【イントレプレナー】の難しさとすすめ
このnote記事は、第5回スタメンnoteリレーの4日目です!
スタメンのnoteリレーについてはこちら👇
はじめに
こんにちは。
現在、株式会社スタメンでCSをやりながら新規事業の立ち上げも行なっております、川村 飛翔(かわむら つばさ)と申します。
社内で開催されているnoteリレーへの参加は今回で2回目となります。
初めて参加した時の記事はこちら⬇️
自分は文字を書くのがあまり得意ではないタイプなので、noteの執筆はだいぶ負荷に感じてしまいますが、
前回書いたタイミングから約1年が経過し、環境や役割も変わっている中で、自分の感じていることや経験していること、学んだこと等を備忘録代わりに残しておきたいと思い、参加させていただきました。
今回は、前回のnoteで取り上げた『自身が一番熱を注いでいる新規事業への挑戦』の続編、のような立ち位置で、つらつらと書いていこうと思います。
自己紹介を簡単にさせていただき、本題に入っていきますので、お時間ある方はぜひ読んでみていただければと思います。
自己紹介
事業を立ち上げるまでの過程
新規事業はそんなに甘くないと再認識した初期フェーズ
スタメンにはもう4年以上在籍しているので、インタビューを受ける機会や自ら発信をする機会も少なくはなかったのですが、振り返ってみると、その9割以上が新規事業に関することのような気がしてきました。
一番最初にnoteで取り上げていただいたのも、新規事業関連でした⬇️
そんな中、2023年の年末に開催された社内の新規事業コンテストで優勝したことをきっかけに、現在は新規事業の立ち上げに当事者として携わっております。
立ち上げに向けては、コンテストを終え、年末の休みを経てすぐに動き出したので、かれこれ10ヶ月は経過しています。
この10ヶ月は本当に早かったです。
これまでの業務とは全く異なるスキルが求められる一方、それらに対応することができずに自分の不甲斐なさを経験することも段違いに増えました。
また、詳細に書こうと思うと、これはこれでnote1本分になってしまうレベルなのですが、実はコンテストで優勝した案と、現在進めている事業内容は全く異なっています。
(フィジビリを進めている中で、立ち上げ難易度の高さを踏まえてピボットをしたという背景になるのですが、具体的な話はまた別の機会に書こうと思います。)
結論、2024年4月末に撤退と事業案の再考を進める形となるのですが、5月以降もまた新しいチャレンジをさせてもらえると甘く考えていた自分に対して、当時一緒に立ち上げに向けて動いてくださっていた、今も昔も尊敬するとある先輩から、久しぶりに大目玉を喰らう形となるのです。
今思い出すだけでも、血の気が引きます。。。(笑)
うまくいったかどうかではなく、そこに対する自身の姿勢の甘さに対してのご指摘でした。
どこか、新規事業コンテストで優勝したことへの達成感に浸っていたのかもしれません。
そこで初めて、0→1で事業を立ち上げることの難しさを身をもって経験しましたし、生半可な気持ちでやっていてはダメだということを感じました。
スタメンは、3ヶ月に1度の半期とは別に、4ヶ月を一括りとしたピリオド制で動いています。
各ピリオドの切り替えのタイミングで、異動など、会社の色々なことが動いていきます。
自分の進めていた新規事業案も、5月からの新しいピリオドで、代表の大西を交えて話し合い、事業案の再構築をした上で新しく動き出していきました。
それが、現在進めている動画制作事業になります。
Studio COMETという動画制作スタジオで、各企業様の動画マニュアルやインタビュー動画をメインで制作しております。
また、自社内の各部門でも動画を活用したい需要があるため、お客様の動画制作をご支援させていただきながら、自社内でのコンテンツ発信力も高めていってます。
なぜ動画事業なのか?
