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自分の過去と星の配置を検証する
西洋占星術を一通り学んだ後、まず私がしたことは、過去に起きた「大きな出来事」をスマホの写真から思い出しながら年表のように書き出したことです。そして、その時に特徴的だった星の配置をノートに書き写していきました。
1番大きかったのは「離婚」
私の結婚生活は最初から困難の連続で、夫婦でそれらを乗り越えて来たものの、当時働けない夫と子供達の教育環境を考えて、「子供達の未来」を最優先する為に「離婚」を選びました。
一見、「大変な状況」と思えるこの時期、私は「ジュピターリターン」を迎えていました。
「ジュピターリターン」とは、ネイタルチャート(生まれた時の星の配置→出生図)の木星の上に、トランジットチャート(今進行している星の配置)の木星が重なる時を言います。
木星が社会の星である事から、何かしら「チャンス」が起きるイメージがあります。
木星は「拡大発展」を表す「吉星」で、射手座の私にしたら支配星でもあり、今から思えばこの時に手にした「自由」が「今の私」をもたらしています。
経済的な負担と「夫を見捨てた」罪悪感に苦しみながらも、手にした「自由」は何にも変え難いものでした。
私の月星座が蟹座にある事から、ついつい「家族中心」になってしまい、しかも柔軟宮のグランドクロスを持っていたので、振り回されっぱなしの人生だったんです。(まぁ、その傾向は今でもなかなか抜けませんが)
元夫と子供達3人は四属性の不動宮にそれぞれ太陽があるので、私がその中をぐるぐると回っているイメージです。(笑)
ジュピターリターンによって手に入れた「自由」、そこに私自身が向き合って「責任」をとって来たのが過去の12年間です。
「やるべき事」に向き合い、身を削りながら働き、社会の中で揉まれに揉まれた毎日でした。
12年間の中には7年周期の天王星の動きによる変化も実感しました。
「破壊と再生」の冥王星も去年の11月に完全に水瓶座入りしています。
本格的な「風の時代到来」と言われた時期になります。
そして今年は「夢とビジョンの星」海王星が牡羊座入りし、「変革の星」天王星は双子座入りします。
若干テーマと時期がズレながら、それぞれの分野で大きく運気が変わっている最中なのです。
次のジュピターリターンを迎えた時、私は「私自身」が問われる流れに入って来ていると感じています。
過去を検証した事で、未来の予測がより現実的に感じられるのです。
その時に「辛い」と思われた「離婚」も、今となっては「前に進む一歩」であった事が実感できます。