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これまでの話は「積極的分離論」の統合段階だったらしい

https://youtu.be/KpOtuoHL45Y
ある方の記事を読んでいて、量子脳科学に興味を持ちました。
ただ私はギフテッドに興味がなかったので「積極的分離論」のことも全く知らなかった。とりあえず概要の部分だけ読んでみました。

人間同士を分断しているのは「知能」ではなく「立場」です。
「立場」というのは「物事に対する認識」です。
「物事に対する認識」は「世界に対する理解」に基づいています。
「世界に対する理解」は「自己に対する認知」から生まれます。

「決まった前提」と「決まった結果」しか受け付けない、
これが人間社会の多様性を阻害する主な原因です。

知能の観察は「結果」からではなく、
あらゆる前提に対する「認知」から始まっています。


人間は生まれながら「精神病の種」を持っており、
それが成長と共に発症し、重症化していく。
積極的分離は「自己治癒の過程」である。

これにおける「自己治癒の過程」というのは、負の感情も受け入れる統合段階⇒「自己受容」と概ね同じです。

自己受容が何かというお話は、nanaさんの記事をご覧ください。


それで私がちょっと驚いたのは、「積極的分離論」における「段階理論」です。

以前書いた記事では、朝起きた時に見た「図表(イメージ)」を載せました。これは「段階理論」における五段階とほぼ一致してたのです。

確かに五段階だ……

第三段階は、図表の真ん中のことです。今までの価値観に疑問符を抱くようなものでしょうか。「この状態が長く続いた」と夢の中で喋っていました。
エニアグラムもその一環だったのかもしれません。

これは私の脳内の変化について流れを書いてるのでしょう。
時系列で言うと、右に行くほうが「未来」ということですね。
実際は上のアザラシが脳の絵なのですが、脳の絵よりアザラシのほうが可愛いから(略)

この図の中で、一番左の「本体のみ?」と言ってるのは、左脳(言語野)が発達する前の「赤ちゃん(0~2歳)」の状態に該当します。

このように書いていますが、「積極的分離論」における「段階理論」でも、第一段階は幼年期に起こるとあります。心理学における防衛機制のような一面もありそうです。

そして一番最初に引用した「前提と各レベルの心理状態」という記事ではIQのことについて触れています。

何を言っているかというと、
結局ほとんどの人間はIQテストに対して、
「言われたことをそのまま信じてやっているだけ」です。

①これらの問題を素早く解けば高い点数が取れて、
 それが高IQの証明になる。
②このテスト自体に問題があり、
 それらの問題を見つけられたら高IQの証明になる。

人間は低次視点の①だけを教えられている。
そのせいで高次視点の②に永遠に気づかない。

この本質が見える人間からすると、
点数が高いだろうが、低いだろうが、
どちらも断片的・利己的な視点しか見えない人間に変わりはない。

https://note.com/rainforest_bear/n/n89d09b224bdf

本音を言えば、ギフテッドかもしれないとIQテストを受けて平均よりもスコアが異常に高かったから自分はギフテッドなのだと思う人は、その程度のスペックかなと思っていますが……(私が優秀だと言いたいわけじゃない)

しかし、IQテスト(知能検査)の問題点については、私も記事で指摘しています。

WAIS-Vって知能検査があるじゃないですか。私は受けたことがないのですが、なぜか「数値化」されるのがとてもイヤなのです。真面目に受けたところで、高いスコアが出たとしても、低いスコアで微妙な結果となったとしても、本当の能力の可視化ではないですよね。

私はむしろ「数値化」された評価を気にしすぎてしまうからこそ、違和感を覚えます。そもそも脳は可塑的で、常に変化して再構成されるものです。
学校のテストも同じですが、ある特定の瞬間の状態を切り取って、反映しているに過ぎません。

また、テストや知能検査には「客観的で正しい判断」というバイアスがあります。

数値を気にする人は、「だからこうだ」といろいろ考えたり思い悩んだりします。BIG5で言う神経質傾向が強いのかもしれません。だからこそ、もっと柔軟な判断が必要だと思います。例えば特定の分野だけ得意な人、オールマイティにできる人が存在するとして、なぜそのような特性が現れるのか?という視点にフォーカスしたほうが実用的です。

私が当たり前に思っていた疑問は、世間一般にとっては異質とされるものだった。(高卒認定試験さえ受けなかったのもそういう理由)

だけど母がもしギフテッド(笑)のことを知ったとしても、きっと何も変わらないだろうなと目に見えてます。

だって、特別なのは当たり前のこと。


そう教えてもらいました。


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