真の日本人とは何か④

「真の日本人とは何か」、第四話!!
こんなタイトルで④まで書けてしまう私はすごいです。お酒って怖いですね。今どき、真の日本人!、なんて言ってる人いるんですかね。よくわかりません。そう考えると、ネトウヨは別にして、こういうことを恥ずかしげもなく言ってた西部邁さんはやっぱりすごいです。説得的でしたし。でも、私もやっぱりすごい。あー私はきっと西部さんを超えてます。だって、誰かが超えないと西部さんが悲しみます。私は姜尚中さんにもパワードされて、お二方を止揚し、ついには神へと上り詰めたのだと思います。やはり私はそこらへんの雑魚とはちがいますね。さすが私はクリシュナの器です。

ではさっそく行きます。今回は投資について話します。
このシリーズ、英国の経験論を語るところから始めましたので、これも英国の経験論哲学つながりです。で、これまでのおさらいをしますと、この英国の経験論がそもそも保守思想の起源で、自由主義思想の起源でもあります。で、これが行動主義を生んでしまい、人間の道徳心を食い物にするようになった。

そういえばあれも同じですよ。ゲノム編集。私の言ってることわかりますかね?道徳哲学から生まれた経験論が暴走を始めて人間を食い物にしはじめ、環境を食い物にし始めてるって話をしてるんです。自然科学の発展からゲノム編集への流れの話はいろんなところでさんざんしていて、もうめんどくさいのでしません。ゲノム編集されたものを食ってる人はバカですし、ゲノム改変ワクチンなんて打ってる人はキチガイです。ただ、ゲノム編集技術は、これもステルスで、様々な食品で使用されてるので、日本人はもうちょっとしっかり考える必要があると思います。

④でしたいのは経済評論家の山崎元さんの話です。
少し前にnoteでサルトルの話をされてるのをお見かけしまして、ああ、やっぱり実存と向き合ってこられた方(正義を志向してこられた方)なんだと感じました。お亡くなりになられたというニュースを見たときは、本当に驚きました。山崎さん、嘘付きばかりの業界で唯一まともな方だったのではないでしょうか。私は投資をしないのですが、この業界で唯一山崎元さんにだけは良いイメージを持っていました。

私、山崎さんから素晴らしい教訓をいただいたことがあります。私、大学の時に村上龍の小説を読んだことが切っ掛けで国際金融に興味をもって関連書籍を読みまくってたんですけど、たまたまその頃に山崎さんの本だったかコラムだったかを読んだ時に、「理解できないものは買ってはいけない」と書かれていて衝撃を受けたことがあります。

その時、へえ、日本にもソクラテスいるんだあ、って思いました。
無知の知って、一見なんだかあまりにも当たり前に感じてしまうので、ほとんどの人は素通りしてしまいますよね。多くの人は哲学のエッセンスに接したときに、「ん?こんなの当たり前じゃないの?」って思ってしまいます。これが哲学の難しい所で、一番の参入障壁だと思うんですけど、投資でもまさに同じことが言えて、一番大事なことを素通りしてしまう人がほとんどで、本当に重要なことに気が付かずにカモられてしまいます。いや、気が付かないようになっているんです。だから、山崎さんの意思を受け継ぎ、ここでちょっとだけ、正義という観点から金融商品の投資について語ってみようと思います。

まず、この業界も基本的に嘘付きしかいないので、全員嘘つきだと思って疑って入るべきです。だからこそ、「理解できないものは買ってはいけない」わけです。これは絶対の真理です。軽く考えてはいけません。そらから、リスク商品はあなたが絶対にもうこれで投資をやめる、って決めるまでは損益が確定しない恐ろしい商品だということを知っておべきです。お酒とか、そういうたぐいの恐ろしい麻薬と同じです。多くの人は、勝つとやめられなくなるし、負けてもやめられなくなる。言ってる意味わかります?本来、手を出しちゃいけない物なんです。これは最近お酒でも言われてますよね。中毒性があるんです。これ以上はめんどくさいので詳細は割愛します。

インデックスとかETFとか、なんでもいいんですけど、字面にだまされないように注意しないと、どれだけ安定している商品に見えてもリスクはあるわけで、例えばあなたが定年するころになって大暴落してしまったら、意味ないんです。ということで、リスク商品は絶対に手を出してはいけません。私は絶対に買いません。指数連動型の商品も含め、絶対に買いません。そもそも私はシュンペーターをイカサマ師だと思っているので、経済成長によって株が上がるということ自体に否定的な見解を持っていて、まあ、普通の人とは若干そもそもの投資態度が違います。金融の話は、やっぱり経済の話と繋がっているので、興味がある方はしっかり経済学から勉強されると良いと思います。

以前は効率的市場仮説というインチキ理論が凄く流行ってたんです。でも、今は行動ファイナンスの時代で、これは上でも説明したように、人間の非合理性(本性或いは道徳)に付け込む金融テクニックです。で、この分野もマーケティングにおけるマーケターと同じで、勘違いをしているクッソ頭の悪いアナリストとか、クッソ頭の悪い専門家が沢山いるんですけど、非合理性というのは、これはそもそもは人間性であって、バイアスというのは、科学的合理性と人間の本性との差異です。つまり、人間の側から見れば科学がバイアスなんです。言ってることわかりますかね?もう、わからない人は素通りします。バカはやっぱり死んだ方がいいです。ロボットになってるから、それが分からないんですよ。バカみたいに詰め込み勉強しかしてないロボットが増えすぎてしまって、人間のほうにバイアスがあるように見えるんです。本当に、バカとしか思えないです。そんなやつら。

で、私は流動性重視です。要するに、普通預金です。全部です。結局リスクを考慮しながら突き詰めて考えるとこうなるんですよ。そういえば、会社の関係で少しだけ確定拠出年金で運用してる商品がありますが、全部定期預金です。これは60歳まで下ろせないので、仕方なくです。だから、毎月、手数料分だけマイナスがでます。ふざけた話です。でも、これはマイナスがでてもいいんです。そもそも、退職金をリスク商品で運用している人はバカです。

私は今の時代、ETFやら指数連動型も含め、個人で投資なんてやってる人はどうにかしてると思います。カモられますよ、知識があってもなくても。行動ファイナンスってそういう意味です。それから、これくらいは知ってると思いますが、日本市場は完全に官製バブルですので、iDeCoとかNISAとか、聞こえのいいキャンペーンで誘導されないよう注意したほうがいいです。日銀の失策の尻ぬぐいをさせられるだけです。で、どうしてもあれこれやりたい人は、FXで通貨分散させると良いと思います。レバレッジをなるべく低くして、通貨を分散させるんです。ポイントは、儲けようとしないことです。これで国際情勢にも興味が出きますし、いろんな意味でリスクをヘッジできるようになります。資産運用で大事な事は、資産を守る視点で、極力流動性を確保しておくことです。これを肝に銘じて下さい。

おわり


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