白と黒3



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〜 都内某所 〜

男「よし、揃ったな。では、始めようか」

男の声で会議が始まった。
そこに集まっていたのは、会社の専務や取締役のような重役風の男が6名とアジア系の外国人が5名の計12名だった。

讃渓専務「まず、ウチからの報告です。今回、ブツを回して回収した資金になります。合計1億5000万の売上です。」 

男「ふむ、なかなか上々じゃないか。」

次に口を開いたのは韓国人風の男だった。 

日清不動産社長「私の流した、チャカはどうですか?」

男「うん、なかなか使い勝手が良いよ。日本人にも扱いやすい代物だ。ありがとうMr.K」

K「お役に立てたのなら光栄です。syu」

syu「他に報告がある者は?」  

男2「例の3人組とはいつ頃に合流出来るの
ですか?」

syu「それについては、向こうの準備が整い次第、我々と接触する予定となっている。」

男2「分かりました。」

syu「他に質問のある者は?」

男3「私から良いかな?syu」

syu「貴方は、島崎電工の…」

ken「ここでは、kenと呼んでくれ。」

kenは島崎電工(島崎グループの子会社)の専務執行役で、彼の会社は主に防衛産業分野に特化しており最近の装備で例を挙げるなら…
〔対戦車ミサイル R&K212〕やAK47をライセンス生産し自衛隊向けに製造した〔AKJ47〕
などの小銃を作っている。

syu「では、ken 我々が発注した分の武器の製造はどうなってますか?」

ken「現在、7割が製造完了している。今週末には全て仕上がるはずだ。」

syu「了解、お願いします。最後に皆に伝えておかなければならないことがある。公安は元より最近、防衛省情報本部内で発足した情報6課が我々をマークしている。くれぐれも注意して動いてくれ。それでは定例会議を終了する。」

syuのその言葉でその場にいた全員がそれぞれ部屋を退室していく。


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〜防衛省 情報本部長室〜

???「なるほどぉ…現在、調べた段階では彼が1番怪しいのね」

次郎「まだ確定ではないし俄かに信じがたいんだけど…信じるしかなさそうだね鷹野さん。」

三四「んもぉ、次郎さんったら…ここでは鷹野陸将補よ…」

次郎「すまない、まだ慣れなくてね…ネズミについてはどうするんだい?」

三四「こう、まんまと潜り込まれたのは癪ねぇ…いいわ、泳がせておきましょう。」

次郎「分かったよ。情報は逐一報告するよ。」

三四「お願いねぇ」

コンコン

三四「どうぞぉ」

1人の小柄な女性自衛官が入室してくる…
彼女は確か…通信統括課の萩村 スズ 2尉だ。

スズ「失礼します。通信統括課の萩村です。」

三四「あら、スズちゃん どうしたの?」

スズ「部長、"スズちゃん"は辞めてくださいって言ってるでしょ!」

三四「良いじゃなぁい、減るもんじゃないんだし。それより、ネズミの通信履歴の方はどうなってるのかしら?」

スズ「はい、それなんですが。監視対象に対して非通知で1日に数件やり取りをやっている事が分かりました。発信元はどこも電話ボックスで追跡に時間がかかってます。」

三四「そぉ…なかなかしぶといネズミだこと」

スズ「同感です。早めに対処しないと乗っ取られてしまいます…」

三四「いいわ、いざとなれば特殊情報保全隊(SITF)を出動させるわ。強硬手段になるけど日本が危機に陥る前に手を打つしかないわね。」

次郎「彼らの出動自体は避けたいけど、相手がその気なら仕方無いようだね。」

三四「あ、そうそう。次郎さん、新設された
6課の動きはどうなの?」

次郎「現在、国内に潜む国テロ組織になりうる連中の調査をしているようだね。」

三四「そぉ…また、進展があり次第教えて頂戴。スズちゃんも異変や不可解なことがあればすぐに教えてね。」

次郎「了解!」

スズ「分かりました!」

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〜情報本部 6課 捜査課〜

柊甫「よし、各自定例報告を頼む。」

理樹「はい、現在調査中の準国際テロリスト組織〔ウィザード〕ですが、主要メンバーのうち
1人の面が割れました。」

柊甫「本当か!誰だ?」

理樹「はい、え…」

私は直枝2尉を遮り、報告した。

ゆり「それについては、私から」

柊甫「頼む」

ゆり「はい、まずはこの写真を。」

ゆりが一枚の写真を全員に配布した。

柊甫「!!」

理樹「…!!」

玄武「ッ!」

元警視庁組は驚きを隠せていなかった。
そんな事もお構いなしに私は報告を続けた。

ゆり「私の部下からの報告では…小林大河
(本名)"小島大輝"がテロリストのメンバーである事が分かっています。」

柊甫「よりにもよって、小島が…」

理樹「小島は確か、僕たちが捕まえて牢屋に入れたハズでは…」

玄武「逃げ出したって事ですかい?」

柊甫「いや、脱獄したならニュースで大々的に取り上げられるだろ…しかし、表沙汰にならずに尚且つ脱獄できたと考えると…看守を含めてテロリストに加担していたこたになる…」

