思い出グラム初めての着くずしリベンジ ユウさん
『おもいではうす331』での最後の〆に是非、抑えておきたかったModelのユウさん。それまではあまり露出系の依頼を受けることは多分なかったはず。その頃から僕の中では少なくとも既に地元名古屋では名の知れたModelさんだった彼女を『乱れる』という依頼は、雲を掴むような感覚だったのを今でも憶えている。
いわゆる『1度きり』の約束で取付けただけに、何度もイメージをしたにも関わらず、一度目は大失敗。着物の羽織り方を上下間違えたのを最後まで気づかなかったという失態をしてしまった。そんなこんなできちんとした状態で撮りたいと懇願、了承された撮影となりました。だから『リベンジ』（笑）。
一度失敗したのが良かったのか、この日はリラックスした状態で撮影開始。とは言え、妙な写真は残せないと、胸の内いっぱいいっぱいで挑みました。
SNS同期かと思いきゃ、僅か1年ほど僕の方が早かったから、形としてはModel初期の頃から繋がった数少ないModelさんでもある。
まずはそんな彼女が魅せた艶を並べてみた。
リクエスト自体はもっと背中を見せてほしかった訳ではあるが、そこは彼女の精一杯のラインで。
客間和室の飾り柱。この装飾を収めたくてお願いしたスナップカット。
２階西側窓これ実はダミー障子。スタジオ化する時に傷んだ襖を張替えた時に、建具屋さんにリクエストして誂えた謂わば大道具。西陽とは別にサンセットライトで夕陽を演出、お気に入りの1枚になりました。
今では珍しくなった土壁の内装もいい味を出してくれました。写し出された影が好き。
この頃にはこの家の光が、イメージ出来るようになっていたので、階段頭上からスポットを充ててみた。上手くいったと思っています。この撮影が無かったら、今回の着くずし展に参加のお願いはなかったかもしれない。とても思い入れの強いラインナップになりました。ありがとうございます。