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2024/5/19 シングル公式戦(市民大会)

今日は春に出場したもう一つの公式戦(市民大会)について書きたいと思う。

この市民大会は、前回出場した大会のノックアウト方式とは異なり、予選はリーグ方式で、本戦はトーナメント方式を採用していた。

予選は各グループに別れての総当たり。一グループの人数は3〜4人。その中で、上位一位が本戦に勝ち上がることができる。

予選を突破するには2勝しないと確実に勝ち上がれないという意味でかなり過酷。サッカーワールドカップのグループステージではないけれど、特に初戦をものにできるかが予選突破の大きなカギとなる。

初戦の相手は、サーブとフォアの打ち込みが鋭い相手。

試合はサーブ・レシーブ決めでハズレを引き、相手がレシーブを選択。参加する大会のレベルからお互い上手いわけではなく、体力がないし、サービスゲームが必ずしも有利に働くわけではないことを十分に認識している。なんなら、体力面を考えると、常にコートチェンジのあとの後半にサーブをすることはかなり厳しく、不利になることが多い。だから、レシーブを取られたときはしまったと思ったと同時に、よく知ってるんだなと思った。

序盤は2ゲーム連取されてのスタート。そこから1ゲーム返して、中盤の3-4(相手)まではほぼ取って取られての互角の試合。

試合が動き出したのは終盤。3-4(相手)から4-4、5-4と逆転し、最後は相手のサービスゲームで、相手がプレッシャーを感じたのか、自滅して勝つことができた。

結果は6-4で勝利。

勝因は何か。

一、序盤2ゲームを連取されてから、追う展開ではあるものの、常に1ゲーム差に踏み止まって粘れたのがよかった。その粘りが、同点、逆転に繋がったように思う。

反省はどこにあるか。

初戦ということもあり、緊張なのか身体が硬く、チャンスボールで足が動かず判断ミスやミスショットを序盤に連発してしまったこと。

サーブが弱いこと。弱いサーブを打っているのにファーストがあまり入らないこと。これだと強い相手にはすぐにウィナーを決められたり、強く深いリターンを返されて自分の不利な展開に持ち込まれてしまう。サーブの改善は、今後の大きな課題だろう。

ストロークをあまり振り抜けなかったこと。確実に安心して入れようとしてしまい(要するにチキンショットである)、縮こまった打ち方で、相手に甘い球を返球していたこと。強い相手に勝つためには、公式戦でも、練習と同じように勇気を持って力強く打ち込む、振り抜くことを試していく必要がある。

苦しい試合だったが、初戦に勝利を飾れたのは大きかった。

次戦の相手は、ストローク主体の選手。特に鋭いショットやウィナーはあまり意識しなくてよいが、ラリーを安定して続けてくるタイプ。

初戦勝利した相手は、5-6(次戦の相手)に負けていた。

一つラッキーだったのは、次戦の相手は連戦で、私は初戦の相手と次戦の相手の試合中、少し休憩する時間があったこと。次戦の相手がどう感じていたかはわからないが、連戦は体力的にしんどいと思う。少なからず、私が連戦で試合することになっていたら、かなり厳しかったと思う。

今回はサーブ・レシーブ決めで当たりを引き、迷いなくリターンを選択。

序盤、2-1(相手)で互角の試合。

中盤は4-1(相手)と引き離す。

終盤は1ゲーム返されるものの、ゲーム差があったため、あまりプレッシャーを感じずに打つことができた。

結果は、6-2で勝利。

勝因は何か。

一、連戦で相手が疲れていたこと。それによって、相手のミスショットが増えてポイントを獲得することができた。

一、強いショットやウィナーを決めてくるというプレッシャーや不安がなかったので、安心してラリーに集中することができたこと。それによって、ミスショットを減らすことができた。確実に打ち込めると感じたときだけ、勝負をかければいいと思えたこと。

一、初戦で身体が解れたのか、初戦と比べて振り抜くことを躊躇なくできるようになったこと。

課題は何か。

引き続き、サーブが弱く、甘いことである。

浅い球を走り込んで振り抜き、コート内に収めることができていないこと。どうもアウトになってしまい、もったいない失点をするケースが何度かあった。

とはいえ、なんにせよ、予選を突破出来たことは素直に嬉しい!