理樹「統括課長に報告しましょう!」

玄武「そうですよ!」

柊甫「まぁ、待て早まるな小島以外にも元自がいるかも分からんからな…もう少し調べてから報告しよう。」

理樹「しかし、まさか小島が…」

柊甫「直枝2尉、君の気持ちは分からんでもないが、我々は捜査のプロだ不用意に動くのは得策ではないな」

理樹「そうですね…すいません。」

柊甫「いいさ、報告は私の方からやっておくから。捜査に戻りたまえ。」

理樹「了解」

玄武「了解」

ゆり「了解…」

課長に言われた通り捜査を続行した結果…
小島の他に川口、塩見がそれぞれ脱獄し加担していることがわかった…

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〜警視庁 公安部 外事4課〜

昼休憩時、私と舞先輩は沙都子のいる外事課のフロアに来ていた。

舞「沙都子ちゃん少しいいかしら?」

沙都子「なんですの?舞さんに梨花?」

舞「いいから、ついて来て。」

舞先輩は私達を給湯室へと誘った。

〜給湯室〜

舞「ここなら誰も来ないわね。沙都子ちゃん、外事4課ではどんなネタが上がってるの?」

梨花「先輩、それは…他言出来ないはずでは…」

舞「時間がないの…こちらもとんでもない情報を仕入れてしまったのだから…」

沙都子「分かりましたわ…本来はお教えする事は出来ないのですけど…自体は急を用しますわね。単刀直入に言いますと…情報本部の新設されたという噂の課が…きな臭いですわ。」

