恥ずかしいから・・・」と言えば、あとは勝手におじさんが嬉しくなって時間が過ぎます。
付き合いが長くなり、他のセフレだおじさんだと手の内をべらべら喋ってしまってマンネリしそうな間柄でも、「久しぶりだと緊張するよ」「恥ずかしいからやめて」とか言えば再燃するのでちょろいです。
玄人感が出てしまっても全部チャラにしてくれる「恥ずかしい」。便利で万能です。
・総括
素直すぎる、皮肉家すぎる、ポジティブ、ネガティブ、など一面的では面白くないし、会話も単調になるということだと思います。
多面的な人間性を匂わせつつ、あなたを男として見ているよという自信を持たせる会話を心掛けます。
これらの持論を展開することが最近のnoteのモチベーションになっているのですが、自分が一番書きたくて書いてるな・読み返すと面白いなと思うのは「セフレ記録」みたいな記事なので、このモチベーションが尽きたらセフレ日記アカウントになるのだろうなと思います。そう遠くはない。