夢のような話が夢で終わった話
「今度立ち上げる法人の役員として、先生も一緒に仕事しませんか?」
そんな話を頂いたのも、ちょうど帝国ホテル大阪の話が来た時と同じ時期でした。
「役員?顧問?」
毎月、決まった金額の収入が安定して頂けるという、これもまた夢のような内容だったのです。
子供3人引き取って離婚を経験し、生活費や教育費を稼ぐ為に、長年介護の仕事をずっと続けて来ました。
将来的な事も考えて占いの仕事へと主軸をシフトして行こうと思っていたので、自分の夢が早くも現実的になって来たと感じました。
「これで好きな占いを自分のペースで鑑定しながら学んでいける」
ところがこの話は冬に入る頃には突然白紙に戻ってしまいます。
2024年5月26日に拡大発展の星、木星が双子座に入った事で、世の中的には「双子座」っぽい事が約1年に渡って色濃くなっているわけですが、ここで一つ問題があります。
ラッキースターである木星が、双子座では「居心地が悪い」事なんです。
木星本来の力が、発揮しにくい状態にあるのです。
木星の「まぁ良いやん!ともかくやってみたら?やらなきゃソンソン」みたいなノリに対して、双子座は「知性の星の水星が支配星になるので、「それは確かな情報のもとで行われているのか?」と、水を差すようなイメージなんです。
なので、私は鑑定していて「5月末からの1年は、良い事もダメな事もあるけど、トライアンドエラーと思って、失敗を怖がらないでやったら良い」と伝えていました。
かなりショックではあったものの、星のイタズラなのか?
夢のような話は「夢」になってしまったわけです。
ただ、この話で繋がったご縁がいくつかあり、そこから良いお仕事に発展した事もあったので、全部が全部無駄に終わったわけではないのです。
とは言え、そもそもこんな話が舞い込んで来る事自体が、今までに無い流れではありました。
2024年の夏は、私にとっては「大きな運気の渦」に飲み込まれるような時間だったのです。