舞「やはりそうなのね…私の方でも個人的に探りを入れてみたけど、そこに行きつくのよ。」

梨花「他に何か分かってる事はないかしら?」

沙都子「恐らく、ゼロも掴んでいる情報だと思うのですけど…6課に国際テロリストと思わしき人間が潜伏している事が分かりましたの。」

舞「それは、誰なの?」

沙都子「すみません。そこまではまだ分かりませんわ…」

舞「そう…ありがとう 助かったわ沙都子ちゃん」

沙都子「いえいえ、これぐらいお安い御用ですわ。」

梨花「また、何かあればお願いするかもしれないから…ごめんなさいね沙都子」

沙都子「良いんですのよ梨花、私と梨花は幼馴染ではありませんか」

梨花「そうだったわね。ありがとう沙都子」

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〜警視庁 銃器対策部隊SiCO〜

太一「つまり…奴が国テロメンバーである可能性があるんだな。」
 
???〔そうです、私の勘が正しければ頻繁に連絡を取り合っている事の辻褄が合います。〕

太一「そうか…俄かに信じがたいが…よし、分かった。引き続き内偵を頼む。」 

???〔分かりました。失礼します〕プツッ

樹「彼女は何て?」

太一「やはり、彼女の中では奴が国テロメンバーである可能性が高いらしい。しかし、その証拠となる確たる情報が無い。」

樹「むしろ清廉潔白すぎるってか?」

太一「ああ…むしろ、白すぎる。絶対に何かあるぞ奴は」

樹「俺もそう思う、やから祐介に調べさせてるけど…課が違うから接点もほぼないらしい…」

太一「仕方ないさ、ウチは捜査課、高崎は潜入工作課?だったっけ?」

樹「ああ…いざとなれば、俺たちが…」

課長「先走りは容認できないね。熊岡君」

樹「課長ッ お疲れ様です。」

太一「お疲れ様です。」

課長「うん、お疲れ様。話を戻すけど君が行ったところで状況が打開されるわけじゃない…こんなこと言うのもアレだけど…」

樹「いえ、事実なので構いません。」

課長「それに、この課の創設メンバーである君たちが居なくなるのは痛手だよ。」

樹「すいません。」

課長「君が過去に辛い思いをしたのは分かる…あの事件は確か現場に出てたんだよね?」

樹「はい、銃器対策部隊とSITの合同突入班として現場に居合わせてました。」

課長「確か被害者の男の子が事件後搬送されて亡くなられたんだったね…」

樹「はい…」

太一「樹、お前が気に病むことじゃない。アレは…不慮の事故やっただけなんや」

課長「そうだぞ!熊岡君、いつまでもクヨクヨしてちゃあの子に示しがつかないだろ。シャキッとせぃ!」

樹「はい、ありがとうございます。」

課長「で、何か進展はあったかね?」

太一「はい 私の部下が内偵した結果、奴が1番怪しいと言う結論に至りました。」

課長「ふむ…信じがたいがこれが事実なんだろう…よし、分かった。(ゼロ)に消させる前に私たちで何とかしよう」

樹「そうですね。」

太一「分かりました。」

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〜情報本部 6課長室〜

僚一「分かりました。そうですね 注意するに越した事はないですね…はい、失礼します。」ガチャ

私は受話器を置いた後に、ため息を吐いた…

まさか、彼が国テロメンバーである可能性があるとは…信じられない。だとすれば…今の電話やここでの会話は盗聴もしくは盗撮されている可能性があるな…何かいい手は…彼は賢く頭もキレる…プライベートも監視されていると考えて間違い無いだろう…厄介だな。

priririri

その時、私のスマホに着信が入る。
画面を見ると…〔樹〕
旧友からの連絡だった。

僚一「はい、もしもし。間島です」

樹〔久しぶりやね。僚ちゃん〕

僚一「久しぶり、珍しいねお前から電話をかけてくるなんて。」

樹〔実は、僚ちゃんに確認したいことがあってね。恐らくその部屋は盗聴もしくは盗撮されている可能性があるから特定の質問をした時にだけ、はいorいいえで答えてくれ。〕

僚一「分かった。」

樹〔俺の部下を6課に内偵させたんやが、国テロのメンバーが潜伏している。〕

僚一「なるほど…」(やはり、鷹野陸将補の言っていた事は確かだったか…)

私は、盗聴されている事を踏まえて相槌はそれらしい雰囲気で打った…

樹〔その男は…賢く頭もキレる〕  

僚一「うん、そうだね。」

樹〔よし、今のところ目立った動きは無い。〕

僚一「そうやなぁ…分からないが…」

樹〔了解、やはり証拠は掴めてないみたいね
よし、分かった。今は泳がせている状態か?〕

僚一「うん、今のところ何も無いけど…」

樹〔了解、ありがとう。また連絡するわ〕

僚一「うん、こちらこそありがとうね。それじゃ…また」pi

タイミングよくかかってきたと思えば、警察でも彼をマークしていたか…となると樹は公安の人間?いや、公安部なら直に連絡はしてこない筈だ…となると、公安以外の部署があるのか。
共同で捜査したいが、彼にもその情報が伝わってしまう可能性がある…どうしたものか…

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〜内閣府調査室(別班)〜

???「千里くん、外務省の方はどうだ?」

朱音「はい、今のところ。動きはありません」

???「ふむ…外務省の情報課でも目立った動きは無いか…次、立花…いや、音無くんだったな。法務省から何か情報は来て無いか?」

奏「法務省のサーバーにハッキングして、調べた結果がこちらになります。」スッ

???「ん? 小島、川口、塩見が釈放されている?確か、数ヶ月前の小6男児誘拐監禁事件の主犯格だったよな?」

奏「そうです。判決はそれぞれ小島が懲役10年、川口、塩見が8年だった筈です。それを、表沙汰にせず野に放ったと言うことは…」

???「警察もしくは刑務官に裏切り者が…」

朱音「前原課長、一刻も早く…」

圭一「分かっている…待ってくれ。」ピッピッ

そう言うと 前原課長はどこかに電話をかけた。

圭一「もしもし、内調別班の前原です。外事担当課長を…あ、もしもし 内調の前原です。ご無沙汰してます。はい、ええ…その件で、はい
お願いします。事態は急を用します。はい、失礼します。」ガチャ

数分後…電話を終えた課長は先程よりも神妙な顔つきだった。

朱音「どうしました?課長」

奏「まさか、我々はこの件から手を引けと…?」

圭一「これ以上の情報収集は我々だけでは不可能だ…よって、公安に協力を要請した。」

奏「なるほど」

朱音「それで、今後の動きは…」

圭一「まぁ、待て…そろそろか」

ピリリリリリリ

その時…一本の電話が鳴った

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〜防衛省情報本部〜

ゆり「直枝2尉」

私は廊下で件の人物を呼び止めた。

理樹「ん?君は確か仲村さん」

ゆり「実は確認したいことがありまして、少し時間よろしいですか?」

理樹「うん、いいよ?」
  (なんだろう?)

