ラブソングの王道、ゴスペラーズ
ゴスペルというのは、本来黒人や聖歌隊、修道女たちが歌う分野の音楽です。私にとっては映画での「天使にラブソングを」がゴスペルのよさの醍醐味だったのです。
そんなこんなのゴスペルでしたが、それから何年か経ち、ゴスペルを歌う、ゴスペラーズというゴスペルグループが台頭してきたのです。ゴスペラーズは男性5人のアカペラ、ゴスペルを歌う集団で、 けっこうセンセーショナルに現れた記憶があります。
でも、ゴスペルを歌うからといってゴスペラーズというグループ名はあまりにも直接的ではありませんか。私が最初ゴスペラーズという名称だけ聞いたときは、お笑い芸人かと思いました。その予想通りというかなんというか、あの「笑っていいとも」にレギュラーとして少しの間出演していたのです。
それから数年後、彼らの代表曲となる「永遠に」という楽曲がヒット。この曲は、私の友人が挙式したときに友人の新婦がフルートで演奏していました。次にゴスペラーズの曲の「ひとり」が「永遠に」を超える記録的大ヒット。私もこの曲は好きな曲のうちの1つです。
この2曲を皮切りに、ゴスペラーズは真面目なラブソングを中心に次々と曲をリリース。私が知っている限りでは有名な曲として「ミモザ」「星屑の街」「新大阪」などがあります。そして、私の独断で評価した隠れた名曲としては「ラブ・ノーツ」「潮騒」など。
ここまで様々なラブソングをリリースされると、ゴスペラーズはもうちゃんとした音楽番組にしか出なくなりました。あの長寿音楽番組「ミュージックステーション」にすら出ません。私が前にアメーバブログ(タイトル「以前のブログについて」参照)で言及した鈴木雅之のように、ミュージックフェアや真剣な音楽番組にしか出演しないのです。ただ、そういう番組でのトークコーナーでは、よくふざけた発言をするのがゴスペラーズの良さだと思います。
私は彼らの中で1番タイプの人は村上てつやです。名前だけではわからない方に説明すると、1番長身で、サングラスをかけている人です。とにかく私はしつこいようですが、サングラスを常にかけている芸能人に魅力を感じるのです。タモリ、鈴木雅之、THE ALFEEの櫻井など、サングラスの奥の目はどうなっているのか想像力をかき立てられます。村上てつやに言えることは、その外見もさることながら、良い楽曲を作詞作曲し歌声も男性的で存在そのものが好きなのです。これが私がゴスペラーズに対して言えることはこれで十分です。