労働組合支部のワークショップ腹案
趣旨説明
現状
支部代議員が支部には10名程度いますが、踏襲的に若手が担い参画意識は低く実態として”選挙やイベントの手伝いや組合誌の回覧”などしかやっていません。近年コロナでイベントもなく、中央組織方針で次世代育成が各支部求められていますが進んでいないのが現状です。
目的
入れ替え時期に伴い”初顔合わせで対面でワークショップを実施”します。
役割の明確化、教育を手や頭を動かし理解してもらうことを目的とします。
ワークショップの詳細
https://www.youtube.com/watch?v=_llgvlYz8CA
上動画を参考に4つの要素を入れます。
①非日常性
お通夜会議でなく、全員参加し一発言は事前に用意してもらう形式を取り意見を出してもいい雰囲気を醸成します。
②民主制
支部長などが権威性を出して指示する形式でなく、任期2年で何をするか全員参加で決定します。
③協同性
一人がリーダーシップを発揮して進めるのでなく、協同性を重視して意見収集を第一優先とします。各職場の現状は各代議員が一番詳しいはずなので、しっかりと現状を聞きます。
④実験性
答えが不明なものにも取り組みます。取り組んだら確実に効果が担保される無難な施策だけでなく、効果が出るかわからないがやってみたいことにもチャレンジします。
具体的進め方
上図の横方向階層のPPスライドを用いて、私が司会をしながら支部代議員の思う職場の問題を一人ずつ聞いていき、その場で加筆し疑似的なKJ法をやります。KJ法はブレインストーミングの一つで付箋に意見を出した後にカテゴライズして整理します。このスライドでは組合問題・会社問題・労使問題と3つにすでにカテゴライズされているので、意見を聞きながら司会の私が整理します。
上の記事のMECEをベースに考案しています。
このワークショップを通じて、支部代議員に自身の役割や組合や会社の解決する領域を理解していただき”正しい意見の出し先”を理解してもらいます。
意見を一巡させたところで会議は終了し、その後はワイガヤで先輩代議員や新任代議員の話す場とします。建て前的話でなく本音を話せる場として機能するように気を付ける一方で、教育ニーズも探ります。
次回予告
今回は労働組合のイベントの腹案を記事にしました。
個人的にはワークショップと組合活動はシナジーがあると思うので記事にしました。
次回はおすすめのYoutubeチャンネルを紹介したいと思います。