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フリーランスデザイナーがスタートアップ企業に転職した振り返り

ツクリンク株式会社のデザイナー SUGIRYUです。
今年もあと僅かとなりましたね、この一年は皆さんにとってどんな年でしたか?
私は初コロナに罹患し、体調がガタガタと崩れ、苦しい日々でした。
(身体もそうですが、仕事もチームに負担を増やしてしまった件が)

フリーランスデザイナーの頃は、クライアント重視・納品優先でしたので案件が重なろうがスケジュールは中々動かせませんし、体調崩して休めない常に働き詰めでした。身体を休める時は大体病院のベットの上(入院)。それに比べると現在の環境は非常に有難いかと思います。

企業に勤めて1年9ヶ月経つのに「自身の振り返り」した事が無い為、書いてみました。


フリーランスから事業会社に転職した直後

数ある企業の中から「ツクリンク株式会社」にご縁があり2023年3月に転職しました。

入社直後、想像を遥かに超えた「本人確認(ekyce)」機能追加案件に対し、UI/UXデザイン担当をさせて頂きました。
今思い出しても前職経験が無ければ、対応できる内容では無かったかと思います。
結果として、何とかやり切りました!

プロジェクトに関わった方やデザインチームの支えもあり、何とか。
↑この時点でHPがゼロに

企業に勤めるのも久しぶり且つ事業会社は初だった為、これが普通なのか?
と出鼻を挫かれます。

レビュー恐怖症と克服

「レビュー」という概念は現在の会社に転職して初めて知りました。

「校正」とか「添削」とか「赤入れ」とかは慣れているのですが、レビューって?「デザイン品質を高める」行為らしいと

非常にありがたい仕組みですし、本当であれば喜ばしい事かと思います。

ただ、初めての行為で施策のデザインにコメント数が多く付いては、全てが「MUST(必須)」に見えてしまい、終わりの無いチームの言葉一つ一つに恐怖を感じ、時に「この施策は本当にお客さんに届くの?刺さるの?」との葛藤で更に精神がすり減っていきます。

友人などに壁打ちをして貰い、レビューがデザイン品質を磨く「原石を磨いて輝く石に持っていく行為」と教えて頂いた事で、心は軽くなりました。

どう解釈するのか、確認も含めてお互いに向き合い方が大事な事です

議論が的外れでチームと会話が成り立たなくなり、孤立した

あくまで私の場合ですが、サービスのドメイン知識不足もありチームに馴染もうとしたり役立ちたいという思いの結果、空回りして自滅した感じです。

これが昨年の私。

逃げずに自問自答が私の良い所

逃げるのは簡単ですが、「転んだら、唯では起きない」のが私。
大きく発散した後は自分自身に「問いては、試して」「反省点みつけたら、改善してまた試す」自分アジャイルを繰り返す事で、何とか気持ちを切り替えられました。

「こんなデザイナーいるのか?」と思う位、自分を追求してしまう癖があり、フリーランスの時では得られなかった成長がツクリンクに勤めた事で身に付きました。

振り返ってみて

いい意味で思っていた事と違いました。
デザインだけでなく経営や事業コンサルなど色々な帽子を被り、一人で対応してきました。一人狼の様な動き方では孤立しますし、「1→10」「1→100」になる訳でもありません。

各分野のメンバーと一緒に動く事で、1馬力が何倍馬力にもなるので、そこは企業に勤める醍醐味かもしれません。

試して失敗しても次がある

フリーランスでは次は無いので、実質仕事を失います。二度目が無いのです。そういう意味では試せるって贅沢だな〜と常々思います。

「安心して力を発揮できる」
なので、他部署横断案件作ってみたり、越境1on1してみたり、他社のデザイナーと接点を作って点と点を結ぶ事をしてみたりと、色々と試させて頂きました。

そういう「試せる」環境で、自身と事業「成長」に立ち会ってみませんか?


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