また会えたね!岐阜市子ども司書のみなさん!
昨年8月6日に岐阜市子ども司書のみなさんとお会いしてから1年が過ぎましたが、今回ついに!あの素敵なメンバーと再会することが出来ました。
前回は小松市に来てもらったので、今回は、こまつBOOKキッズのメンバーが岐阜市へ訪問することになりました。
せっかく岐阜市へお邪魔するのなら、1泊2日で、いろいろと見て回ろうという企画になり、BOOKキッズのワクワクがとまらない!
あっという間にその日が来て、令和6年9月7日(土曜日)の早朝にバスが小松市役所前に到着しました。ご家族とも、しばしのお別れですが、普段から仲良しの小松市立図書館の司書さんがついてきて下さるので安心です。今回は12名のBOOKキッズが参加しました。
バスの中では、メンバー同士がお話をしたり、お気に入りの本を読んだりと、満喫して過ごせました。
途中で、みんなで何かゲームをしようということになり、積み木ことばゲーム(食べ物しばり)にチャレンジしました。
このゲームは、前の人までが言ったワードを覚えて復唱し、最後に自分が考えたワードを足して繋げていくというルールです。つまり、初めのAさんが「トマト」と言ったら、次のBさんは「トマト プリン」、その次のCさんは「トマト プリン うどん」というように、記憶力が重要なゲームです。
「オムライス」から始まったこのゲームは、順調に続いていきます。やはり本が好きなメンバーがほとんどなので、記憶力が高いのでしょうか…。
そして結局このゲームは、誰もつまることなく、トイレ休憩のため終わりを迎えました。
いったい何回続いたかというと・・・。全部ここに書くので数えてみてください。(このコラムの最後に回答を書いておきますね(^^♪ )
『 オムライス → スパゲティ → うどん → パスタ → 白米 → カレー → カルボナーラ → かつ丼 → たこ焼き → 鯖 → 寿司 → ドーナツ → パン → チーズ → お好み焼き → アカモク → 松坂牛 → クロワッサン → チャーハン → グミ → ラーメン → ギョーザ → シューマイ → 天津飯 → チョコレート → 蕎麦 → トマト → きゅうり → スルメイカ → ロングポテト → カヌレ → マドレーヌ → 茄子 → イチゴパフェ → シャインマスカット 』
さて、予定通り正午過ぎに、岐阜市立中央図書館「みんなの森 ぎふメディアコスモス」に到着しました。
2022年度にLibrary of the Year大賞を受賞されており、その魅力をじっくりと拝見したいです。
館長さんやスタッフさんが笑顔で出迎えてくれました。
素敵な館内に入ると、なんと「ようこそ」のウェルカムボードを掲げた岐阜市子ども司書さんが待っていてくれて、お部屋まで誘導してくれました。
同じく総勢12名の子ども司書さんが熱烈な歓迎をしてくださり、温かな雰囲気に包まれました。
いろいろと取り組みたいこともありますが、まずは一緒にお昼ごはんということで、グループに分かれて、お弁当を広げます。
こちらのグループにおられた、岐阜市子ども司書さんは、中学校1年生。とても明るくて、いろいろと丁寧に説明してくださる素敵な方でした。(バンドを組んでボーカルもされている!)
第2次世界大戦に関心が強く、お気に入りの1冊で持ってこられた本が、こちらの「夜と霧」。
心理学者である著者ヴィクトール・フランクル先生による、ナチスの強制収容所での体験の記録です。
昼食が終わり、館長さんによる岐阜市立中央図書館についての説明がありました。
市民の方に、いかに気持ち良く使ってもらえるかを深く考えた仕組みになっているようで、優しさが土台にある建物、そしてスタッフさんにもその想いが共有されていることで、おのずと空間に居心地の良さが溢れるのだなと感じました。
その後、「心地よさ」、「本と人との偶然の出会い」、「誰もが生き生きと」、「本をまん中に人がコミュニケート」といったコンセプトを実際に体感させてもらうため、館内を案内して頂きました。
いろいろとインプットした次は、アウトプットの時間です。グループの活動を「展示」と「ラジオ収録」の2つに分けました。さらに展示で3グループ、ラジオ収録で3グループに分かれて活動を行いました。
展示チームでは、岐阜市立中央図書館の魅力をもっと発信するためのボードづくりを行いました。
各グループも、「利用者さんの心に最も届く展示はどれだろう?」「それをどんな表現、どんな言葉で伝えたら、最も効果的だろう?」という視点で意見が交わされました。
こうして試行錯誤を繰り返し、完成した素敵なボードがこちらです!(全部はアップできてないかも。ごめんなさい💦)
ラジオチームにおいては、岐阜市子ども司書のメンバーが、こまつBOOKキッズにインタビューをするという形式に決まりました。グループ毎に、
「小松市について」
「こまつBOOKキッズについて」
「岐阜市立中央図書館を見学した感想について」
というテーマになりました。
ラジオ収録は多くのメンバーにとって初めての体験でした。
この収録は、後日、FMわっちの市民ラジオ「てにておラジオ」の中の1つのコーナーとして、 13分間の番組で披露される予定です。
楽しい対話の時間はあっと言う間に過ぎ、最後に記念撮影となりました。
岐阜市子ども司書のメンバーは、皆さんとても親切で、色々なことを教えてくれました。
これからも、「本と人が生み出す出逢い」を共に大切にしながら、末永く繋がっていきたいです。
この日は、「岐阜市少年自然の家」に泊まらせて頂きました。
夜の打ち合わせ会議で、今日のことについて振り返り、以下のような意見が出ました。
●岐阜市子ども司書さんとの交流会の感想
・みんな優しかったので、また、この交流会に参加したいと思った。
・緊張したけど、とても仲良くなれて楽しかった。
・明るくて素敵な子が多かった。
・ラジオ収録は初めてだったので楽しかった。セリフを覚えるということが新鮮だった。
・展示の作り方が上手だったので参考になった。
●岐阜市立中央図書館「みんなの森 ぎふメディアコスモス」さんへの感想
・グローブの柄が1つずつ違って、すごかった。
・目指すコーナーを示してくれるグローブという仕組みに感動した。
・グローブを用いて、うまくエリア分け(ゾーニング)されているので、いろんな世代の人に使いやすいと思った。
・展示ボードのメディコス商店に心が惹かれた。
・形式に捉われない本の読み方が印象に残った。
・壁がないので、全体を広く見渡すことができて、開放感があった。
・一般の人も展示コーナーに関わっているのが良いと思った。
・「にゃん吉」と「きらら」が可愛かった
・目印になるコーナーがたくさんあって本が見つけやすいと思った。
・1階にあるスターバックスコーヒーやコンビニ目的で図書室に来て、ついでに本を借りていこうという人も多そうだと感じた。
・コンビニがあるので、朝から晩まで滞在出来る場所だと感じた。
図書館って素敵な場所ですよね。
こまつBOOKキッズのみなさん、2日間、本当にお疲れ様でした(^^♪
(なお、積み木ことばゲーム(食べ物しばり)で、続いた数は、35ワードです!!)
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