今年の目標にしていた本戦出場が叶い良かった。

本戦一回戦(準々決勝)の相手は、サーブがストレートサーブで強く、しかもほとんどファーストサーブで入れてくる選手。ストロークもガンガン攻めて、前に詰めてボレーを狙ってくるタイプ。

サーブに相当の自信があるのか、サーブ・レシーブは相手が当たりを引き、サーブを選択。こちらとしては有難いのだが、これが序盤の猛攻、サーブでポイントを奪われることに繋がる。

初っ端から3ゲーム連取される。相手のサービスゲームは、サーブに対応することに苦戦して、エースを何度も取られる。こちらのサービスゲームは、ラリーで攻めてきて、デュースになり、一本勝負でこちらがミスショットをしてしまい、ゲームを落とす。非常に勿体なかった。

0-3(相手)からの2ゲームは、1ゲーム返すものの、相手も1ゲーム取り、ゲームカウント1-4でかなり苦しい展開。

次のゲームも取られてゲームカウント1-5。

万事休すかと思われたが、ここから作戦変更。流れが大きく変わる。

前回の公式戦で相手が使った作戦をそのままそっくりやってみた。相手のバックに球を集める。

何度も何度もバックに集めたので、相手も気付いていたが、前回の私と同様に形勢を逆転することができない。自分のバックサイドから相手のバックサイドに返すのはかなりしんどい。

相手が確実にこちらのバック攻めを意識し、フラストレーションを溜め、嫌がっていることが感じられた。特別に強い球をバックに打つわけでもなく、とにかくバックサイドにリターンし相手にバックを打たせる。ラリーを続けていると、相手のリターンがこちらのセンターに甘く入ってくることが何度かあるので、それを確実にフォアサイドに打ち込む。強く振り抜けなかったので、ウィナーこそ奪えなかったものの、相手には油断するとフォアにも展開されると意識させることができた。

相手のバックサイドに集めたことが直接的にポイントに繋がったわけではないが、相手のセンター、ややバックよりに打った深い球を相手は何度もネットにかけるミスショットをするようになった。センターに打つことでフォアで打つのか、バックで打つのか、状況判断が少し遅れて中途半端なリターンになり、ミスをしていた。試合中、そのことに気付いた。これも、その前の布石であるバックに球を集めて、時々フォアに打ち込んで、どっちにくるのかわからなく意識させることができたからだと思う。

また、この辺から序盤から安定しなかったサーブは入り出して、ラリー戦に持ち込むことができた。

ゲームカウント1-5(相手)から3ゲーム連取で4-5まで巻き返す。

次のゲームは、こちらのサービスゲーム。流れはまだこちらにあり、私のバック攻めに対する打開策を相手は見出せないでいた。

カウント、デュース。ラリーで攻めて前に詰める。相手はそれを見てどうにか回避しようとやや高いボールを返す。やや後ろに下がりながらのボレーになるが、落ち着いて打てば、相手のオープンスペースであるフォアサイドに打てた球。角度を付けすぎたか、自分の打つ体制がそうさせたのか、ボール一個分フォアサイドにサイドアウト。厳しめのジャッジをされたように思うが、これは仕方ない。

ゲームセット。

結果は、4-6で負け。

うーん、正直、序盤の3ゲーム連取がなければなと反省。

敗因は何か。

序盤、相手に4ゲームを取られるまで、終始、サーブが安定しなかった。ダブルフォルトが何度かあり、入れにいったセカンドサーブでさえフォルトすることも複数回あった。こういう勿体無い失点は避けて行きたい。せめてファーストサーブは、相手にプレッシャーを与えるという意味で力強く振り抜きたい。

また、序盤はやや消極的というか、様子見しているかのような相手のラリーに合わせていた感じがする。もう少し、強く振り抜いていれば何か違った試合展開になっていたかもしれない。

第一ゲームからサーブアンドボレーで前に詰めて来ていたので、コースを狙えたら一番良いが、そうじゃなくても相手の真正面に強く振り抜いたショットを打ち込めていれば、ポイントを奪えていたかもしれない。理想は、相手の足元に落ちていくスピン系のショット。

小雨降る中、コンディションは良いとは言えないが、とても充実した大会になった。

次は本戦一回戦突破を目指したい。

まあ、その前にサーブの課題を克服するのが先か。

腕だけの手打ちサーブじゃなく、体全身を使った速くて強いサーブを習得したいと思う。

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