がんサバイバーのENGLISH JOURNEY#1 オンライン英会話を始める
こんにちは、yatch(やっち)です!
今回は私が英語の勉強を始めたきっかけから、初回のレッスンまでの話をお送りします。
英語の勉強を始めようと思った理由
2022年6月から始まった7カ月間の乳がん治療の中で、抗がん剤治療を受けた3カ月は最も辛い時期でした。吐き気の副作用は無かったものの、体から怠さが抜けない日々が続き、家で過ごす時間が多かった時期でもありました。Netflixで配信されていた【ギルモアガールズ】は辛い時期を支えてくれた作品です。ローレライを演じたローレン・グレアムの英語が凄く早いけど格好よくて、ルークの店の様なアメリカのダイナーに行ってコーヒーを飲んでみたいなと思うようになりました。
それまでの人生でも少しだけ英語の勉強をした時期がありましたが、それはとても消極的なものだったと思います。留学やオンライン英会話にずっと勇気が無くてチャレンジ出来なかった私は、せっかく拾った命、自分の人生でもう一度【英語】に向き合ってみようと思い始めていました。
海外の人と意思疎通出来るようになって、一人でも外国人の友達を作ってみたいなと。
丁度YouTubeで自己啓発的なチャンネルを見ていた事もあり、あるチャンネルで【そういう人はいつまでもボタンを押さない理由を作っている。考えている間にボタンを押して】と聞いた時すごく衝撃を受けました。
正に私の事だと!!
そして突然体からすごく力が沸いてきたのを今でも覚えています。
そこからすぐオンライン英会話の体験レッスンの予約とChat GPTの登録をしました。
選んだオンラインスクール
2023年の5月から、ようやく念願だったオンライン英会話をクラウティで
スタートしました。
クラウティを選んだ理由は
①月謝が安い
②フィリピン人講師はフレンドリーな人が多いらしい
③教材のレベルが優し目
と、様々な点でハードルが低く、チャレンジしやすかったからです。
大人の学び直しでオンライン英会話を始める方の中で、クラウティを選ぶ方はそんなに多くないと思います。家族で分け合えるのを売りにしているだけあり、キッズやその家族が多いような印象があります。
私はクラウティでオンライン英会話をスタートして、結局10か月お世話になりましたが、初めてのオンライン英会話スクールがクラウティで良かったなと思っています。
それは私の語学力が低いというのもありますが、会話に慣れておらず、たどたどしい英語でも忍耐強く聞いてくれた先生が多かったのが本当に救いでした。
あと、大体3・4か月くらいのペースで訪れるモチベーションの低下時期にも、一生懸命励ましやアドバイスをくれた先生達に出会えて、結果、何とか10か月続ける事が出来ました。
初めてのレッスンを受ける
初めてのレッスンでは、トピックサポート付きの優しめのフリートークの中から<Family>に関する質問が5問程書かれている物を選びました。
レッスン時間が25分しかないので、とにかくレッスンを止めて先生に迷惑だけはかけないようにしようと最低限の予習をして臨みました。
【質問の答えを日本語で考える⇒英文に直してみる⇒分からないところはChat GPTに添削してもらう⇒すらすら言える位まで練習する】
という流れで。
初めてのレッスンは自分と同年代くらいの女性の先生を選びました。
先生の写真とプロフィールを見て、穏やかで優しそうな先生を選んでみたのですが、初回に選んだこの先生は、人生初のオンライン英会話にはピッタリの先生でした。
平日午後の昼下がりに爽やかな風が吹いたような緩めの空気感でレッスンはスタート!
「お昼に何を食べましたか?」というクラウティお決まりの質問も、最初は不意打ちだったので緊張しながら「ご飯とみそ汁です」と答えていました。
「それだけ?」と聞かれても「自分の分だけわざわざ作るのは面倒で…」が言えなくて「Yes!…」とだけ言って黙っていると、「私もランチに卵焼く事もしたくない、暑いしね!」と、すかさず先生からのサポートが!
その一言にとても共感しながらも、ボキャブラリーが足りないので「Yes! Yes!」と興奮しながら伝えました。
初めてのレッスンは、先生の英語が5割位しか聞き取れず、何か言われても「Yes」以外の反応が出来ないという情けないレベルでした。
でも、オンライン英会話を通して小さな国際交流の1歩が踏み出せたような気がしてとても嬉しかったです。
大袈裟かもしれませんが、積もりに積もった自分に対するフラストレーションがスーッと消えていくのを感じ、水を得た魚の如く生きている喜びを感じたレッスンとなりました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。