聖闘士星矢に沼った後わらわら出てきた愚痴(アニオリ編)
聖闘士にハマりました。
母が好きというのがきっかけで、視聴してみたところ見事に沼に落ちました。
性癖直球の髪の長い男性キャラたち、独特の台詞回し、近年にはあまり見られない価値観やキャラクター性の数々など……
とにかく全てが新鮮で、まるでSNを撃ち込まれたかのように全身に衝撃が走りました。
噛めば噛むほど味わい深い、スルメのような作品だと思います。
見るたび推しが増えていくのが嬉しくて仕方ありません。
味わっているうちに出てきた不満
最初はアニメから入ったのですが、すぐに原作を購入。スピンオフ作品ではLCと海皇再起、アニメだとΩと黄金魂まで見ました。
原作を読んでいるうちに、アニメでは大分改変が入っていることに気付き……
原作の私の好きなシーンがほぼカットされており、さらにキャラの改変なども多く、昔のアニメだから仕方ないと思いつつ結構やるせない思いをしている今日この頃。
例えばアフロディーテの性格。
劇場版などではただのナルシストのように描かれていましたが……
実際は、「力こそ正義。(力のないものには何も守れない)」といった、自分なりの善悪の基準をしっかり持った魅力的なキャラですよね。
他にもたくさんあります。
・シュラが紫龍と戦って考えを変えた描写のカット
・サガが強行に出るまでの過去回想のカット
・大コマで描かれた、アイザックが死ぬ際の「さらば友よ」のシーンと、過程での氷河を思う繊細な心理描写のカット
・カノンがポセイドン編の最後にアテナを庇うシーンのカット
・死んでしまった魚(テティス)を見て、ジュリアンが過去を思い出すシーンのカット(しかもテティスは生きたことにされている)
・冥王ハーデス十二宮編でムウとミロの位置がたびたび変えられている
・作中一度も涙したことないミロがカミュの首を絞めながら女々しく泣いている
・何故かほとんど全員ドヤ顔キャラになっている(なのにシュラは寡黙キャラっぽく描かれている)
・OVAなのに余計な引き伸ばし描写が多い(青銅たちの介入など)
・ヒュプノスの額のマークが違う
ざっと不満点を挙げればこんな感じになってしまうのですが、言い足りないくらいです…。
クリスタル聖闘士やスチール聖闘士などは言うまでもないですが、OVAでまでクリスタル聖闘士を引き摺っていたのは驚きました。
もちろんオリジナル描写で好きなシーンも多々あります。(カシオスの心理描写や、ラダマンティスがウィスキーを飲むシーンなど)
ただ、アニオリのためにSNSなどでキャラが酷評されていたりするのを見ると、とても悔しい気持ちなります。
黄金聖闘士強さランキング等もありますが、個人的には原作で言われているように「同等の実力」であると思っています。
なんというか、ネットの評価が一人歩きしている感じが何とも言えないですね。
どこの界隈にもあることなのですが、やはり見るたびウーンとなります。
また何か愚痴を話したくなったら別で記事を作ってしまうかもしれないです。