物置下に土間コンクリート打設DIY ②実施編

前の記事(①準備編)

ある程度机上妄想が出来たところで、いよいよ作業に入ります。

イナバ物置の分解

原則上の方から分解していくらしいですが、私は以下の順で分解しました。

  1. ドアの取り外し

  2. 棚の取り外し

  3. 屋根、後ろ側のフレーム取り外し

  4. 屋根板の取り外し

  5. 壁板の取り外し

  6. 屋根枠の取り外し

  7. 柱の取り外し

  8. 床の除去

サクサク分解していきましたが、壁板の取り外しで1つトラブルが発生。壁板下部がサビサビでボルトが死亡している。。仕方がないのでグラインダーでボルトの頭を落としました。

サビサビのボルト。回る気がしない。
サビサビ穴だらけの様子に呆然とする息子。この後グラインダーの音にビビッて逃走しました。

分解していって感じたのが、、

倉庫無い方が良くない?

倉庫有り(現状)
倉庫無し(分解中)

倉庫の上をばらして感じたのが、すごく見晴らしが良くなった。家の裏手は空き地(多分農地)で、右奥はリフォームしたての家の美しい砂利庭が広がっている。加えて言うと、我が家の倉庫がお隣さんの景観を阻害していたのでは?と。2005年生のサビサビ物置の再組立て意欲が完全に無くなってしまった。どうしよう。。

待ち構えている資材400kg

結論 → コンクリは打設してみるが、物置は設置しない。

気持ちの整理がついたところで、倉庫床などをすべて撤去完了。

土を掘る

砕石5cm、コンクリート5cmとして、出来上がり床面から10cm下まで掘っていく。奥にある茶色の壁が地面近くでコンクリブロックに代わっているので、そのライン(現状の床面とほぼ同じ)を出来上がり床面とする。
掘り始めてすぐに気づく。次のトラブル。あきらかに地面が土じゃない。。

地面の1cmくらい下は明らかにスコップで掘れる代物ではない。試しにタガネをハンマーで打ち込んでみたが石みたいな硬さ。コンクリなのか何なのか分からないが、とりあえずカチカチ。
物置を固定する金具もカチカチの地面(コンクリ?モルタル?)に埋め込まれている。

床面から10cmも掘れない。砕石5cm+コンクリ5cmの計画だったが、だいたい2-3cmくらいしか打設できそうにない。というかすでに地面がカチカチなんだけど砕石必要?よくわからないので、砕石でだいたい平らにして、コンクリを2cmくらい打設することにした。これで良いのかすらわからない。

お役御免になったワイヤーメッシュ。コンクリートのスペーサーも不要になった。。

型枠を作る

地震とかでひび割れたら嫌なので外壁から3cmくらい離して打設します。ちなみに、奥にある茶色の外壁から3cmくらいの範囲はカチカチの地面ではなく土でした。

型枠完成。転圧タンパーもお役御免になったので記念撮影。杭として役に立っているの茶色外壁沿いにある3本のみ。ほかの杭はカチカチ地面に刺さらず、単なるスペーサー兼L字金具の役目となった。

砕石をひく

カチカチの地面があるので砕石の必要性が分からないが、上面が少しドーム状になっているのでなんとなく地面を水平にするために砕石を置いてみる。

水準器で見る限りだいたい水平になった。

コンクリートを流し込む

購入したドライ生コンという製品は1kgあたり150mlの水を混ぜるらしい。1袋20kgなので3L。が、水を量るすべを用意していなかった。バケツぐらいあれば良かった。。とりあえず目分量で。

コンクリを混ぜ混ぜ中

ドライ生コンとやらを混ぜ混ぜしていて気づいたのが、ツライ。午前中に屋内の作業して、昼から倉庫を分解して、400kgの砕石とコンクリを駐車場から運んだ身体にとって、この混ぜ混ぜ作業は死ぬほどツライ。なめてた。。
でもすでに後戻りできない(休憩できない)ところまできてしまった。
ここからは完全に苦行。写真を撮る余裕すら無い。何となく参加してみたフルマラソンの6km地点くらいの気持ちの中作業を続ける。

で、、出来た。もう、勾配とか全くちゃんと出来ていない。単にコンクリを流し込んだだけ。とにかくツラくて。勾配調整は後日仕上げ塗りしよう。モルタルとかやればきっとらくだと思う。たぶん。

とりあえずコンクリを流し込んだ形。勾配調整は後日モルタルで。

~1日目終了~

勾配調整から完成に至る過程はまた来週。

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