真の日本人とは何か③
ここでステルスマーケティングについて書いてみようと思います。
所謂、ステマです。すでにいくつかステマに関する記事を書いておりますが、保守思想とか哲学的観点から記事を書いている一方で、ステマがどうのこうのという記事を書いていることに奇異な印象を持たれた方がいるかもしれませんが、これらは繋がっています。
分かりやすい例として、「牛丼シャブ漬け」問題を取り上げましょう。これは、数年前に、どこかの大学で講師がマーケティングの講義をする際に、牛丼シャブ漬けという発言をしてしまったことで、それがSNSを介して炎上してしまい、テレビ等でも取り上げられて大騒ぎになったという問題です。簡単に言うと、保守的な味覚(認知バイアス)に付け込んで中毒にしてしまおうという話です。あの時は勇敢な女性が声を上げましたが、社会がこの問題を構造として捉えることが出来ずに、単に企業の問題として処理されました。
で、あの時もどこかで記事にしたんですが、この「牛丼シャブ漬け」のような手法は、今はどこの企業でも使っている最悪のステルスマーケティングで、本来なら即座に禁止にしないといけないようなものです。すでに説明しましたが、これは英国の経験論から生まれた行動主義に根差していて、要するに、科学的に、帰納的に人間の行動パターンを把握して、人間の本性を認知バイアスと見なして食い物にするマーケティングです。つまり、資本主義の自滅を促している自滅のマーケティングです。
とても簡単に言うと、これは人間の道徳心を食い物にするマーケティングで、道徳心がある人ほど損するわけです。もう完全にクラッシャーなわけです。徳を積んだ人ほど損するなんて最悪です。それで、私はいつも行動経済学の文句を言っているんですが、日本人ってなんでこんなに頭が悪いんだろうっていつも思います。コロナワクチンが登場した時に、医者や専門家が出てきて打て打てってやってましたけど、それと全く同じで、行動経済学が出てきたた時も、素晴らしい素晴らしいってみんな言ってたんですよ、クッソ頭の悪い日本人は。
これ、戦争マーケティングから生まれた人を騙す手法です。要するにですね、これが戦闘民族であるアングロサクソンの経験論的帰結なんです。で、これに気が付いてるチョムスキーなんかは思想家の立場で怒り狂って文句言ってるわけです。だって、資本主義も共産主義と同様に、結局のところ全体主義でしかないわけですからね。結局のところ経験論的な正義論も屁理屈だったわけです。覇権主義丸出しの屁理屈だった。彼ら、結局のところ民族主義者なんです。
それで、これ、明らかに市場の失敗ですから規制が必要なんですけど、例えば今はやりの生成AIなんかと同じで、敢えて規制しないんです。早い者勝ちみたいなところがあるからです。サンマと同じです。規制が必要なのにしない。サンマがいなくなっても、中国人が悪い!朝鮮人が悪い!と言っておけばクッソ頭の悪い日本人を余裕で操作できるからです。こういうのは非常に日本人らしいです。要するに、マーケティングやってる日本人もクッソ馬鹿だし、カモられる日本人もクッソ馬鹿なので潰し合ってるんです。でもあれですね、道徳的な人々がカモられるのは問題だと思います。私はそういう人たちが気の毒で傍観できないです。
普通の脳みそのある方なら、このままでは社会が立ち行かなくなる、社会を家畜の檻にしてしまうだけだってすぐに直観できるんですが、日本人は詰め込み勉強しかしてなくて脳みそが耳から垂れてるような人間しかいないので、これを直観できず、コロナワクチンを打ちまくりながら、カネくれカネくればかり言ってこういうマーケティングをやるんです。で、行政が何をやってるかというと、本当にやってる感を出すだけの規制です。今やってるステマ規制も、ステマは本当はどうでもよくて、インフルエンサーの脱税が気に入らなくてやってるだけでしょう。今はオレオレ詐欺が合法なんですよ。表面的に規制してるだけです。
で、私はあまり小難しい話は本当はしたくないんですけど、こういう社会の到来は既にボードリヤールやフーコーが予言していたのに、一般の人々に警鐘として伝わらずに、クッソ頭の悪いマーケターと呼ばれる連中が何をしているかと言いますとね、たとえばボードリヤールの論点をパクってそれをブランディングとかわけのわからん騙しの手法に改変して認知バイアスマーケティングを使って売り込んでるわけです。それで、別に買う必要のないものを買わされる。ブランド品を消費させられるわけです。これ、本質的にそもそもフェイクなんですよ。
最近は、マーケティングのための哲学とか、イノヴェーションを起こすための哲学とか、哲学を武器にするためにどうしたらいいかみたいな所謂ハウトゥー本みたいなのが沢山でていて、クッソ頭の悪い日本猿らしいなと私は思ってほほえましく傍観させてもらってたわけですが、コロナワクチンの市場投入に際してもそういう手法が多用されているのを見るにつけ、流石、ナチスと同盟結んでた虐殺民族の末裔だなと思います。本当に倫理観が皆無です。私はそんなことやってる連中は、満鉄調査部とか731部隊の末裔だと見なしています。でなきゃこんな倫理観の無いことは普通はできません。これで日本人の8割がカモにされたわけですから。
ただ、8割がカモにされたっていうのは注意深く見なくてはいけないと私は思っていて、これはアレントの言葉を借りれば、打ってしまった無知で従順な8割が全体主義の実行者でもあるわけです。被害者でもあり、加害者でもある。結局、詰め込み勉強しかしてないような自称高学歴のバカを社会に送り込みすぎて、また戦前の日本みたいになってしまっているわけです。医者がワクチンを打て打てやってるのは、これ、森鴎外と同じです。マーケターは、そうですね、辻政信みたいな感じです。
私は何でしょう。戦前は、幸徳秋水とか宮武外骨とか、或いは小林多喜二とか芥川龍之介とか、物書きにまともな人がいて、でも結局、全体主義を止めることは出来なかったわけですが、今はもっと酷くて、物書きにジャーナリズムの欠片もありません。ていうか、自称ジャーナリストに詰め込み勉強しかしてないクッソ頭の悪い高学歴が多くて、基本的にどっかの広告代理店でマーケティングしてるようなゴミ連中と大して変わらないので、もうだめでしょうね。
なぜなら、私がこういうことを言っても、結局心に響かないんです。あーこの人いいこと言ってるな、と思って自分の扱ってる商品とかサービスを売り込むために観点を道具化することしかできないんです。いや、どうかな。この考えはちょっと悲観的過ぎるかもしれませんが、でも要するにですね、ちゃんと10代の若い頃に実存の揺らぎを経験できてない人は、直感的に本質をつかめないんです。夏目漱石なんかはこれで、芥川龍之介との差は実存で、その深さなんです。当時はデカンショの時代でしたが、今はもう、なんていうか、そもそもそうさせないような教育システムになってるわけです。正義感とか、道徳心って直感的なもので、ロボットにはこれが何なのかまったく理解できないんです。理解できないんです。理解できないということがもう理解できないんです。あーだめだ。もう日本は多分ダメだと思います。ロボットみたいなクッソ頭の悪い高学歴がうじゃうじゃ多すぎて、もうだめだと思います。私は本当に日本人を相手にするのが嫌で、朝鮮人になりたいと思っています。
おわり