Bラーオフ会動画を見て:これ、上手いこと「バーチャルカンパニー」に応用できない?という希望的観測。
今回はゆるく行きます(笑)
最近、Bライフのパイオニア・吉田克也さんの作業動画を見ながら寝ています。
克也さんの動画は、余計なBGMが入っておらず、また声も心地よい。
工作機械の切削音でなければ、私はかなりの確率で寝落ちすることができます。
そんな克也さんの動画を拝見していると、2022/10/1に実施された「かずひろ作業オフ会に参加しました」というタイトルの動画がアップロードされていました。
これは、同じくBライフを実践しているyoutuberのかずひろさんが、自分の住環境で実施したオフ会のようで、「みんなで作業する」形だったようです。
そこで、参加された皆さんが持ち場を与えられて(自分で申し出て??)、作業を依頼しあって助け合って…という様子。
取材も入ってインタビューを受けたりしながらだったようですが、緩やかであるのに非常に生産的で、なにより克也さんの「二級電気工事士」としての立ち回りも素晴らしい内容でした。
…で、ある程度見たところでふと「この仕組み、Bライフ資本主義として応用できるんじゃないか?」とひらめきました。
例えば、近い(ように思える)仕組みにココナラやメンバーペイなどのスキルやノウハウで収入を得るものがあります。
しかし、もっと緩くプロや得意な人に頼む、もしくは来てもらうことができるようにすれば、新しいサービスが柔軟に生まれるシステムになるのではないか?と思うのです。
リモートオフィスやメタバース上の「バーチャルオフィス」ならぬ、「バーチャルカンパニー」のようなものができるのではないか?と。
ココナラやメンバーペイなどは、自分で企画して仕事の依頼を行うという形ですが、バーチャルカンパニーは少し違います。
仮想自社内にある分野に得意な人が何人かいて、仕事を依頼しあうことで持ちつ持たれつ仕事を進める…こうすることで、まず金銭のやり取り・フローをその場ではっきりさせます。
日本の企業の特徴の一つとして、時間管理による賃金体系であることが言えます。それは、月末の振込日にならないとあらかたの手取りが見えないデメリットがあります。
(これは、日本人の労働生産性が向上しない理由でもあるのですが…)
しかし瞬時に金のやり取り(コストと利益)が判明すれば、月の儲けから納税額が計算しやすくなります。
そして、専門分野の見識がある人が担当するので、より具体的な・素晴らしい中身のアウトプットになるなと思います。
要は数年に一回ある配置換えで、ゼネラリストになった人に仕事を頼むみたいな、会社あるあるが無くなります。
そして、これは希望的観測に過ぎないのですが…「無駄な打ち合わせが減る」「ペーパーに打ち出して実施する作業が減る」と言うことではないかと思います。
Bライフを過ごしている方は「頼んでみて駄目なら仕方ない」という基本的な概念をお持ちです。また、意思決定が1人で済みますので、度重なる仕様変更や上の意思確認が…のような組織あるあるではなくなるのです。
またこの仕組みであれば、1回頼んだ仕事のメンテナンスでまた同じ人に依頼をかけることができます。
それも、見ず知らずの人に依頼をかけるしかない既存のシステムとは違うでしょう。
現状一番近いのは、slackで仕事の話を共有している個人事業主の集団…なのかもしれません。
そこにQR決済などのシステムを入れて、手軽に金銭のやり取りを行う。
定款と就業規則・各種規程さえ用意しておけば、個々人は契約書を作ったりせずに仕事の依頼を回すことができる…
あくまでざっくりした考えなのでうまくまとまっていないのですが、緩い気持ちで・緩い仕事をお願いできれば、これは理想的なBライフの・Bライフにおける資本主義構造になるのではないかと考えます。
ただし勘違いしてほしくないのは、これはあくまで「外部」すなわち「通常の資本主義社会」からお金を持ってくるためのシステムと言うことです。
節約主義のBラーの皆さんの中でお金を回しあったら、立ちいかなくなります(笑)
また、もっと具体的な話を考えないとなぁ…。