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オーシャンS 展望

◇傾向
中山1200mは基本的に前傾戦になる事が多く、
このレースでも前半は大体33.2〜33.7秒位で流れてます。
今回、逃げ馬らしい逃げ馬はテイエムスパーダくらいしかいないですけど、最近は行き脚がつかない事も多く、もしかしたら初速の違いでペアポルックスが逃げるかもしれませんが、激しい先行争いはしないと思いますし、無茶苦茶なハイペースにはならないと思われますので、例年通りの前半ペースだと予想してます。
また、開幕週という事もあり、先行馬有利ではあるんですけど、差し馬もたまに台頭するレースである為、一概に差し不利とも言えないのですが、今回のメンバーを見ればちょっと低調な馬達ばかりなので、例年通りにスピード型を狙って予想していきたいと思います。スピードが問われる舞台ので、大型馬(490以上)は好走率が高いです。

◇血統傾向
特にこれといったのはなし。
強いて言えば父が非サンデー系、またはサンデー系でも主流ではないもの。

厩舎成績
この舞台は斎藤誠厩舎がダントツで優秀。
ただ池江厩舎も中山は得意で勝率は高い。
今年はステークホルダー、ママコチャが各厩舎からスタンバイ。

注目馬(簡単に)
ママコチャ
近走、成績は下降気味でありますが、セントウルSでは向かない舞台でも斤量57キロを背負ってトウシンマカオと0.2秒差。
夏馬説がある馬ですけど、12月の阪神カップでは先行馬が苦しい展開の中、メンバーレベル高めのところで勝ち馬と0.2秒差の5着。
今回のメンバーレベルを考えれば明らか自力上位、後半力が問われる舞台よりは前傾で傾れ込む方が得意としていて、舞台適性は高いと思います。スプリンターSを勝ってるんで当然なんですけど、普通に買える人気馬。
ピンク枠とか冬は苦手とかで騒がれて単勝人気は落ちてきてほしいと願ってます。

ステークホルダー
母がワイスインナムーンという事で成績通り中山1200mの前傾戦は得意舞台。  
中山1200mは3戦3勝の上がり馬で今回が新金石の1戦な訳ですけど、脚質的にこれはちょっと嫌いたいのと条件戦でも圧倒した履歴も無いので、個人的にちょっと人気し過ぎでは?と思います。
鞍上も魅力で舞台適性は高いのですが、相手強化の今回では流石に厳しい感があるので想定通りの人気なら迷わず消し。

ペアポルックス
これは前回のレース度外視したいところ。
前走は馬場を苦にしたところと、稍重にしては前半が速かったことでの凡走だと考えてます。
今回は極端に前半が速くならないと予想してるので、馬自体の能力は高い訳ですし、前傾戦での好走履歴はないのですが、対応できる範囲であると見ます。
ただ、適性的な部分は見劣るので、人気確実ですし、悩ましい1頭です。
色々な差引でステークホルダーと比較すれば、こっちが有利というか強いと思います。

ウイン2頭
4.5人気も基本的に差し脚質なので狙いずらく、
開幕週の馬場を含めて穴で考えるならこの2頭かなと。
ウイングレイテストは函館SS前半33.4秒を先行して2着で前傾戦による適性は示しており、函館SSも特段レベルが高かった訳ではないですが、今回のメンバーはママコチャ以外のレベルが低調すぎるので、あの時ぐらい走れれば馬券内には来るのではないでしょうか。
鞍上は横山武史で個人的にうまいとは全然思わないんですが、惰性で傾れ込めばいいので、それならこの鞍上は割と得意な方かと。
ウインモナークは前傾戦で走った履歴はないですが、極端に前半が速くならず、前後半のラップ差があまり無ければ対応可能ではと予想してます。
血統的にも去年ワンツーしたビックアーサー産駒なのも魅力。
脚質的にも開幕週の馬場は合いそうですけど、馬の能力を考えればギリ3着くらいではないかと思ってます。適性はあると予想してるので、あとは枠次第か。

てか、ピカリナはシルクロードSじゃなく、素直にこっち出てれば良かったんじゃ、、

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