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育児休業と上司と私

みなさん、こんにちは。

2021年に第三子が生まれると言うこともあり、約3.5ヶ月の育児休業を取得しました。



育児休業に対する考え方

私自身、第一子、第二子が誕生した際は、
「育休?取っても何も手伝えることないじゃん。
 出産に立ち会って、1日、2日も一緒に居れば十分。
 それ以上休むと仕事が貯まるし、年休も余ってるから、育休なんて不要でしょ!」

とまぁ、昭和の考え(悪とは言いませんが)でした。

と言うことで、第三子が生まれる際も、育休のの字も頭にありませんでした。

思想を変えた出来事

そんな中、予期せぬ転勤辞令と友人の死、妻からの一言により
青天の霹靂が私に落ちました。

予期せぬ転勤辞令と友人の死は別コラムで記載出来ればと思いますが、
そんなこんなで上司に
「育児休業を半年取得したい!6ヶ月を3ヶ月、3ヶ月で分割取得させてください!」

上司への相談とパタハラ

と思い切って相談しました。
40歳半ばの一次上司は
「そうか。わかった。先ずは業務分担をどうするか話をしよう。
 二次上司にも一緒に話してみようか。」

と、親身になっていただき、こちらの要望も最大限考慮してくれました。
「なんて良い上司だ。私もこのような立場になれば、部下にこう声を掛けてあげたい・・。」
そう思いました。

そうして50歳前後の二次上司に同じ話をすると。。
目つきが急に険悪になり
・妻の里帰り出産は検討しないのか?
・実家の両親がこちらに来れないのか?
・周囲に育児休業を取得した人はいない。
・育児休業で今後の昇進に影響する可能性があるが、それでも良いのか?
・今後、周囲から目を付けられるが、いいのか?
・育児休業を取得するしか、解決策はないのか?
・これらの話を聞いても、本当に6ヶ月間の育児休業を分割して取得するのか?

気持ちを絵に表すとこんな感じ(笑)

とまぁ、完全なパタハラを受けました。
今思うと、二次上司世代は第二次ベビーブームの世代。
ゴリゴリの会社人生を歩んできており、会社に骨を埋める覚悟で今のポジションがあるという世代です。
とうぜん、家事/育児は妻任せ。
従って、男性育休に対しても「なにも出来ないじゃん」とコメントがありました。
(とうぜん「何もしてこなかったから、何が出来るか分かっていないんじゃないですか?」
と、面と向かっては言えなかったですが、、w)

そう言った上司の立場、周囲の環境などを考慮しながら話し合いをするのは非常に辛く、精神的にもイヤになってきました。


結局、その後、面談は2回実施され、二次上司と三次上司の間でも相談されたとのことです。

私の軸

当時の私は(今もですが)、ある出来事があり、昇進欲は全くありませんでした。
会社への貢献や昇進欲、承認要求よりも家族との時間を大切にしたい。

結局、管理職試験を間近に控えていたこともあり、
育児休業を取得したものの、3.5か月間の取得となりました。

その後、会社は育児休業を積極的に取り入れていく方針となり、
今では「上司は部下に育児休業を積極的に取らせよう!」
などと言っています。

たった数年でここまで事情が変わるんですね。

当時は「育児休業」と「育児休暇」は言葉が違う。
「休業」つまりは「業」。
父親だって、母乳をあげること以外は何でも出来る!!

そう思って毎日を過ごしていました。

それでは今日はこの辺で~。
皆さん良い一日を~!(^^)!

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