統計検定データサイエンス発展 合格体験記
はじめに
2022年8月に統計検定データサイエンティスト発展に合格しました。
本資格の取得を検討されている方に少しでもご参考になればと思い、
合格に至るまでの勉強内容や思ったことを共有したいと思います。
試験内容概要
数理、統計、AI、python、情報などから広く浅くといった感じの内容です。
詳細は下記公式サイトの出題範囲表で確認できます。
公式サイトリンク
https://www.toukei-kentei.jp/exam/grade12/
関連のありそうな自分の事前知識レベル
・G検定
・統計検定2級
・Pythonエンジニア認定基礎試験
・理系である
使用教材
なし
勉強方法
現状対策テキストや模擬試験はないようでしたので、対策をどうするか悩みましたが、出題範囲表の語句でわからないものがあれば簡単にネットで調べるというのを一通り行いました。
私は特にアルゴリズムの知識はなかったのでその辺りを重点的に確認しました。
実際受験してみて、多分野にわたり広く浅くの内容でしたので専用のテキストが作り辛いのかなと思いました。
とにかく範囲が広いので、事前の知識レベルに応じて、高校数学、線形代数、AI、python、統計、情報あたりで不足していそうな知識の基礎を学ぶとよいかと思います。
勉強時間
5時間程。
受験までの流れ
試験はCBT形式で、指定された会場の中から各自予約をとって受験するものとなっており、決められた試験日はないので会場が埋まっていなければいつでも受けられるものになっています。
申し込みページリンク
https://www.toukei-kentei.jp/apply/other-grades-apply/
試験本番について
試験時間は60分で問題は約30問となっており、時間に余裕はないので、1問に悩みすぎないようにした方が良いと思います。
問題の内容については、数理が結構多くて大事な気がしました。行列計算、確率や場合の数を答えるもの、SPIの非言語問題のような問題もありましたので、数学が出来ればそれだけでかなり点数を稼げると思います。
分野が広いので各分野毎の問題数は少なくなっており、統計の知識を使う問題も少なく、統計が特に重要という感じでもなかった印象です。ただ、数理っぽい問題でも問題文に統計の用語が出てきたりするので3級程度の知識があり意味が理解できれば問題ないかと思います。
あとは倫理系の常識的な感覚で解ける問題も一定数ありました。
電卓は持ち込み可でしたが、一問くらいしか使いませんでした。
さいごに
以上、本資格の取得を検討されている方に少しでもご参考になれば幸いです。