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vol.8 ゆる絵日記のすすめ-日々の瞬間をノートに描き写そう
今日もおつかれさまです。
薄手の長袖だけでは寒さを感じてしまう今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。新しいニットが欲しくなって、ネットショッピングを開いたり閉じたりしてしまいます。
さて、みなさんは絵日記を書いたことはありますか?小学生の長期休みのときには、必ずと言っていいほど宿題として課されましたよね。
筆者は絵は好きなのですが、宿題という義務が大の苦手だったので「宿題の絵日記」はあまり楽しく取り組めませんでした。今となればいい思い出です。
そんな筆者ですが大人になって日記をつけ始めたところ「やはり絵も書きたい」と思うようになり、思いついたのが「ゆる絵日記」。
本日の記事で紹介するのは、義務やルールのない絵日記手帳術です。筆者が「もっと日記を楽しみたい」という気持ちで考えたものですので、明確な定義はありません。ただただゆるく絵を書いて記録するだけの手帳術です。
ぜひ最後までご覧ください。
ゆる絵日記とは?
前述のとおり「ゆる絵日記」は筆者の造語です。手帳術として明確な定義はありません。
日々のできごとや感じたことを絵で記録する自由な日記で、気が向いたときにサラリと書くような気楽さがポイント。用意するものは、紙でもタブレットでも書けるものならなんでもOK。
思いつくままに頭の中を書きだしていく手帳術です。
これはジャーナリングからヒントをもらった手帳術ですが、ジャーナリングよりもフリーであることを意識しています。思い出を視覚的に表すことで「手帳を読み返す楽しさが増えたらいいな」という考えから絵日記という形になりました。
今回はジャーナリングについては割愛しますが「詳しく知りたい」という方はこちらの記事を読んでみてくださいね↓
ゆる絵日記でできること
ルールもない自由すぎるゆる絵日記。もちろんメリットもありますので、大きく2つに分けて紹介します。
■あったできごとをそのまま描ける
そのときの状況や感情を絵で表すことができます。
ゆる絵日記は決まったフォーマットなどありませんから、絵や文字をキッチリ分けなくても大丈夫。思ったこと吹き出しでコメントしたり、補足説明を書いたりしても◎
思い出に残った1コマだけを書いてもいいですし、できごとの過程の過程を書いてもよいです。写真や動画にはおさめられなかった思い出も絵日記に書いて、大切に残しましょう。
■思い出に深く浸れる
ゆる絵日記は、できごとだけではなく自分の感情も絵に書いてよいので、そのときの心境や状況を残しやすくなります。自分に関することをより多く記録できるため、深く思い出に浸れる日記になるでしょう。
目標のために頑張った日々や、可愛いわが子が愛おしくてたまらない日々。悲しくて打ちひしがれていた日々。
写真には写らないけど、文字だけでは表現しきれない感情もあるのではないでしょうか。そんなことを絵日記に残しておけば、いつか読み返したときに思い出がもっと大切なものになるはず。
ゆる絵日記にこんなことを書いてみよう
ゆる絵日記にルールはありませんが「じゃあ何を書けば…」と困ってしまう方もいらっしゃるはず。筆者が実際に「やってよかった」と思う書き方3つを紹介しますので、気になったものをマネしてみてくださいね。
■シンプルに日記:その日のできごとを書く
1日を振り返って絵を描いてコメントや補足文章を書きます。ワクを設けてまとめの文章を入れると読み返しやすくなりますよ。
お気に入りのノートを丸ごと絵日記用に使う1番日記らしい書き方。
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■旅行の思い出:楽しかったことのハイライトを1枚にまとめる
旅行というのは楽しいことに溢れていますよね。その中からハイライトを厳選して書きます。印象に残ったグッズを書くのも◎
はがきサイズに印刷して同行した友人にプレゼントすると喜ばれます。
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■悲しい気持ちを抽象化:心情を絵だけで描く
生きていると、なんだかどうにも苦しいときがあります。言葉にならない感覚をシンプルな絵にして吐き出してしまいます。
手元にあるなんでもない紙に書いて、破棄してもいいですしひっそり保管してもよいです。誰にも言えないときの最終手段。
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日記で使える絵いろいろ
イラストが得意な人にも、苦手な人にも楽しんでほしいゆる絵日記。
日記によく登場しそうな絵を載せておきますから、マネして書いてみてくださいね。もし「こんな絵の書き方を知りたい」などあれば、コメントにリクエストいただけるとうれしいです。
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頭の中をゆるく書きだそう
できごとや感じたことを自分で書き残すことで、あとから読み返すことができるようになります。うれしかったこと・おいしかったことなど幸せなことはもちろん、悲しかったこと・苦しかったことも数年経ってから読み返すと、なんだか感慨深いものですよ。
なんでもない毎日も、どうしようもない毎日も、いつか自分にとって大事な思い出のひとつになるはず。日記は「毎日が宝物だった」と、いつの日か教えてくれるかもしれませんよ。
それではまた。