鹿児島旅行1日目
鹿児島旅行に行きました。知覧にどうしても行きたくて、鹿児島県観光サイトを見ていたらあちこち行きたくなり、遅めの夏休みがてら10月の平日に4泊5日で行きました。
鹿児島県観光サイト、とても見やすくて良いです。
11:30羽田空港発の飛行機に乗り、いざ鹿児島へ。
鹿児島へは13:40着。空港は割とご当地感薄めなよくある地方空港という感じ。
飛行機の席の隣がスーツの男性だったのもあり、平日なのでビジネスマンが多いのかと思いきや、手荷物受取に寄ると、修学旅行の高校生と思しき若者集団に遭遇しました。なるほど。
鹿児島市内へ向かう高速バスに乗り込み、鹿児島中央駅へと向かいます。ここまで鹿児島らしさを探すも、あまりピンとくるものを見つけられずにいたのですが、高速道路で黒豚を乗せたトラックとすれ違い、鹿児島だ……! とようやく実感しました。
鹿児島中央駅で降りて周囲を見回すと目に飛び込んでくるのは観覧車!
駅に観覧車があるとか聞いてない。すごい。この観覧車は夜にはライトアップされ、目立って目印にとても便利でした。
鹿児島中央駅近くのシルクイン鹿児島に2泊宿を取ったので、まずは大きめの荷物を預けます。天然温泉と鹿児島中央駅からの近さに魅力的で予約したのですが、目論見通り鹿児島中央駅からまっすぐ少し歩くだけで着くので便利でした。
鹿児島市維新ふるさと館まで徒歩15分だったので歩いて向かいます。
維新ふるさと館は元は大河ドラマ館だったのか、西郷隆盛と篤姫中心の歴史の紹介となっていました。
新選組が好きな人間なので、普段味わう明治維新の物語とは別の角度から見た説明となっており、少々面食らいました。
個人的に、そこまで西郷隆盛にも篤姫にも興味がないので、薩英戦争後に薩摩藩がイギリスに留学生を派遣したサツマ・スチューデントについての説明が一番興味深かったです。国禁を犯してイギリスの商船で留学に向かった薩摩藩士がいたというのは初めて知りました。
維新ふるさと館を見終えたら、天文館に向かいます。お目当てはしろくまです。
氷にかけられたミルクが甘さが全面に出ていて美味しいものの食べ飽きそうな味ですが、トッピングの果物によって味が変わる絶妙な代物となっています。
飛行機に乗るのがギリギリになってお昼を食べ損ねていたのでソフトクリーム付きのレギュラーサイズにしてしまいましたが、凍えました。温かい飲み物を追加注文して暖を取ろうとするも、なかなか温まらず、そそくさと店を出ました。
天文館をぷらぷらと歩き、天文館チケットセンターで翌日の知覧行きに備え、指宿・知覧のったりおりたりマイプラン2日乗車券を購入しました。
2日乗車券だと鹿児島中央⇔知覧まで行けるのでとても便利です。
ちなみに鹿児島中央⇔特攻平和観音まではバスで1時間〜1時間半くらいで片道1180円なので、鹿児島中央と知覧を往復するだけで元が取れるとてもお得な乗車券となっています。
この時点で17:00過ぎだったのですが、まだ明るいので、西郷隆盛像と鹿児島城御楼門を見たく散歩します。天文館からは15分ほどです。鹿児島市内、徒歩15分間隔で見どころがあるのかと思えてくるくらいです。
鶴丸城(鹿児島城)の御楼門は2020年に再現されたものらしくとても綺麗でした。
石垣についての説明が堀沿いに複数あり、熔岩を使いやすい地理上、石垣にも使われていた、など、興味深い内容が多く面白かったです。
夕飯には鶏料理をぜひ、と、鶏の刺身をいただきました。近頃は、鶏の生食は正直健康的には避けるべきという意見をよく見かけるので、少々びくびくしながらでしたが、なかなか美味しかったです。もちろんその後も元気に過ごせました。
ただ、鶏料理は居酒屋に多いので、一人旅とグルメ旅の相性は割と良くないな、と思いました。それほど大食漢ではなく、どちらかといえば少食寄りの普通に食べるタイプなので。また、しろくまを食べた直後なのも良くなかったですね。
翌日の朝が早いので鹿児島中央駅のバスターミナルで知覧行きのバス停をチェックしてから、翌朝の朝ご飯をコンビニで調達し、宿に帰りました。鹿児島中央駅、若き薩摩の群像なる銅像があって、さすが薩摩だと思いました。
鹿児島中央駅、ファミマとローソンがたくさんあってだいぶ栄えています。
お宿のシルクイン鹿児島で温泉に浸かって早々に寝ます。