見出し画像

祝!シマノAlfine内装11速で 走行距離10000Km突破記念 失敗覚悟でオーバーホール作業でリフレッシュ?

今年の夏は暑かったですね
あまりの暑さにガレージで作業する気力も無く、メンテナンスを怠っていたら後輪のガタツキがヤバいですね
適度にリアブレーキを使っていれば、自動的にネジが閉まる方向に回るのでしょうが、後輪の走行回転の方が優勢で、アルフィーネ内装11速が緩む方向に回し続けたため、アルフィーネの車軸ナットがゆるゆるになってしまったようです
更に後輪タイヤもすり減り過ぎですね
スタート時に毎回ウィリーする程、1速ダッシュの加速が強いのでやっぱナットは緩むし、タイヤはすり減り過ぎるようです
ようやく涼しくなりましたし、一旦、後輪タイヤを外してアルフィーネのベアリング交換まで、するつもりでオーバーホール作業をしちゃいましょう
タイヤは後継商品のパンクガードマンαを入手しました

通常の3倍の巡行速度だから、あっという間に1万Km突破しちゃいましたね

900Km毎に内装11速アルフィーネのオイル交換をしていましたが、ついに11回目のオイル交換が終わりました

何度もオイル交換をしていると、オイル量の誤差が、操作性に大きな影響を与えることが判りました

ちょっとずつ多めに残留ミッションオイル量が増えていったのが、原因でギア抜けが発生することが実運用で判明しました

ミッションオイルが多すぎると内部で、ギアがスリップしていたようです
体感的にはギアをマイナスドライバーで押している感覚でしたが、バラシて見ると、ちゃんと面で押す構造でした
やっぱオイルが多すぎると悪影響を及ぼすようです

25mlの適正オイル量だと、ミッション引きワイヤーの調整が簡単なのですが、オイル量が超過していると非常にシビアになります
オイルが多すぎると、調整不可能と言っていいでしょう
逆にオイルが漏れて、少ない量だとギアのマッチングが楽勝で完璧になります
故障と紙一重なのが怖いっすね

これを見つけるのに、かなりの時間を費やしました
まさに過ぎたるは猶及ばざるが如しですね

これはみんなに知って貰いたいですね

一旦、ばらしパーツ洗浄した後、インターナルハブグリスを塗布しながら組み立てます

外したアルフィーネをアクスルバイス万力で立てて作業すると楽です

ボトムブラケットを使ってリアブレーキディスクを外します

薄型レンチのハブコーンレンチの15、17を使ってナットを外します

なんと、素手で回せるくらい、ゆるゆるでしたね
オイルは気持ち程度しか、残っていませんでした、、
危なー

ナットは左右ともハブコーンレンチの17,15の組み合わせで外せます
実は左側のナットだけ、最後まで回せば、内装ギアは取り出せます
右側は、シフターの爪固定器具のためのナットなので、間に挟まっている板の固定位置は3点ポッチで方向が決められています
この爪の取り付け位置を間違うと最後の最後に内装ギアのシフターが固定できず、焦ります

一旦、右側も全部外して掃除しちゃいます

この左側ナットを緩めると簡単に中身が出てきます

この段階で、内部の洗浄やベアリングの交換を行います

稼働部分にしっかりとインターナルハブグリスを塗布します

綺麗に洗浄した後、一旦オイル漬けにします
専用の容器は高いので炭酸飲料のペットボトルをカットして流用すると簡単に代用できます
オイルを倒してしまうと悲しいので、絶対にペットボトルを倒れないように箱とかを準備すると安心かと思います

たっぷり、オイルに浸した後、余計なオイルの油切りが終わったら準備完了です

内装ギアを組み込んだら、左側の内側のナットをハブコーンレンチで締め付けます
締め付けが強すぎると軸の回転が重くなるので、適切な強さで締め付けます
逆に締め付けが緩いと走行時や停車時にオイルが漏れてしまいます
適正な締め付けが、行われた状態で、左側の外側のナットを締め付けて位置を固定します

思ったよりも簡単にオーバーホール作業ができましたね

後輪のガタツキが完全解消しました

リアタイヤはこれで5回目の交換ですね
回転方向に矢印マークがあるので前進で回る方向に合わせます
タイヤやリムにチューブが挟まれないように注意して、ノズル位置を合わせます
チューブが挟まれると簡単にパンクしちゃいます

英式ノズルだと簡単に空気抜きイタズラされるので、米式ノズル のチューブを採用しました
ま、気休め程度ですが、、

自転車チェーンのクリップを外して、逆さまにハメるイタズラが一番困りましたね
パッと見、気づかないけど、この1か月、妙にチェーンが外れる状態になり、寿命かなと交換しようとしたらクリップが逆にされていました
逆さまだと、すぐにクリップが外れてしまい、ペダリングを止めて空送時にチェーンの引っ張り負荷が無くなるタイミングでジャンプとか、するとチェーンが外れるという、質の悪いイタズラなんですよね
駐輪場に止めたときにヤラレタようです

3mmのステンレスプレートでバッテリーが盗めないようにカバーしているのが悔しかったのか、チェーンカバーがへし折られていました

地味に効いたのは、サドルのボルトを微妙に緩められた時ですね
ジャンプするとちょっとずつサドルの頭側が上がってきて、股間にダメージをあたえるんですよぉ
降車後も身体的ダメージがしばらく、続くんです

試運転が終わったらミッションオイルを早速交換して、適正量の25mlのオイルを入れます

一時は、ガタツキから異音が発生し、そろそろ寿命かなと思っていましたが、パナソニックからバッテリーのリコール交換で新品が届いたし、まだまだ、現役として使えそうです

新しい魔改造に挑戦できそうです

開けてみたらベアリングのサイズは、これより、もうちょっと大きいのですね


いいなと思ったら応援しよう!

魔改造ElectronicMemoPad
よろしければ魔改造応援お願いします! いただいたチップは魔改造研究費として使わせていただきます!