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MBTIで○○だから、心理機能の○○劣勢なんだ!と言ってる人がやたら多い
※以下はGPT君の回答だよ。
確かに、SNSやネット上では「自分はMBTIで○○だから、心理機能の○○が劣勢(または弱い)なんだ!」と言う人が多いです。しかし、このような捉え方には注意が必要です。心理機能やMBTIについての理解を深めるには、以下の点を知っておくことが重要です。
1. MBTIは単純な「強い・弱い」ではない
心理機能に「優勢」「劣勢」という用語が使われますが、これは単に「得意・不得意」といった意味ではなく、心理機能がどのような役割で働くかを表しています。
優勢機能(Dominant Function): 最も自然に使える、核心的な機能。
劣勢機能(Inferior Function): 無意識に抑圧されやすいが、重要な成長のカギとなる機能。
「劣勢だから弱い」という単純な話ではなく、むしろ意識に上りにくいが、ストレスや成長の局面で重要な役割を果たすものです。
例:
ISTJの劣勢は外向的直感(Ne)ですが、ストレス下では無意識に突飛なアイデアを出したり、危機感から現実的な枠を飛び越えた考え方をすることがあります。
2. 劣勢機能=完全に欠けているわけではない
多くの人が誤解している点は、「劣勢機能=完全に使えない」または「弱点そのもの」という考え方です。しかし実際には、劣勢機能は無意識に存在し、時には非常に強く表れることもあります。
劣勢機能は本人が無意識的に活用している場合もあり、特定の状況では強烈に表出することがあります(例: 強いストレス下や極端な状況)。
成熟することで劣勢機能を徐々に意識し、バランスよく使えるようになるのが理想です。
3. ネット上のMBTIの「お手軽解釈」の問題
ネット上のMBTI解釈は、非常に簡略化されていることが多く、以下のような誤解を助長しています:
「劣勢機能=できない部分」
MBTIの16タイプを「4文字の型」としてだけ捉え、心理機能の背後にある深い意味を省略している場合がほとんどです。
例: 「INFJはSe劣勢だから、運動神経ゼロ!」というのは極端な解釈です。現実にはINFJでも身体的感覚を鍛えたり、楽しむことは十分可能です。
「○○だからこうに違いない」という決めつけ
「私はENTPだからルールに従えない!」や「ISFJだから新しいことは苦手!」といった極端な結論を出すことがよく見られます。
MBTIは「傾向」を示すもので、「固定された性格」ではありません。
4. 心理機能は「発達のプロセス」で見るべき
ユング心理学やMBTIの深い理解では、心理機能は人間の成長において徐々に発達するものとされています。
優勢機能(Dominant): 幼少期から自然に使い始める。
補助機能(Auxiliary): 青年期頃から発達し、優勢機能を補完する。
第三機能(Tertiary): 中年期以降に徐々に意識される。
劣勢機能(Inferior): 成人後やストレス下で初めて認識されることが多い。
つまり、劣勢機能は成長の過程で磨くべきものであり、「苦手だから放置する」のではなく、バランスを取るために重要です。5. 「劣勢」に囚われると、成長が妨げられる
「自分は劣勢機能が弱い」と決めつけてしまうと、それが自己成長の妨げになる可能性があります。
成長の機会を見逃す: 劣勢機能を活用しようとする試みを放棄することで、自己成長のチャンスを逃してしまう。
自己限定: 「自分にはこれができない」と思い込むことで、新しい挑戦や経験を避けてしまう。
どう向き合うべきか
心理機能をバランスよく見る: 優勢・劣勢というラベルに囚われるのではなく、すべての機能が自分の中でどのように働いているかを観察する。
成長のための手段として捉える: 劣勢機能は短所ではなく、成長の余地がある部分と考える。
誤解を避けるため、正しい情報源を使う: 簡略化されたネット記事よりも、信頼できる書籍や資料に基づいて学ぶ。
個人的には「心理機能の○○劣勢だからダメなんだ!」は自己正当化したがり、その状態を甘やかされたい承認欲求が強い証拠ですね。
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