上手く話せない症状について思うこと

これに対して私自身の考えを述べます。

知能検査で正規分布より低い(ボーダー)から、上手く言葉で話せなくなる症状が起こるのではなくて、一般的に言われる「知能(IQ)」などとは関係なしに、主に感情面のモヤモヤが原因で適切な言葉を選べなくなる症状が起きる。

結局、掘り下げていけば、自閉症児や発達障害特有の「喋れない」症状も、「分離脳(左脳と右脳の解離現象)」に当てはまるのだろう。

ギフテッドの積極的分離理論というのは、他者からすればただの精神症状や不快感をもたらす衝動的な反応にしか見えない。

さて、知性と賢さと言う概念を考えた場合に
一般的に同一視されがちであるが

知性が高くなると、式を飛ばして答えを出せる
数学的知性が高い人なら
見た瞬間に答えを出せる

一般的にtiが数学的知性が高く、数学者に
INTPが多い
例えば、岡潔さん・高橋洋一さん等が
数学者のINTPに該当するだろう

fiやfeは感情的知性が高い為に、感情に対する
式を飛ばして答えを出せる

しかし、何故そうなるのか説明する事が
出来ないと言う場合がある

https://note.com/clever_moraea587/n/n1e79fd5e5772

ただ一つ言えるのは、その特有の傾向を持つ人の中には「式をパスしていきなり答えを出す」ことが出来るのに、その結果に至った理由が無意識の領域にあるため、ちゃんと言語化して話すことができなくなってしまう。

そして、私は心理機能で言うとFeとSe劣勢であるが、概ね発達障害の傾向がある人は外向機能(スピーカー)ではなく、内向機能(センサー)優勢に偏る。

となれば言語化できない症状には、強いFi(感情的なもの)が混ざっていることもあり、ni, ne, fi, feは右脳=無意識側の機能というのも頷ける。

これは前回述べたINFPにASDが多い理由にも繋がる。Fiは内向機能で、そのままだと相手に伝える能力はないからだ。過度激動(OE)なんてFiの典型だろう。

「式をパスしていきなり答えを出す」才能をMBTI的に言えば、N型傾向が顕著な人でよく言われる「マジカルバナナ」的な連想とも異なる。

マジカルバナナのようにAとBの概念的な共通点を見つけ出すのは、別に一般人でも理解できるレベルであるものが多いが、知性が高いほど「次元が異なる」ため、外向機能が発達していないと本人以外にはわからない現象が起きる。(本人さえわかっていない場合もある)

私個人はMBTIの第1機能~第8機能のように、生まれ持った性質によって、最も使える能力が決まっているという考えに完全には同意しない。

また、内向機能は主に防衛反応のように使われる。その防御態勢が解除されると、外向機能に切り替わる。

おそらくホルモンの変動により、人格(ペルソナ)の能力も変わるのだと思われるが、それは内向機能と外向機能の違いにも例えられる。

簡単に言えば、調子が悪い時は誰でも内向的になって、調子が良い時は誰でもオープンになるから。


(私は寒暖差に弱いので、自律神経にダメージが来ると本当にビックリするくらい言葉を話せなくなったり、まともに考えられなくなる。)

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