代表の大西がPIVOTに出演された際にも話していましたが、現在はノンデスクワーカーと呼ばれる、飲食、小売、物流、介護、製造、などの現場で働く方々の現場DX化が急務な課題となっております。
これらの方々は日々PCよりスマホを見ている時間の方が長く、スマホを通して情報をキャッチアップする機会の方が圧倒的に多いです。
一方で、本社/本部が用意している、現場の方々向けの研修やマニュアルは、紙であったり、動画だとしてもPCをベースとしていることが多いです。
そのような状況を変革すべく、スマホをベースとした縦型動画のマニュアルや研修動画の需要があるのではないかという仮説から、動画事業へのピボットを決定しました。
あとは、上記以外でも純粋に動画化の波が加速していることも起因しています。
今ぶつかっている壁
路線変更をしてからは、社内の各メンバーのおかげもあり、お客様から制作のご依頼をいただくことが徐々に増えてきています。
と同時に、社内の各部門から動画制作の相談をもらうことも増えてきているので、本当にありがたい限りです。
数ヶ月前の状況を考えると、現在の状況は非常に恵まれているという感情が大きいので、いつまででも働けるマインドになっています。
一方、対応する案件は右肩上がりに増え、自分たちがやりたいこともどんどん湧いてくる中で、動画制作に割ける自分たちのリソースには限度があります。
かつ、現在は自分の他にデザイナー1名、アルバイト1名、インターン2名というチーム構成になっており、デザイナーも兼務で携わっている形になります。
なので、上記4人のメンバーがこの動画事業のために稼働できる時間は基本的には週1~2日/人という見立てをしています。
合わせて、自分も兼務なので、限られたリソースをいかに効率よく回転させていくかが重要になってきます。
こういう状況の時には、基本的にはどこかの領域にリソースを全振りして局地戦で勝っていくのが定石かと思いますが、現在動かしていきたい動画案件が
お客様からご依頼いただいた動画を制作して売り上げを立てていく
代表の大西が露出が増えていくであろうこのタイミングで自社発信力も強めてうまく連動させられるようにしていく
採用ファネルでの動画を活用していく
というように、どれも、今このタイミングでやらなかったら大きな魚を逃すという状況なので、現段階では自分は、全部を追って成果に繋げていくスタイルを貫いていきたいと考えています。
そのためにやることとしては、ちょうど今日のMTGで代表の大西とも話したのですが、動画の制作にかかる各プロセスの作業時間を定量的に測って、時間あたりのパフォーマンス力を向上させていくことです。
動画制作に携わったことがある方なら分かるかと思いますが、動画は本当に時間がかかるものです。
自分もそれは痛いほど分かっているので、風呂敷広げつつも、ROIが悪化していると思えば、辞めるなり改善策を考えるなり、意思決定のタイミングは早くしていこうと思います。
最後に
自分はイントレプレナーと言われるような社内で事業を立ち上げている立場です。
社内での新規事業の立ち上げは、既に会社にある、あらゆるリソースを活用してシナジーを生んでいきやすい一方で、想像以上のコミュニケーションが発生します。
このPJはこのレポートラインでやり取りしているけど、このPJはこっちで、、、というように、日々話す相手が変わり、それに伴って相談/報告/連絡をする人も変わります。
一方で、スピード感を落とすことはしてはいけないので、ここの両立は想像以上にとても大変です。
また、メインの事業部門とは違って、目の前の数字を作りにいくというより、将来大きく花開くであろう種にずっと水やりをし続けている状態なので、いわゆる投資をしてもらっている立場になります。
なので周囲から日々頂戴する言葉も、決してポジティブな内容だけではありません。
それでも、まだ世の中には生まれていない新しい価値を創造することに自分はとても価値を感じていますし、それをやっていきたいです。
それらを、より信頼できているメンバーと取り組めることはこの上ない喜びだと個人的には考えているので、イントレプレナーがもっと増えると良いなと思っています。
今回のnoteは、だいぶ自由に思うがままに書きすぎてしまいましたので、次回書く際は、もっとインフォメーション系の色も強めた上で、より皆様のタメになるような内容にしていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうござました!
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