私は直枝2尉を連れて、倉庫に来た。
 
ゆり「ここなら、盗聴も盗撮もされずにお話することができます。」

理樹「君も、勘づいてたようだね…」

どうやら、今のキーワードで先程得た情報が確かなものに変わった…

ゆり「はい…直枝さんもお気づきだと思いますが。国テロメンバーの1人と思われる人物が、この情報本部に潜伏していると言う情報を得ました。それがこの人物です…」

理樹「やはり…」

ゆり「お気づきだったんですか?」

理樹「うん、薄々とね…ただ、本当に信じられないよ。同じ現場を経験して同じ釜の飯を食べてきた仲なのにね…」

ゆり「心中お察しします…これは早く手を打たないと日本という国が危機に瀕します。」

理樹「ところで、君の正体は…?ただの海上自衛官じゃないよね?」

ゆり「それについては…」

???「ったく…相変わらず君は詰めが甘いな。ゆり」

声がした方を振り向くと高崎1尉が立っていた

ゆり「高崎1尉ッ」

理樹「お疲れ様です!」

祐介「そんな、堅苦しくならなくて良いよ。」

理樹「潜入工作課の高崎1尉が…なぜここに?フロアが違う筈では…」

祐介「ゆり、安心しなよ課長と先輩、池脇警部補から許可は貰ってるよ。」

ゆり「あ、ありがとうございます。」

理樹「池脇警部補?どういうことですか?」

祐介「混乱するのも無理はない、直枝君、君はゼロと言う組織を聞いたことがあるか?」

理樹「はい、噂程度ですが…正式名称は
警察庁警備局警備企画課、主な任務は全国警察公安部の作業指導…しかし、裏ではその作業者を使って日本に危害のあるテロ組織を追っている…とまで」

祐介「それだけ知ってれば十分だよ。ついでに付け加えるなら…対象の捜査のためなら手段を選ばないね」

理樹「てことは…あなた方は…ゼロ?」

祐介「まぁ、そう話を急くな。俺たちはゼロじゃないそれは公言できる。俺たちは…
警視庁警備部銃器対策部隊諜報課〔SiCO〕」

理樹「〔SiCO〕ですか?聞いた事ないですね…」

ゆり「我々〔SiCO〕
 Special information COMONDは
警察庁の〔ゼロ〕と違って公の部隊ではありませんからね。我々の存在を知っているのも先輩や課長、一部の警察幹部のみです。」

祐介「そういう事、俺達は秘密裏に動いている諜報員って訳だ。」

理樹「大体話は読めました…つまり、対象の身近に居るから動向を探れという事ですね?」

祐介「話が早くて助かるよ…我々ではどうしても追えない部分もあるのでな…」

理樹「仕方ありません。わかりました…」

祐介「くれぐれも、勘ぐられないように動いてくれ。何かあれば、ここにかけてくると良い」

そう言って高崎1尉は番号の書いたメモを渡してきた…


理樹「了解しました。直枝2尉、諜報活動任務に着手します。」

祐介「危険な任務だが君にしか任せれない。」

ゆり「よろしくお願いします。」

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〜警視庁銃器対策部隊諜報課〜

太一「課長、ゆりが協力者との接触に成功しました。高崎も確認してます。」

課長「よし、後は他の協力者も獲れれば…
ゆり君良くやってくれた。」

樹「課長、外事4課に動きがありました。」

課長「何だと?沙都子君は何と?」

樹「沙都子からの情報によれば、国テロ組織と思われる主要メンバーが日本に入国したとの情報を得ました。」

課長「何!?奴らめ…ぬけぬけと…メンバー全員をリストアップしろ!」

2人「了解ッ」

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〜情報本部 部長室〜

三四「そう…わかりました。ええ、検討しておきます。失礼します。」ガチャ

次郎「間島くんかい?」

三四「ええ、どうやら6課でも国テロメンバー日本入りの情報を仕入れたようね。SITF(特殊情報保全隊)の出動要請も検討しておいてほしいと…」

次郎「う〜む…難しい判断だね。内部に爆弾を抱えていると不用意に刺激するような物は送り込めないからね…しかし、仮にSFを出動させてネズミがどう動くか…」

コンコン

スズ「失礼します。緊急を要する事案がありますので直に報告させて頂きます。」

三四「スズちゃん、何かわかったの?」

スズ「はい、まずはDIHに潜伏しているネズミについてですが…先日、都内のある場所で韓国系、中国系マフィア及びDCやPCの重役達と会合していた事が分かりました。その会合メンバーを捉えた写真がこちらになります。」スッ

そして、彼女が見せてきた写真にはとんでもないものが写っていた。

三四「え…?」

次郎「まさか…彼の他にもう1人裏切り者が…」

三四「1番、裏切る可能性が低い子なはずなのに…直枝君が聞いたらショックで倒れそうね…」

 

そこに写っていたのは…
情報6課所属の松原2尉だった…



       
         続く…





    

        

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