年度明けた

最後の投稿から何カ月も経過していた。昨年は転職活動もし、3社中2社内定をもらったが、結局どちらも行かなかった。年収は1600万~1700万というレベルで十分だったが、それ以上のアップサイドが中々見込まれなかったのと両方管理職での転職だったので、今と比べてそこまで楽になるイメージもなかったからである

そんなこんなで昨年度は年明け以降かなり忙しくしていて年度末までの労働時間はかなり凄まじく、特に3月は家族からも家族としての体をなしてないと批判されるレベルの働き方だったが(土日もほぼ仕事。平日は毎日のように2時とかまで働いてた)、自分でも本当に良く働いたと思う

結果的に幾つかの案件は実り目に見えた結果も生まれたこともあってか、年度明けより晴れて昇進を果たし、転職時の目的は達成した。飛び級とはいかなかったが転職時のランクからは最速での昇進となったことは自分としても褒めてあげたい

ただし、昇進後は目に見えて責任が重くなり、見る案件の数がどんどん増え、手を動かす場面は減ってきている。ここまで案件を見なくてはならない状況だと各案件のDDに深く入ることは難しく、案件進捗管理もママらなず、基本は任せるスタイルにあり、定期的に進捗を見守りやばそうであればテコ入れするといったスタイルのマネジメントになる。これってやりたかったことなのかな、と思ったりもする

きちんと短い期間でそれなりに結果を残しちゃんとディレクターに昇進できたので、この業界で私が今学べることは殆ど学んだとは思っているので、次に行きたいが、正直今この30代後半という年齢である程度の収入を確保しつつ転職するのは中々無理ゲーであることにも気づかされる

時々良さそうな転職機会があるのだが、投資銀行の給与と比べると半額は覚悟せざるを得ず、本当にWLBが向上するかも分からない中、行くのは本当に勇気がいる(なんだかんだで顧客のWLBも見ているとM&Aとかのカウンターパーティも相当働いているので、JTCも行くところ間違えると給与半分の労働あまり変わらない上に人的ストレスやばいという結果になる可能性が往々にしてあると思っている)

ただ、今の状態もいつまでキープできるかは正直わからない。ただ、かなり上にも気に入られている(と思う)ので、いようと思えば50くらいまでは入れそうなので、そこまで粘ってリタイアもあるかとは思っているが、あとこの生活10年以上続けるの?と思うと逡巡する場面もある

転職して2年、30代半ばだったこともあり周囲の期待値も高く目も厳しかったが故に、過去のNote見てると鬱にもなりかけていたようだが、なんだかんだで物事は少しずつうまく回り、会社としての居心地もよくなってきた。また新しい会社で見定められながら結果を出す作業をするのは結構大変なので、しばらくは周りから認められている今の状況に少し甘んじられればと思う

この会社に入って、色々な経験を本当にさせてもらった。顧客も様々で超一流PEファンドも相手にすることもあれば、中小企業も相手にすることもあったし、上場企業のJTCを相手にすることもあった。そんな経験から思うにだが、恥ずかしながら、超一流を相手にするのはやはり要求水準も高く、案件がピリピリして携帯を常に見なくてはいけない状況に陥るので、やっぱり嫌である。ある程度厳しさはありつつも、もう気が張り詰める雰囲気の中毎日緊張感の連続というのは聊かしんどいものがあるのと、エセ投資銀行マンの私には向いてない

そんな性格なので、そもそも行けたかどうかは不明だが一流の外資投資銀行を選ばずして本当に良かったと思う(そもそも未経験だとAS採用がマックスなので選択肢にすらなかったが)。時々、内部の人間のプロ意識の低さに残念だと思う場面もあるが、私個人としても仕事はピリピリしながらやりたくないし、Work Hard&Play HardでOn Offをはっきりさせ、自分のチームのみんなにも楽しく仕事も遊びも全力投球して充実した日々を送ってほしいと思っている

とりとめがなくなってしまったが、備忘録まで


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