液化水素の体積
みなさん、こんにちは。
理系の世界へようこそ(笑)
さて、早速本題に入ります。
液化水素って知ってます?
水素ステーションや水素自動車(有名なのはトヨタのミライ)でご存知の人も居ると思います。
その水素ですが、水素を利用する際はガスとして使用するのが一般的です。
しかし、その水素を運搬する場合、ガスで運搬するともの凄く大変です。
(超大きな風船を運ぶイメージ)
そこで、水素を液化させて、運搬する体積を極力小さくしてあげます。
水素の融点はー259℃。
つまり、この温度以下にすることで、水素ガスが液体になります。
(簡単に言うと超冷やす。)
その中でガス→液体にすると、
体積は1/800に成ると言われています。
これを実際に解いてみましょう。
液化水素の密度は0.0709㎏/L→1㎏あたりにすると
1㎏-液÷0.0709㎏-液/L-液≒14L-液/㎏-液
水素分子量は2㎏/mol
14L-液/㎏-液 × 2㎏/mol=28.2L-液/kmol
22.4Nm3/kmol ÷ 28.2L-液/kmol = 0.794Nm3/L-液
1Lの液化水素体積に対し、0.794Nm3の水素ガス体積
単位を統一すると
1Lの液化水素体積に対し、794NLの水素ガス体積
約1:800となりますね。
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